2017年5月31日水曜日

ハンドバッグ6 床革サンプル作製

床革を使ってサンプルを作ります。

 持っている床革でギリギリ足りました。お店で漉きを頼むと床革が付いてこないことがあるので必要なときは先に言っておくといいです。
接着剤と縫いで組み立てました。サンプルとはいえマチと胴の付け根は力が加わる箇所なので手縫いです。各部合わせは問題無かったのですが、縫い位置や幅などで不具合が見つかったのでサンプル作製してよかったです。
フラップはもう少し大きくてもいい気がしますが、1cm変わっても印象が違ってくるので悩むところです。


本番ではマチと胴の間にパイピングを追加します。1.2~3mm厚の革を使う予定ですが、部分的に芯を貼った方がよさそうですね。
コバの色を何色にするか決まっていません。

2017年5月30日火曜日

アメリカンフラワー6 紫陽花

ピンクを作ってみます。

 花弁の大きさは一緒ですが形を水色と若干変えました。形作るのにだいぶ慣れてきましたが満足いく形は10個に1個できるかですね。
 ディップ液へ漬けてから引き上げるタイミングなどもわかってきました。引き上げた時のスピードと高さが重要です。
 3輪ずつまとめたものを束にして葉をフローラテープで一緒にして完成です。少し葉が大きすぎた感がありますね。
 前回同様太陽をバックに撮影しました。ピンクは透明感が無いように見えますが、光に当てるとステンドグラスのように透き通ります。
水色の紫陽花と並べてみました。やはり紫陽花はいくつもまとまった方が綺麗です。バケツだと中が見えてしまうのでオアシスやコケが必要ですが、ミルク缶のように上がしぼんでいる形だと入れるだけなので簡単です。

今週ルプランジュへ置きに伺います。クレープも頼まないと。

2017年5月29日月曜日

アメリカンフラワー5 紫陽花

「ルプランジュに置いてみません?」と
打診があったので作りました。

 花弁の大きさを13mmから9mmに変更し、花の数を3つ増やして27個にしました。花弁を小さくしたのに合わせて葉も少し小さくしたので中央脈のみにして側脈を無くしました。
 3つずつまとめたあとに葉をまとめて完成です。バケツにオアシスではなく、一輪挿しのようなものに入れる予定です。
太陽をバックに撮ってみました。透き通った花弁と葉が青空と合わさって綺麗です。

2017年5月26日金曜日

ハンドバッグ6 型紙作製

ハンドバッグの型紙を作ります。

特殊な金具を数個使うので金具の位置など微妙に変わるかもしれません。また、フタ部分が特殊な形状なのでハンドル位置なども含めて不安全開です。
サンプルを作った方がよさそうですね。

他、単発講習会の内容を煮詰めていました。いくつかアイデアを出しますが、メリットよりデメリットの方が大きかったりと判断基準が難しく「これ!」というものが決めにくいです。

頭の中で同時進行していると脳内メモリが
パンクしそうになります。


2017年5月25日木曜日

ハンドバッグ6 デザイン

生徒さんに言われたことがあります。
「バーキン作れます?」と。
龍ヶ崎STEPのお客様にも同じことを
言われたなぁとふと思い出しました。

いい機会ですのでチャレンジです。
調べてみると内縫い、外縫い、裏地有り無し、
サイズなど様々なバリエーションがあるので
どのようにするかが決まりません。

ただ、全く同じでは贋作と変わらないので
自分なりのバッグを作ってみます。
と言ってもほぼ同じにはなると思いますが。

何かに使えると思ってピンク革を買ったのでその革を使います。デザインを起こしていると全部がピンクで濃淡を調整していると目がチカチカしてきます。糸は灰色にしてみました。画像を大きくしてみるとわかりますがちゃんと糸目を付けています。


他、教室用のカリキュラム用に教科書(?)を作製していました。振替日があるので、どこまで先行して教科書やサンプル作りをすればいいんだっけ?と混乱気味です。

2017年5月24日水曜日

MK PLUS革教室

今日から午前の生徒さんが参加でしたので
電車の通勤ラッシュに参加です。
ラッシュのピークが少し過ぎているのが助かります。

昨日作製した紫陽花ですがデスクの上に置いてみました。う~ん、目立ちませんし何も変わりが無いような・・・。これはこれで話を広げるタネにはなりそうです。

最初は教える方も教えられる方も緊張感でいっぱいでしたが徐々に慣れてきたのを感じられるようになった気がします。ただ、その頃というのは慣れすぎて失敗しやすくなるので気を抜かないように何度も自分に言い聞かせます。

