2017年2月28日火曜日

M&K革講習会用型紙作製

中途半端になっている型紙を人数分仕上げます。

パーツ数は少ないのですが1mm以下でも大きさが違ってくると作品に影響が出てしまうので曲がり具合や幅をキッチリ揃え、パーツ同士の擦り合わせを行います。長さに問題無いか何度も測り、チェックしました。
接着位置の記入や線引き、ホック位置用の中心位置を出したり穴を開けたりと神経が衰弱していくのがわかります。

型紙キットとして売れないですかね。

嬉しいことに定員オーバーの話も頂きました。
初講習で定員増のプレッシャー・・・。
こちらへの期待として頑張るしかありません!

先生をしているイトコからは
『みんなの前で話すリハーサルは何度もやった方がいいよ』と
ありがたいアドバイスが。
よしっ。とりあえずバイクに乗って
ヘルメットの中でリハーサルですね。

2017年2月27日月曜日

ハンドバッグ4 本体・マチ縫い合わせ 完成

マチと本体を菱切りで縫います。

 本体側にだけ穴を開けており、マチ側には穴が開いていません。次に針を通す穴に菱切りを刺して穴を貫通させます。
 貫通させた穴から菱切りを抜くときに左手に持った針を通してから右手の針を通します。この作業を繰り返します。
 片側を縫い終わった状態です。ここまで形ができてくると嬉しくなってきます。
 マチが縫い終わったらファスナーにスライダーを通します。マチ幅に対してスライダーの動きに問題無いか確認します。ファスナーエンドを縫い付け、ハンドルも縫い付けて完成です。
革:馬革
生地:グレース
20×30×11cm
メインファスナー コイル5号
ポケットファスナー 金属3号
オープンポケット 外×1
         内×3
ファスナーポケット×1
内ポケットは片側にマチを付けています。携帯、デジカメぐらいなら出し入れに支障はありません。ファスナー内ポケットにマチは無く、薄手の荷物のみ入れられます。


2017年2月24日金曜日

ハンドバッグ4 上部・マチ縫い合わせ

裏地を貼って周囲を折り返します。

 ファスナーを縫い付けた上部裏側を本体上部に仮止めして菱目打ちで縫い穴を開けます。そのままゴム板を敷くとファスナー部分が邪魔になるので2枚重ねにしました。
打っている間にズレたりするので打つたびにゴム板の位置を確認します。

Dカン部分の縫い初めと終わりは2重に縫い補強しています。シンプルにするためにカシメなどは打ちません。
 底とマチを縫い合わせます。厚みがあると締める力も少し強くしますが、キュッと締まる感じが気持ちいいです。
全周囲に穴を開けてあるのでマチ側面を縫う時は菱切りで穴を開けながら縫い進める予定です。

裏地以外は総手縫いなので時間が掛かります。縫っている間に教室のことを考えながらボ~っと縫うと指に針を刺して血が…。地味に痛いです。

2017年2月23日木曜日

ハンドバッグ4 底鋲打ち付け マチ縫い ボンテックス芯貼り 裏地作製

本体に取り掛かります。

 底鋲はカシメのように打ちつけるタイプです。でかすぎると目立ちすぎてしまうため、高さ6mmで控えめにしました。ハンドル部分の小判カンは黒ニッケルなので、底鋲も色を合わせて黒ニッケルです。
 マチは革と生地の間に台形型の芯を貼っています。上部を縫い、周囲は折り返しました。
 本体底には底鋲を打ちつける際に底板を一緒に留めました。見えている生地は外のオープンポケットの裏地です。頭の中ではこれでうまくいくはずです。
裏地はいつものようにグレースです。ゴムノリを使っても染みこまないので取扱いが楽です。※付けすぎたら染みます。
ただ、マチ針を使うと穴が開いたままの状態になってしまうので、ミシンで縫う時の仮止めはテープを使いました。

