2017年7月31日月曜日

革講習会 サンプル作製2

サンプル作製です。

 追加要素などを盛り込み、型紙を新たに作り直します。柔らかい合皮なので口金を巻く部分より下の本体にスライサー0.4mmを貼ります。合皮の種類によってシール類が剥がれやすいので裏面をよく見ておいた方がいいです。
 大カシメから特小カシメに切り替えました。錠前はワンサイズUPし、カシメ個数も増やしています。飾りカシメを使えば豪華さは上がりますが、1個100円するのでどこまで使用するかですね。
ハンドルからショルダーベルトへ切り替え、組みネジへ取り付けました。店内にある口金のサイズがこのサイズしかないので15cm前後の大きさになってしまいます。次が30cm幅なので中間ぐらいが欲しいです。


2017年7月28日金曜日

手帳入れ4・5・6 4完成(赤) 6完成(紺)

ファスナー3号に変更します。

 赤と紺のファスナーを縫い合わせて完成です。※赤を撮り忘れました。

赤・紺共通
革:栃木オイルレザー
糸:ビニモMBT#8
20×12.5×1cm
オープンポケット×2
カードポケット×6

ファスナー5号だとカーブで引っ掛かる感じがしていました。サイズ感は理解していたはずですが、35℃以上の中で何kmも歩くものではありません。


2017年7月27日木曜日

手帳入れ4・5・6 ファスナー仮止め 4完成? 5完成

本体にファスナーを仮止めします。

 5号コイルを使っていますが、何かおかしいです。綺麗にまとめることができません。
 飾りを付けて完成・・・と行きたいのですが、細部を見るとお客様へお渡しできるレベルではありません。ファスナーに耐えられるよう厚い革に変更するかサイズ変更するか。ファスナーのストックがあったのでサイズ変更して縫い直します。
 3号と5号でこれだけの違いがあります。テープの幅も違うので作るときに印象がかなり違ってきます。
 仮止めしておいた5号ファスナーを外して3号ファスナーに変更しました。

革:栃木オイルレザー
糸:ビニモMBT#8
20×12.5×1cm
オープンポケット×2
カードポケット×6
 カードポケットは何のカードが入っているかわかるように浅めにしました。浅くしても落ちることが無いようポケットの幅を調整しています。
左が5号ファスナー、右が3号ファスナーです。5号ファスナーのシワが汚くなっていることがわかります。それとファスナーが波打っていることで縫い目もガタガタです。

5号ファスナーの糸を全部解いて縫い直し決定です。

2017年7月26日水曜日

MK PLUS革教室

行ってきましたMK PLUSの革教室。

生徒さんが携帯ケースを作っている最中です。ブックタイプでカードポケットを縫っています。位置を合わせながら菱目打ちを打っていますが、先に印を付けているのに穴がずれていくというよくわからない現象に惑わされています。

ダレスサンプルの改善点も打ち合わせをしたので型紙から修正して次回打ち合わせまでにお持ちします。


2017年7月25日火曜日

革講習会 サンプル作製

単発講習会に向けてサンプル作製します。

 革を始めたい人が躊躇する一つとして縫いがあると思います。手縫いだと1本の糸に針を2本使いますが、縫う順序などで頭が混乱しやすいです。
そのため、一ヶ所も縫わずに立体物を作れたら面白いと思い、カシメ留めだけのを計画しています。
 合皮を使ってサンプルを作ります。MK様で用意できる革の厚みは1mmなので、合皮の厚みも合わせます。カシメ用の穴をどんどん開けていきます。

口金を巻いてカシメで留めます。端は縫いたいのですが、カシメの位置を調整+接着剤で済ませる予定です。ハンドルの長さや位置など打ち合わせして修正していきます。

小さなダレスバッグなのでガバッと開きます。15×14×8cmなので大量に荷物は入りませんが、ちょっとしたお出かけにはいい大きさだと思います。

2017年7月24日月曜日

ケース8 作製・完成

前に作製したスイカ型ケースを使われていたお客様を
見た方が「同じものが欲しい!」ということで
注文の連絡を頂きました。

 型紙は紛失していたので新たに作り直しました。赤いパーツは半円なので円周を計算しやすいのですが、緑のパーツは少し変形しているので糸を合わせて長さを計測しました。
 ヘリを漉きます。折り返しのためではなく、ひっくり返したときに邪魔にならないようにするためです。
 緑のパーツへ縫い穴を開けておき、貫通させながら縫い進めます。
 ファスナーエンドに丸く切った革を縫い付けて完成です。