生徒さんが知りたい内容を汲み取って教えて
喜ぶ顔を見たときは嬉しいですね。
「そういうやり方があるんですね。目から鱗です」
と言われた時はニコニコしてしまいました。

2017年5月23日火曜日

アメリカンフラワー4 紫陽花リベンジ

リベンジです。

 前回は2cm径でしたが今回は1.3cm径で花弁を作りました。7mm違うだけで印象が違ってきます。4つの輪を本物のように形を整えます。
 専用液も有機溶剤で粘度を整えてから使いましたが、かなり使いやすさが変化しました。花の数の違いもあると思ったので一気に4倍に増やし、色も統一しました。
 花弁のすぐ下は白のフローラテープを使いました。中心は切り取ったペップの先端をボンドで貼り付け、強化用の専用スプレーを吹き付けておきます。
バケツ(小)の中にオアシスを入れ、まとめた花弁を挿します。オアシスが見えてしまうのでコケを付けて完成です。直射日光で撮影しましたが・・・。他に何枚も撮影しましたが本当にセンスがありません。
昨日の紫陽花(右)とは全然違うレベルです。独立した花を無理やりまとめた感じなのと色がうるさいです。
何度も繰り返すことが一番ですね。

2017年5月22日月曜日

アメリカンフラワー3 紫陽花

革教室で音楽を流したりと自分なりに
変更してもいいということでしたので
見た目の変更で花を置いてみたくなりました。

ただ、花を置くのでは面白くないので
アメリカンフラワーで飾ってみたいと思います。
打ち付けたりするので教室中はどかさなくてはいけませんが。

 もうすぐ梅雨なので紫陽花を作ります。ワイヤーで形作ってから専用液に浸して膜を張ります。
 直射日光の下に置いてみると光が透けて幻想的ですね。ただ、店頭に置いてあった期間が長かったのか原液が濃すぎてうまく膜を張らせることができません。
なんとか完成させましたが自分のセンスの無さが・・・。紫陽花のようで紫陽花ではない。作り直し決定です。

ハワイアンリボンやシルバーもできるということを知った生徒さんが「先生は何がメインなの?」と。自分でもよくわかりません(笑)。30分ぐらい延長してハワイアンリボン講座とかもいいですね。

2017年5月19日金曜日

信玄袋(印伝調生地)5 Pコキ打ち付け 完成  和風ポーチ2 作製・完成

Pコキ待ちだった信玄袋を進めます。

 金が入っている江戸組紐を通して完成です。

表:印伝調生地
裏:綿
19×20×6cm
内ポケット×1
 大きめの印伝調生地を買ってきたので両面同じ生地を使った和風ポーチを作ります。生地が黒、ファスナーテープも黒、糸も黒でどこを縫っているのか分からなくなります。ただ、ゆっくりやりすぎると縫い目がガタガタになるのでスピードを落とさず慎重に針を落とします。
 いつのまにか完成です。

表裏:印伝調生地
21×14cm
ファスナー3号 金属
模様は青海波(せいがいは)と言われるもので古代ペルシャが発祥とされています。広い海を感じさせ、未来永劫の願いなどの意味がある縁起の良い吉祥文様です。
知らずに買いましたが、和柄の意味を調べていくのも面白いですね。
革へカービングで表現できるかどうか自己課題に加えます。

2017年5月18日木曜日

浅草・蔵前・浅草橋 買い出し  MK PLUS革教室打ち合わせ

今日は打ち合わせの日で浅草橋に行くので
始まる前に浅草方面へ行ってきました。

生徒さんに教えて頂いた革の店に行ったりと
面白いお店ばかりでした。
小さいですがワニ革が1匹1,000円だったり
じっくり探せば掘り出し物がありそうです。

明日から浅草三社祭が始まるので色んな場所で
御神輿を見かけました。
残念ながら教室と三社祭が重なるので見に行けません・・・。

打ち合わせも終わり帰宅です。

Pコキも忘れずに購入しました。

2017年5月17日水曜日

和風ポーチ 作製・完成

デザインはできているので型紙を起こして
生地を裁断します。

 本体部分は同じ大きさです。Dカンは内幅9mmなので幅18mmに裁断した生地の両端を折り曲げてDカン部分を作ります。すべて印伝調生地を使いおうと思ったのですが、幅が足りなかったので和風生地を使います。
 押さえを変えてファスナーを内側になる生地に縫い付けます。裏地は付けません。
 印伝調生地と綿生地を表同士になるように仮止めして周囲を縫います。ほつれないよう断ち目かがり押さえ縫いも忘れずに行います。
 ファスナー口からひっくり返し、形を整えて完成です。

