2015年12月31日木曜日

2つ折り財布3 型紙調整

作製したサンプルをもとに
型紙を修正、追記します。

折り返しのヘリを何mmにするか、何mm厚の革を使用するかなどを頭の中で組み立てながら書き込みます。

途中出かけたりしたので進みは遅いです。
裁断、組み立ては年明けですね。


ブログをご覧になってくださった皆様、
ありがとうございました。

帰省などで他県ナンバーの車が増えて
危険運転や事故も増えています。
慣れない道ということもあるので
お気を付けくださいませ。

来年もどうぞよろしくお願い致します。


友達の出産祝いの内祝いのカタログで
頼んだものが昨夜やっと届きました。
注文してから待たせましたねぇ。
何を注文したかは後ほど(^∀^)ノシ


2015年12月30日水曜日

2つ折り財布3 サンプル作製  ショルダーバッグ6納品 ルプランジュのシュークリーム

ショルダーバッグ6はお昼過ぎに納品なので
それまで注文を頂いた2つ折り財布を進めます。

 カード入れなどは何個も作っているので型紙作製工程は省略します。小銭入れは久しぶりに作るスナップボタン式なので余った床革でサンプルを作ります。漉きを依頼したときに分割された商品には使用しない革です。


縫いはせずに全部接着剤で接着しています。カードポケットは4ヶ所ありますが、その裏と小銭入れの裏に隠しポケットがあります。1ヶ所に何枚も入れる方でしたので通常よりも数mm幅を広げています。

小銭入れはうまくいきました。あとはパーツごとに何mmの革を使うか折り返しをどうするかを計算します。
 本体裏にもカードポケットがあります。名刺などを入れておくのに便利ということで、この機能もそのまま移します。
 ショルダーバッグ6の納品をしにルプランジュへ行ってきました。作る前はファスナーの滑りを気にされていましたが、エクセラに変更したことでスライダーの動きがなめらかになり喜んで頂けて安心しました。永久保証ですので何かありましたらいつでもどうぞ。

予約しておいたシュークリームを購入して、帰宅後すぐ食べました。食べていると笑顔がこぼれます。
前に伺ったときはバイクだったのでケーキが買えなかったのですが今回は車です。シュークリームだけでなくケーキも購入しました。手前からチーズケーキ、焼きリンゴタルト、抹茶ケーキです。綺麗な色が並んでいると楽しくなります。


2015年12月29日火曜日

ショルダーバッグ6 ショルダーベルト縫い合わせ 完成

ベルト縫いの時間がやってまいりました。

 1mの長さなので準備する糸の長さが4m近くです。ロウ引きしているので絡まりやすく縫うのに時間が掛かってしまうので2回に分けて縫います。縫っているときは終わりが見えません・・・。

縫い終わったらカシメでDカンに留めて完成です。長さ調整金具はお客様希望により付けていません。
 バッグ全体図です。
23×30×12cm
外:ファスナーポケット×1(仕切り有り)
内:ファスナーポケット×1
   オープンポケット×3
革:ミンクル ブロンズ

内側の生地はシャンタンです。ファスナーの開閉方向は左から右へ開くよう揃えています。

明日、お客様へお渡し致します。ショルダーバッグ5ではファスナーの色を派手にしすぎてしまったので今回はどうなるかですね。

2015年12月28日月曜日

ショルダーバッグ6 内生地作製3 本体革との縫い合わせ

生地をミシンでどんどん縫います。

  ファスナー周りは手縫いです。ファスナーポケットの前にオープンポケットを設けています。ミシン縫いの箇所が完了したら袋状に縫います。
 袋状に縫った生地の上部に革を縫い付けます。生地と革の間にファスナーを忘れずに挟みます。一気に縫わずに2回に分けています。
 これで本体と袋が出来上がりました。Dカン取り付け部をカシメで留めておきます。
 接着剤で上部を仮止めし菱目打ち(3mm)で穴を開けます。糸はビニモ#8です。出来上がりが近づくと楽しくなってきます。