革:サドルレザー
糸:ビニモ#8MBT
φ12cm×4cm(マチ)
金属ファスナー3号

種の一つをハート型にくり抜いた革へ変更しています。隙間は2cm以下なので小銭入れとして使用しても大丈夫です。

季節に合わせたものを作ることを忘れていました。と言っても同じような形だとメロンやリンゴくらいしか思いつかないです。

2017年7月21日金曜日

手帳入れ4・5・6 裁断 カードポケット作製 漉き

革の裁断に取り掛かります。

 型紙は菱切りで書き写しました。本だと銀ペンで・・・と書いてあることが多いですが、線が太くてインクが広がりやすいので黒のクロム鞣し以外で使うことが滅多にありません。さらに型紙から直に切り出すことが多くなってきたのでさらに出番が少なくなってきています。

3つ分の革の裁断が完了しました。重ならない箇所のコバは着色して磨いておきます。
 カードポケットは縦にすると取り出すときにファスナーに引っ掛かりそうだったので横に入れるタイプにしました。仕切ることができればいいので端まで縫っていません。
重なるヘリを漉いておきます。もっと薄ければベタ貼りできますが、中途半端な薄さなのでこのパーツを使うかまだ決断できていません。


注文やサンプル作製など色々と同時進行しなくてはいけなくなりバイクで気分転換しようと思っていましたが、暑すぎてヘルメットを被る気になりません。

2017年7月20日木曜日

浅草・蔵前・浅草橋 買い出しツアー

革を探しに浅草へ。

30度超えの中、長時間歩くものではありません。
汗が背中を落ちていくのを実感しながら歩いていました。
時々お店の入り口から流れてくる冷気が気持ちいいです。

浅草で山羊革、蔵前でファスナー、浅草橋で牛革を購入しました。最初はクロム鞣しでヘリ折り返しを考えていましたが、過剰な技術の押し付けは無駄な手間賃が発生してしまうのでタンニン鞣しにしました。
革代と手間賃のどちらを取るかになってしまいますが。

海外の革が増えていたので色々と使ってみたいですね。


つくばエクスプレス浅草駅の上りエスカレーターですが、
乗るところとベルトのスピードが合っていないですよね?
徐々に手が後ろに行くので「おや?」と。
乗っていて楽しいです。

2017年7月19日水曜日

手帳入れ4・5・6 デザイン 型紙

手帳入れの注文を頂いたので取り掛かります。

 お薬手帳がメインなのでそのサイズに合わせます。3個作る予定で3個とも同じ形ですが色違いなので色々と悩むところです。
タンニン鞣しの革を使おうと思っていたので、その革に合わせて型紙を作製します。ただ、タンニン鞣しの革だと単価が高くなってしまうので代わりに使える革が無いか探しに行くしかありません。

2017年7月18日火曜日

L型財布7(ロング) 穴開け ファスナー縫い合わせ 完成

7/13の続きです。

 表革と裏革を両面テープで仮止めします。動かなければいいのでテープの貼り方は適当です。菱目打ち(4mm)で穴を貫通させていきます。
 ファスナーを挟んで縫い合わせます。最初は紺色テープのファスナーでしたが、計算ミスのため長さ不足、紺色が無くなりました。2回目は余白を取らずに裁断したため長さ不足。3回目でようやく縫い合わせることができました。
 周囲を縫い合わせた状態です。裏貼りはしていません。この後、マチ・コインを縫い合わせてコバを処理します。
 引き手に飾りを付けて完成です。

表:型押し牛革
裏:ヌメ革(モーガン)
9.5×19.5×1.5cm
金属ファスナー 5号
小銭を入れて振っても出てくることはありませんでした。中は1.0mm厚でしたが、0.8mmなどにしてマチとカードの間にもう一つマチを追加してもいいかもしれません。

2017年7月17日月曜日

和風ポーチ5~9 完成  和風ポーチ10 作製 ファスナー引き手 完成 納品

表同士に縫い合わせてひっくり返します。

ミシン縫いだったので時間かからず作ることができました。

表:印伝調生地
21×14cm
ファスナー3号 金属








和風ポーチを納品する準備で
データを見直していて気付きました。

「作る個数を間違えた?」

作らなくていい模様と作る模様の数を間違えていました。
どうりで計算以上に印伝調生地が余ったわけです。

 即、型紙を引っ張り出して裁断、各部処理して縫い合わせます。Dカンなど余分に買っていて助かりました。
いくつも同じものを作っているので、納品までに作り終わりました。