マチ付きのオープンポケット×3、ファスナーポケット×1を作りました。

2017年2月22日水曜日

ハンドバッグ4 メインファスナー周囲 縫い合わせ

講習会のことを考えつつハンドバッグを進めます。

 生地と革の間に長さを調整したファスナーを挟み縫い合わせます。フレンチポニーで縫っていますが、講習会では普通のポニーなのでどう説明すればいいのか難しいですね。慣れというのが一番ですが。
 両方とも縫い終わった状態です。ファスナーはコイル5号です。いつもどおり上止めは使わず曲げて止めています。
 バッグの上部裏側に貼り付けるパーツです。折り返すカーブは三角に切り、折り返ししやすくしています。ハサミだと刃に付いたりするので彫刻刀の角彫りで波状にしました。
 折り返すと革が波打ってしまいますが最初から余分な部分を切っているので折り返しが楽です。折り返した後はローラーで圧着させます。
ファスナーと上部裏側を縫い合わせます。形が出来上がってくると嬉しくなってきます。ただ、裏地をどのように合わせるかが決まっていないので頭の中で何度もシミュレーションを繰り返しています。


2017年2月21日火曜日

M&K革講習会リハーサル

リハーサルのため浅草橋のM&Kへ伺いました。

通勤ラッシュは微妙に過ぎていたのと
リハーサルの緊張で電車酔いには勝ちました。

 エレベーターの中にも告知ポスターが張ってありました。現時点で6人確定しているそうです。革細工をやってみたいという人が増えているのでしょうか。嬉しいですね。
この教室で講習会を行います。リハーサルを行わせて頂いたのですが、挨拶もうまくできず窓を開けて叫びたくなりました。様々なフォローを入れて頂き、本当に助かりました。

道京様、麻生様、貴重なお時間を頂きありがとうございました。



2017年2月20日月曜日

M&K革講習会用手順書作成  ペヤングやきそば ギリチョコレート

講習会のリハーサルに向けて手順書を作成します。
同じものを作りながら何枚も撮ったので
何倍もの疲労感が…。

その画像をもとに手順書を作成していきます。
わかっている人が見て納得できるものと
初心者が見て納得できるものは全然違うので
これで完成なのかはわかりません。

また、いつも使っている道具と準備して頂ける道具が
違うので、合っているか確認が必要ですね。

使いすぎた脳を休ませるために
もらったペヤングをいただきます。

 ネットやコンビニなどで見たことがある方もいらっしゃると思います。ペヤングの『ギリチョコレート』です。この『やってしまった感』…ワクワクします!
作り方は普通のペヤングと一緒ですが、かやくは後載せです。ソースが少し塩味が効いたチョコレートソースに変わっています。湯切りをした麺にチョコレートソースを混ぜてかやくを載せて完成です。赤いのは紅生姜ではなく、食べてみると甘酸っぱい…パッケージを見るとイチゴ加工品と記載されていました。

感想はペヤングとチョコを別に食べたかったなという感じです。極端に不味くはないけど美味くもない…。

2017年2月17日金曜日

ハンドバッグ4 底・身頃 ハンドル縫い合わせ  講習会用型紙作製続き

底と身頃を縫い合わせます。

 底のヘリは折り返しています。身頃と仮止めして菱目打ち(3mm)で縫い穴を開けます。
 1つのパーツが大きいのでポニーで挟むことができません。片方から針を通したら革をひっくり返してもう片方の針を通すという作業を穴の数だけ繰り返したので時間が掛かりました。
 長い距離で後回しにしてしまいそうなハンドルも縫ってしまいます。ミシンなら1分ですね。締める力は講習会でどうやって説明すればいいのか難しいです。
夕方、財布修理の問い合わせがあり、現物を見るために出かけてきました。私や財布とは全く関係ない所の原因で修理は中止となりました。

行き帰りの春一番の力が強すぎてしまい、帰宅してから革を縫う気力が無くなってしまったので型紙裁断の続きをしました。抜き型が無いため、全く同じ大きさを作るのは時間が掛かります。