この後、長距離縫いのベルトが控えています。

2015年12月25日金曜日

ショルダーバッグ6 ファスナー調整縫い付け 内生地作製2

内生地を本縫いする前にファスナー周辺を進めます。

 いつもなら上止めをはめて務歯を外したテープを折り畳みますが、今回は務歯を外さずにテープを曲げます。


 幅を測り、裏生地と位置を合わせて革を仮止めして縫います。ファスナーはエクセラシングル5号を使用します。
 両端を縫います。スライダーが外れることもありませんでした。この方法は初めてですがうまくいきそうです。
内ポケットなどの手縫い部分が完了したのでミシン縫い部分を進めます。押さえを変えて大好きな『たちめかがり押さえ縫い』をします。

~ミシンの発見~
スイッチを入れていない(フットコントローラーを踏んでいない)ときに返し縫いボタンを押しっぱなしにすると返し縫いをしてくれることがわかりました。便利です。

2015年12月24日木曜日

ショルダーバッグ6 ヘリ漉き 内生地作製

裁断した革のヘリを漉きます。

 もう慣れたもんです。大まかに漉いてから段差を無くすように細かく動かして漉きます。
 Dカン部分です。漉いたへりで中の芯革を巻くように折り返します。他パーツも縫う順番を考慮しながら折り返します。
内生地部分のファスナーポケットです。3号コイルファスナーをセットします。仮止めできる部分まで組み立てます。外側の革も含めて仮組みしたら縫います。

2015年12月23日水曜日

ミシン購入  ショルダーバッグ6 サンプル作製 革裁断

月曜に革を購入した帰りにユザワヤへ。
事前にミシン安売りの情報を聞いていたので
目当てのものを発見。

ネット等で見た価格よりも安く、附属パーツが多数あったので
即決して購入しました。
それで届くのが今日でした。

 基本的な糸の動きは10年前と変わらないので良かったです。もしかしたら型落ちかも知れませんが、気になりません。縫いの種類が70もありますが使いこなせるでしょうか。
 ワイドテーブル、フットコントローラー、ウォーキングフット付きでしたが他にも様々な付属品がありました。押さえだけで5種類あるのにビックリです。ワイドテーブル、フットコントローラー、ウォーキングフットを別で買うと10,000円追加ですからかなりお得だったと思います。
 今まで使っていたものと雰囲気が違います。ライトが電球からLEDに変化したからだけではありません。両手で生地を押さえつつスピードコントロールができることに感動です。ただ、どのメーカーもそうですが、返し縫いのスイッチを探すときに目を離さなければいけないのがやりにくいですね。慣れが一番ですが。
 基本構造はショルダーバッグ5と変わらないので型紙作製画像は省きます。ただ、ファスナー取り付け方法が違うので本番前にサンプルを作製します。
 早速Newミシンを使って縫い合わせます。上下糸が揃っているという当たり前で単純な事に感動します。

サンプル作製も問題なさそうなので革を裁断します。順調に行き過ぎるときは何かしらミスをしている可能性大なので要確認ですね。

さて、これから漉きです。今回もベルトという大物が控えています。


2015年12月22日火曜日

浅草 世界のカバン博物館

漉きを依頼した革などが到着するのは
明日なのでその間が空いてしまいます。
ツーリングに行こうと思ったのですが
ファスナーが必要になりそうなので
再度浅草橋へお出かけです。

ファスナー専門店で色などを店員さんに相談すると
快く応じて頂きました。
他に気になるファスナーがあり『あの革に合わせたら面白いな』と
購入しました。

江戸通りを北上して前から気になっていた
『世界のカバン博物館』を目指します。

 浅草線浅草駅近くですが浅草橋駅からでも15~20分程歩けばたどり着けます。途中バンダイのビルがあり、ウルトラマンや仮面ライダーの像が立っていて「おっ!」と思います。