表:印伝調生地
裏:綿
21×14cm
ファスナー3号 金属
開くと35cmと大きくなります。財布や携帯など入れる物によってどちらに折るかが決められます。長財布などの場合は角ばっている方、2つ折り財布などは角が丸まっている方へというように臨機応変です。

ショルダーベルトは共布を使いたいのですが1m以上の生地が取れないのとつなぎ合わせは模様合わせが難しいので、他和風生地(綿)を使うか市販のショルダーベルトを付けるか考え中です。

2017年5月16日火曜日

信玄袋(印伝調生地)4 裏地縫い合わせ Pコキ打ち付け 完成  和風ポーチ デザイン

引き続き信玄袋の裏地を縫います。

 底マチ部分を縫い合わせます。底にはスライサー(薄)が貼ってあります。直線と曲線が合わさった部分を縫うのは難しいですが、直線を少し引っ張りつつゆっくり進めれば綺麗に縫えます。
 印伝調生地の袋と裏地の袋の上部を縫い合わせたらPコキを打ち付けます。表側から釘を通しますが、印伝調生地が硬いため軽く金槌で表から打ち付けると釘が通ります。
 江戸組紐を通して完成です。

表:印伝調生地
裏:綿
19×20×6cm
内ポケット×1


裏地は桜が入った和柄です。バッグインバッグに使ってもいいようにマチを薄くしました。

もう片方の信玄袋は黒のPコキが無くなったので保留です。ベージュのPコキはあるのですが、黒ベースの生地には合わない気がしました。茶色ベースの信玄袋を作るときに使用します。
「こういうの作れる?」という打診があったのでデザインを起こします。内縫いにするかなど構造や大きさが決まっていないので頭の中で何度もシミュレーションを繰り返します。

2017年5月15日月曜日

信玄袋(印伝調生地)4、5 作製

午前中、信玄袋用の江戸組紐などを買いにぶらりと。

 2つ分ありますが違うお客様からの依頼です。同じ形なので同時に進めます。一つは赤とんぼ、もう一つは纏です。
 漉きをしますが、薄いクロム鞣しなのでかなり伸びやすいです。刃が引っかかってしまうと全体で5mmぐらいは簡単に伸びてしまいます。
 マチを縫うのは1ヶ所です。50cmの長さの生地を輪にして底と縫い合わせます。底はボンテックスを貼っています。
袋状にした生地と上部を縫い合わせます。縫い目が隠れる所は同時に作業を進められますが、表面に出てしまう所は糸の色を変えなければいけません。ミシンの調子を伺いながら糸を変えて縫い進めます。

2017年5月12日金曜日

ハンドバッグ5 金具(小判飾り持手)取り付け 完成  レザーパンツ 裾上げ 納品

小判飾り持手を準備します。

 穴の周辺に縫い穴(4mm)を開けて縫いますが、強度は必要ないためビニモ8号を使います。縫い終わったら生地を革に沿って切り抜きます。

オイルを塗り込み、金具を取り付けて完成です。

革:馬
生地:グレース
糸:ビニモ5番 ビニモ8番MBT
24×20×19cm 上部閉じた長さ38cm
 マチ幅があるので大きいお弁当入れてもいいですし、自由な使い方ができると思います。ガンガン使っていい味を出してください。
レザーパンツの裾上げ依頼です。ご自分で裾上げされたそうなのですが、剥がれてしまうということでした。皮革製靴用の強力な接着剤を使って1cm裾上げをして完成です。
畳んで保管したままだったので全体にうっすらカビが浮いていました。固く水を絞った布巾で表面のカビを拭き取り、乾いた布巾で乾拭きしました。これからの季節はオイルを塗り込むと余計な養分や水分を与えてしまい、再度カビが生える可能性があったので止めました。


午後、龍ヶ崎STEPへ納品しに行きました。

2017年5月11日木曜日

ハンドバッグ5 ヘリ漉き・縫い 裏地袋状縫い 本体・裏地縫い合わせ 

漉き祭りです。

 漉くヘリの数は少ないのですが長さがあるので気を抜くことができません。角は折り返しを2回行うので、より薄くなるように漉きます。
 両面テープで袋状に仮止めして縫います。この大きさだとポニーに挟めなくなりますが、自立するので縫うのは楽ですね。袋状にしたら上部を折り返して縫い穴を開けておきます。
 オープンポケットとファスナーポケットを裏地ベースに縫い合わせます。ファスナーの長さは18cmにしました。
 袋状になるように縫いますが、本体よりも少し小さくなるようにします。糸は生地に合わせた色にしました。
 裏地の上部も折り返して袋が揃いました。両面テープでヘリ位置を合わせて仮止めします。
5番のビニモを使って縫い合わせます。長さがあるので2回に分けて縫いました。