2017年2月16日木曜日

ハンドバッグ4 漉き祭り  バイクでベリーショートツーリング to 牛島27

裁断した革のヘリを漉きます。
細かいパーツから始めるか大きいパーツから始めるか。
漉き祭りの始まりです。

漉いていたときにふと見上げた青い空に誘われたので牛島へ。Aランチは『カキフライとチキンかつ』です。チキンは柔らかく、カキフライはジュワッと旨みが広がります。

毎回食べるときに思いますがこのキャベツの美味しさはなんでしょう。

帰ってきてからなんとか漉き祭りを終わらせました。トートバッグで使った青い革は全然刃が入りませんでしたが、今回の革は刃が入りやすく漉きやすかったです。

2017年2月15日水曜日

M&K革の手縫い講習会 打ち合わせ 型紙作製

打ち合わせは電話の予定でしたが
欲しい金具もあったので浅草橋M&Kへ行ってきました。

気になる点などを詰めるなどして大変助かりました。
お時間頂き、ありがとうございました。

 入店時には打ち合わせのことしか頭になかったので気が付かなかったのですが、お客様の一番目につく場所にド~ンと宣伝されていました。本番が近づいていることを実感です。
帰宅後、講習会用の型紙を人数分用意します。単純な作りですが、最大人数8名+リハーサル用1名の型紙が必要なので切っていると今が何枚目なのかわからなくなってきます。

この型紙は講習会に来て頂いた方に持ち帰って頂き、色々と応用できるようにするつもりです。説明書みたいな紙も作成する予定です。


2017年2月14日火曜日

ハンドバッグ4 サンプル作製  革の手縫い講習会カリキュラム作成2

切り出した合皮を組み立てます。

 マチや底にボンテックスを貼っておきます。接着は両面テープを使いました。
底面を中心に身頃とマチを貼っていきます。小判カンを付ける位置もこの時に決めて印を付けておきます。サンプルでも形が出来上がってくると楽しくなってきます。

角の部分とファスナー部分の幅、芯の大きさが心配なので要修正です。聞き取り調査をしつつ型紙を修正します。


午後は引き続きカリキュラムを作成していました。
そのままだとタイムスケジュールがオーバーしてしまうので
どこを省くか要打ち合わせですね。
まだ本確定ではないので煮詰めていきます。

2017年2月13日月曜日

ハンドバッグ4 サンプル用合皮裁断  ポーチ7納品  革の手縫い講習会カリキュラム作製

ちょうどいい大きさの合皮があったので
ハンドバッグのサンプル作製に使用します。

サンプル作製には折り返しなどは含めなかったので手持ちの合皮でギリギリ足りました。あとは両面テープと接着剤、ミシンで作製します。


午後はポーチの納品や打ち合わせを行うために龍ヶ崎のSTEPへ。手が空くまでの間、猫と遊びます。膝の上で丸くなりながら私のお腹をフミフミしてきます。
龍ヶ崎STEPは近々引っ越しされるので委託商品を一度引き上げました。
※引っ越しは同じ龍ヶ崎市内です。

日曜、姉に手伝ってもらい革教室の練習を行い、
作業しながら気になることを何でも言ってもらいました。
自分で作業するのと教えるのは違うことはわかっていましたが
改めて全然違うことを痛感しました。
接着剤を塗る方向や糸を通すときの指の位置など
経験や慣れなどで気にせずに行っていましたが、
いざ説明となると専門用語ばかりになったり、
どの言葉を選んだらいいのか悩んで止まってしまうことが
多々ありました。
人差し指で押さえて針を通して…と客観的に
考えたことがありませんでした。

1対1だったのでなんとか3時間以内に収まりましたが
人数が増えれば確実に説明などの時間が増えるので
どのくらい時間が増えるのかという判断がしにくいですね。
3時間以内に収めるにはどこの工程を短くするか、
ここは全てやってもらうかなどの判断を突き詰めていくしかありません。
姉からの質問やツッコミなどへの回答、
接着剤、糸と針の説明などの詳細を説明した文章や
画像などをまとめたら1冊の本が出来上がるかもしれません。


2017年2月10日金曜日

ハンドバッグ4 設計図 型紙作製  M&K革の手縫い講習会のお知らせ

ある程度デザインが固まってきたので
設計図を起こします。

 『ここのカーブの長さは円周率×○○cmだから…』と煙が出そうなほど計算して設計図を描きます。革や芯の厚みも考慮しないと折り返しなどで失敗するので忘れないよう、先に作ったデザイン画と見比べながら条件を追加していきます。
起こした設計図から型紙を作製します。この型紙で合っているか100%自信ないので合皮か床革を使ってサンプルを作ろうと思います。