入館料は無料です。入館したら受付で入館証とパンフレット、アンケート用紙を渡され、エレベーターで7Fへ向かいます。
 まずカバンの年表を見て歴史を知るところから始まります。奥へ進むと動画でバッグの作り方などを学べます。動画で作られたダレスバッグが置いてありましたが意外と作りが荒い気がしました。
 イリエワニ12匹分を使ったトランクです。すごい贅沢ですね。今作ったら何百万でしょうか。他に孔雀の羽を使ったバッグやシマウマの革のバッグなどが展示してありました。民族が使用しているバッグもあり、じっくり見ていたら1時間経過していました。8Fへ行くとスカイツリーとウ○コビル、隅田川が同時に見えます。
博物館を出て革屋へ行って革を探していると店員さんも驚くほど傷も無くデシ単価も安くて目標以上の革を見つけることができました。ラッキーです。

帰りに浅草橋駅前の『豚野郎ラーメン』へ立ち寄ります。男に「豚野郎のお客様」と言われるとイラッとします。何度か入店していますがいつも通りというかタッチパネルでメニューが選びにくいです。他のお客さんもやり方がわからなくて聞いていましたね。

2015年12月21日月曜日

革・資材買い出し 革購入

ショルダーバッグと財布の大まかな必要デシが
計算完了したので買い出しです。

浅草橋へ行きお客様指定の色の革を購入、
漉きと発送をお願いしました。
特殊な色だったので在庫があるか不安でしたが
あってよかったです。

面白そうな革があったので生地と合わせて購入、
そのまま新宿に行ってファスナーを購入し
着々とそろっていきます。

革に近い色のファスナーを選びました。
が、センスの無さは自信あるので不安です。

右が今回購入したファスナーです。色を合わせるなら右ですが面白いのは左のマルチカラーです。
 革屋で購入した革の端をもらったのでファスナーを合わせて確認します。自分専用なら左ですがお客様に確認してもらうのがベストですね。


2015年12月18日金曜日

バイクでベリーショートツーリング to 牛島18  お客様との打ち合わせ

昼過ぎに龍ヶ崎市でお客様と打ち合わせがありましたが
思ったより早く終わったのでそのまま牛島へ直行です。

 メニュー制覇しようと思いましたが特厚を注文。特厚の誘惑には勝てません。歯痛<肉です。肉、小鉢が美味しいのはもちろんですがキャベツも美味しいです。

今のAランチは『黒ブタベーコンクリームコロッケとひとくちヒレカツ』です。
 牛島の後にショルダーバッグを納品しにルプランジュへ伺いました。やはり「年齢に対してファスナーの色が派手では・・・」ということでしたが「町一番の派手を目指して頂くように」ということで納得して頂きました。

また、追加でショルダーバッグの注文を頂きました。ありがとうございます。誕生日に合わせて作製致します。

ショルダーバッグの打ち合わせをしているときにお客様を紹介して頂き、その場で財布の注文を頂きました。ありがたいです。

やはり今使っているものが一番使いやすいものなので同じものをという注文が来ますね。


打ち合わせ終わりにシュークリームを買おうとしたら目の前で在庫全部買われました・・・。エクレアも在庫0です。小梅太夫が頭の中に出てきて叫びましたね。
次回ショルダーバッグを納品する時に合わせてシュークリーム予約済みです。