表:印伝調生地
21×14cm
ファスナー3号 金属
ファスナー引き手がよくある形だったので引き手のみを交換しました。共布で作った飾りを手縫いで縫い付けています。


午後に納品しに行きました。

2017年7月14日金曜日

和風ポーチ5~9 作製

昨日夕方に印伝調生地が届いたので
緊急案件を片付けます。

 型紙に沿って生地を裁断します。書き写してから裁断だと時間が掛かってしまうので新品の刃に変更して力を入れすぎないようにしながら切ります。
 纏柄と青海波柄です。青海波は曲がらないよう模様を合わせて裁断しました。
 ファスナーも個数分用意します。3mで買ったものがようやく無くなりかけてきました。生地に囲まれた縫い方をするので上下止めを付けました。後ほど引き手を交換する予定です。
 Dカン部分も同じ生地を使いました。2cm幅で裁断したものを中心に折り、裁断面を出さないようにしています。
ファスナーを仮止めしてミシンで縫います。ミシン専用の押さえがありますが、印伝上だと動かない可能性があるのでスムーズ押さえに変更しています。

祭りまでが期限ですが、思ったよりも早く進んだので間に合いそうです。


夜は以前お世話になった方々との食事会へ。楽しい時間は過ぎるのも早いですね。お好み焼きともんじゃ焼き、美味しかったです。
ご馳走様でした。

2017年7月13日木曜日

L型財布7(ロング) 型紙・コイン・カード作製

以前、L型財布の中を赤にしたら「赤じゃなければ・・・」と
いうことだったので色を変えます。

 前に作った型紙が行方不明なので新たに作り直します。毎回、入れるカードの枚数に悩みますが、片方4枚×2箇所にしました。
 型紙に合わせて裁断します。暗い色なので型紙を写すのに銀ペンを使うところですが、線が太すぎたり表面に滲む可能性があるので菱切りで写しました。
革はモーガンというヌメ革です。
 トコ面とコバを処理します。コバは青で着色後に磨きました。カードポケット下部は漉いて重なりを薄くしています。
 全体が小さければコインに使う革は折って使いますが、ロングタイプで革が取れなかったので2枚縫い合わせで作りました。
 カードポケットは重なる部分をカットしています。生地など薄いものだとカットする必要はありませんが、革など厚い場合はカットした方が全体が薄くなり使いやすくなります。
あとはファスナーですが、色が決まっていません。ここで冒険すると失敗するのが通例なので、中の革の色に合わせようと思っています。

2017年7月12日水曜日

MK PLUS革教室  いきなりステーキ浅草橋店

 革教室で浅草橋へ。

毎回、生徒さんからの質問や作ろうとしているものは
かなりレベルが高いものなので、常にアンテナを
張り巡らさないといけません。

常に勉強ですね。
ただ、カードポケットをどのぐらいの幅にすればいいか
などの計算ができず時間が掛かってしまいました。
頭の夏バテは続いています。

暑さでスタミナがどんどん削られていったので
お昼は肉を食べに『いきなりステーキ』へ。

ワイルドステーキ450gです。コーンをジャガイモに変えています。うん、足りません。体は夏バテしていないようです。




2017年7月11日火曜日

L型財布6(ミニ) 作製・完成

前に作ったL型の色違いです。

 端革でしたがギリギリ裁断できました。コバとトコを処理しておきます。
 マチとコインを貼り合わせて縫い合わせておきます。コインの下部は見えなくなりますが手を抜かずにコバ処理します。
 コイン・マチと本体を縫い合わせます。糸は5号から8号に変更してみました。少し細くなっただけで印象は変わります。
 引き手に飾りを付けて完成です。

革:牛 サドルレザー
糸:ビニモ8番
エクセラファスナー 3号
ヌメ革は1.1mm厚でしたが今回は0.8mm厚です。コインやマチには0.8mmでもいいですが、本体へは薄い感じですね。本体は1.1~1.2mmぐらいがよさそうです。

講習会などの課題にしてみたいのですが、1日で終わるかどうか。考えてなさそうで色々と考えています。