正式に発表されたので私のブログにも載せさせて頂きます。浅草橋にある『MK PLUS』という金具+レザークラフト店で革の教室を開催させて頂くことになりました。

3月4日(土)10時~14時(昼休憩1時間含む)

詳細はお店に直接お問い合わせ頂くか講習会ページをご覧くださいませ。

開催が3月ということでこれから新年度を迎えるにあたって新たに名刺を入れ替えてもいいですし、プレゼントにしても良いと思います。

すでに緊張がピーク寸前ですが頑張ります!


MK PLUS エムアンドケイヨコヤ
〒111-0006
東京都台東区浅草橋2-1-9
Tel:03-3863-3750 FAX:03-3863-3710
Email:info@mkplus.biz 

2017年2月9日木曜日

ミニ5穴システム手帳4 縫い合わせ 完成  ルプランジュのバレンタイン

引き続き菱目打ち(3mm)で縫い穴を開けます。

 ビニモ#8MBTを使い周囲を縫います。ポニーを使う時はペン入れなどを挟まないように注意します。
 ヘリ落としやヤスリなどでコバ処理をして完成です。

革:サドルレザー
糸:ビニモ#8MBT
12×8×2cm
 折り癖がついていないので厚みが2cmありますが、革が慣れればもっと薄くなると思います。2色使い面白いですね。他にも作りたくなります。
  午後は利根町のルプランジュへ。公式ブログにバレンタイン情報があったので行ってきました。バレンタイン関連の商品がいっぱいです。小さいチョコバー(110円)はマシュマロ(?)やパフが入っていて美味しいです。生チョコのお試し版やトリュフチョコなど個別で購入もできます。

詳細は公式HPブログへどうぞ。

自分家用にケーキを購入、左からフルーツタルト、タルトフレーズ、フルーツショートケーキ、スペシャルチョコケーキです。さてどれを食べましょうか!
シュークリームは14時の段階で残り2個でした。さすが人気商品、競争が激しいです。サクッ、フワッ、トロッの食感を確実に手に入れたい方は電話予約を。

2017年2月8日水曜日

ミニ5穴システム手帳4 型紙作製 縫い合わせ 穴開け

ハンドバッグのアイデアが出ないので
システム手帳に取り掛かります。

メインで使用しているのはバイブルサイズですが
バイクでの持ち運びに向いていないので
最小サイズで作ります。

 お店の手帳コーナーに置いてあるミニ5穴手帳は札入れが付いていたり小銭入れが付いているのが多いですが、手帳のみとして使いたいのでシンプルにしました。同じ物をあまり作らないので型紙の大きさはこれでいいのか毎回悩みます。
 ペンを出し入れして開閉するようにしています。ミニ5穴手帳に合うペンは限られるので4cm幅の革を丸めてペン入れにしました。
 少しはまっている2色使いにするので斜めに縫い合わせます。薄い革と厚い革がそろっていたのが緑とワインでした。縫ったらコバを処理して広げておきます。
刻印を忘れずに打ちます。コバの色を活かすため染色はしていません。

2017年2月7日火曜日

カードケース6 ハワイアンリボン 作製・完成

緊急での作製依頼です。

 Suica専用のカードケースです。極シンプルに作ります。革裏は処理済みです。
 貼り合わせる前にハンドプレス機でホックを取り付けます。糸は希望に合わせて黄緑を使用しました。4mmの菱目打ちで縫い穴を開けています。
 コバ処理をして完成です。

革:サドルレザー
糸:ビニモ#8
7.5×10cm
 ホック裏が見えるのが嫌だったので革で覆って隠しました。くるみボタンのように覆う方法もあるので今度実験です。
 正面の丸穴は何だろう?と思った方、正解は窓です。Suicaのペンギンの有無でカードがあるかどうかわかるようにしました。Suicaも何種類かあるらしく穴の位置が合っているか不安でしたが、私が持っているのと同じデザインだったので助かりました。
バッグへの取り付け用にハワイアンリボンをブレード編みしました。両端にナスカンを付けて好きなように使えるようにしています。