2015年12月17日木曜日

キーホルダー 修理完了(プルザドットホック)  紅の豚ロックグラス他

ネジを購入しました。

欲しいものが見つからないのはなぜでしょう。
6mmの次は10mmだったので長すぎが気になります。

 はめてみるとやはり長すぎました。6mmではネジが届かなかったのでスペーサーを挟んで10mmを使います。スペーサーは革をポンチでくり抜いたものです。

プルザドットは頭が丸くなっているネジが入らないので三角錐になっている皿ネジか、頭が小さいネジを使った方がいいです。
 何度か開閉したのですが問題ありませんでした。ただ、コンチョのネジ山が削れているので耐久性は確実に落ちています。もしまた外れてしまったら他コンチョに変えた方がいいと思います。
 ジブリショップからメルマガが届いていたので確認すると紅の豚関連の新作商品が売り出されていました。悩む・・・こともなくポチッとな。ロックグラス、皿、ハンカチです。皿、ハンカチはSAVOIAの設計図です。
さっそくロックグラスにウィスキーを注ぎました。イタリア語でアドリア海という意味の『MARE ADRIATICO』と書いてあります。今回は日本のウィスキーをロックにしています。ワイングラスが出たら買うか悩み・・・買います。

2015年12月16日水曜日

キーホルダー 修理開始

お預かりしたキーホルダーを修理します。

 コンチョが外れてしまったようです。『PULL THE DOT』というホックで通常のホックとは違い、一方向からでしか開かない仕組みです。もしかしたら方向関係なく強引に開閉してコンチョのネジ山がやられてしまったのではと推測します。
ネジ穴周辺がやられてしまっています。レザーコーナーのネジを使おうと思ったのですが径が違うためネジ専門コーナーに行って径が合うネジを探しました。

メーカー独自のコンチョは径が合わないのでネジを探すだけでも一苦労です。ネットでは同じコンチョはありませんでした。コンチョを持って行って見つけて購入したのですが家で金具を通して試したら長さが足りません。またホームセンターへGOです。


ようやく歯茎下の膿が出きったようです。
ですが左で噛まないようにしていたせいか
右側が痛み出してきました。
肉食べたい・・・。

2015年12月15日火曜日

ショルダーバッグ5 完成  アメリカンフラワー 完成

完成披露です。

・サイズ 15×30×10cm
・革 ミンクル0.8mm
・ファスナー 外:コイル5号 内:コイル3号
・内生地 シャンタン
・金具 金色統一
 内側は片側にオープンポケットが2つあり、ファスナーポケットの前に1つ長細いのを増やしています。上下止めをはめていないため、端から端までスライダーを動かせます。
 外ポケットは仕切りを設けました。お客様が『スマホにしたらここに入れたいけど、家の鍵と当たってしまう』ということで当たらないようにしました。

やはり気になるのはファスナーの色ですね。お客様に喜んで頂けるか。
 アメリカンフラワーです。花を4つ、つぼみを1つ作り針金に縛り付けてました。上からフローラテープ(茶)を貼り、枝のようにしました。

椿のつもりでしたが山茶花みたいですね。
デジカメの色々なモードを使って撮ってみました。相変わらずカメラの腕はありません。床の間は無いので玄関にでも飾ります。

2015年12月14日月曜日

ショルダーバッグ5 本体・内生地縫い合わせ ベルト作製

本体と内生地を縫い合わせます。

 革と生地の間にコイルファスナー5号を挟んでいます。革に色を合わせたつもりでしたが派手すぎるような気がしますね。店頭では革と同じ色のように見えたのですが。
ベルトも同じ革でということでしたので細長く裁断します。3mmで穴を開けますがピッチが短くなる分、針を通す数が多くなります。1m(1,000mm)なので単純に333回でしょうか。気が遠くなります。

最初は同じ幅の革の両端を漉いて重ね合わせようと思ったのですが、漉く手間などを考慮し片方を漉いて、もう片方を包む方法にします。中の革より1cm(両端5mm)プラスしています。
鉄砲ナスカン(24mm)を使用します。24mmのナスカンを探していたのですが見つかりませんでした。ベルト幅を変えるべきか浅草橋へ行くべきか棚の前で悩んでいたら店員さんが声をかけてくれて、一緒に探して24mmを見つけることができました。小判カンや丸カンなどは24mmがあるのにナスカンは21mmから一気に30mmへ飛んでしまいます。

探して頂いた店員さん、ありがとうございました。すごい悩んだ顔をしていたのでしょうか。品出ししていたから邪魔だった・・・としたら泣いてしまいます。