2022年3月31日木曜日

ボストンバッグM12 縫い合わせ 完成?

 桜が散り始めました。


仮縫いしたおかげなのかマチとの縫い合わせもサクサク進んでいます。数mmズレていることもあった幅もズレがありません。
うまくいっている、そう思っていました。そのときまでは・・・。

根革を縫った前後胴と裏地を仮縫いしておきます。細かいピッチより大きいピッチの方が収縮率が低い気がします。

マチと前後胴を仮縫いしたあとにグログランテープで覆います。うまくいっているな、腕が上がったな、と自画自賛です。

ひっくり返して完成で・・・何かおかしい。前後胴からマチに掛けて形状は問題無し。

机の上にポケット。ポケット?ポケット!?ポケットを付け忘れていました。糸を切ろうとしてもポケットを縫うのは初めの方、ほとんどの糸を切ることになる。ポッシュとシャンタンは硬く針跡が分かってしまうので、再縫製のときに全部同じ穴へ針を落とすのは無理。
というわけで作り直しというか新規作製が決定しました。さてスケジュールを組み立て直さないと。



2022年3月30日水曜日

ボストンバッグM12 ファスナー・マチ作製

 近所の道路沿いの桜並木が満開ですが

トロトロ走る車も多くなってきました。

オレンジラインだから抜かすこともできません。


ハンドルは作りが特殊なので手縫いです。作りを変えてミシンで済ませられるようにしたいです。

Wファスナーをメインにしています。縫う度にファスナーマチの幅が変わってしまいます。何が原因なのか判断できません。

マチと縫い合わせる前に取っ手とDカンの根革を仮縫いしておきます。両面テープだけだと縫っているときにズレやすいためです。手間ですが、後々の事を考えると先にやっておいたほうがいい工程です。





2022年3月29日火曜日

ボストンバッグM12 革パーツ作製

 急遽の案件です。


何があるかわからないので1本分の個数ではなく余剰分も合わせて作ります。複数使うものは繋がったまま縫っていきます。

先にコバ処理するもの、先に縫うものを振り分けながら縫いました。この後、さらに縫ってからコバ処理します。
そろそろ革の手配もしなくてはいけませんね。


2022年3月28日月曜日

買い物 上野の桜

 失敗とか急な注文など色々重なって急遽買い出し決定です。

浅草橋だけで済んだので、帰りに桜を見に上野へ。


御徒町で降りてそのまま公園の方へ散歩開始。桜満開で見惚れます。人が多すぎて、いない方に向かっていったら月の松に迷い込みました。上野寛永寺にある月の松です。
公園内にあるお店は混雑、上野ecuteも混雑、ゆっくりできずひたすら歩いて終わりました。



2022年3月24日木曜日

トートバッグ35 作製・完成

 前方の白バイに気付かずすり抜けしていたバイクが

白バイの後ろに行ってしまい、気まずさ全開だろうなと思いました。


頂いた面白い生地でトートバッグを作ります。ただ、このままだとうまく模様が取れなかったので急遽革を追加することにしました。
タンニン鞣しの革があったので手漉きでヘリ漉きを行いました。1個しか作ら無い予定なので型紙などは無く定規で測りながらの作製です。


生地は繊維が太くほつれやすかったのでかがり押さえを掛けました。アップだと何の模様だかわかりませんね。

ちゃんと裏地も付けます。何色かわかりませんがゴールド系のシャンタンがあったので見付けがない状態での袋を作りました。内ポケットもちゃんとあります。


アクリルベルトを挟みながら縫って完成です。模様は犬でした。狩りをしている乗馬がメインですが、余った犬の部分を使っています。

後胴側も犬です。一部馬の脚が写っているのがわかるでしょうか。相変わらず撮り方が下手なのでうまく表現できていませんが、散歩などにちょうどいいサイズのバッグです。


明日の更新はお休みします。



2022年3月23日水曜日

MK PLUS革教室(Wed)

 電車内で越冬隊レベルの防寒着を着ている人がいました。


帆布のトートバッグのハンドルを縫っています。両端をヘリ返しした帆布を2つ折りにして途中まで縫い、最後に2つ折りにしてさらに縫いました。裏から見ても表地のハンドルが出来上がりです。

家で仕上げてきたトートバッグです。前回4つ編みしていた革をハンドルにして根元を縫い合わせました。
閉じる金具を忘れたということでしたが、色々な取り付け方法があるので使ってみて不具合が出るようなら追加することで決着です。

買ってあった革を使うためにトートバッグを作ります。欲しいデザイン、サイズなどを別紙に書き込み、それに従って型紙を起こしていきました。

ハンドバッグの最終段階です。マグネット開閉ですが、荷物を入れるとバッグが膨らんでマグネットが使えなくなることを見込んでさらにマグネットを追加したフタを作製しました。後は底板を仕上げれば終わりですね。




2022年3月22日火曜日

MK PLUS革教室(Tue)

 浅草橋は昼前から雪、積もりはしませんでしたが

先週『寒の戻りはありません』という予報があったような。


家出仕上げてきたというショルダーバッグです。総手縫いで頑張りました。よく見ると粗が見えてしまいますが、ご自分で把握されていましたし、ご自分で使うので問題無しです。


スマホカバーを作りま。そのままだとサイズが不安でしたので、床革でサンプルを作って型紙確認です。

ハンドバッグももうすぐ終わりです。パイピングを胴とマチの間に挟んで縫い合わせます。これが終わったら底との縫い合わせ、フタ縫い合わせ、ベルト作製が待っています。

ショルダーバッグ(ポーチ)を作っています。輪になるようファスナーマチとマチを縫い合わせます。あとは前後胴と縫い合わせる予定です。


2022年3月21日月曜日

ボストンバッグM11・トートバッグ34 タッセル作製

 いつもながら教室と雨予報が重なります。


お預かりしていた革ではタッセルが作れないので、急遽黄色系の革を用意してタッセル作りです。まったく同じいろというのは無いので似た色を2色用意して同じように作りました。切り出した幅は両方とも3mmですが、硬さや張りなどが違うのでタッセルの膨らみが変わってきます。


こちらは通常の黒革で作った南京錠用のキーホルダーです。南京錠の鍵は2個しかないので、黒ではなく上記黄色を選択するときは付け替えてもらいます。

違う種類のタッセルです。上下繋がっていないので膨らみがありません。キーホルダーはボストンバッグ用、タッセルはトートバッグ用です。
これでボストンバッグ、トートバッグは完成です。




2022年3月19日土曜日

MK PLUS革教室(Sat)

 夕方から雨予報、いつも外れるから大丈夫だろうと

思っていたら教室終わりにザーザー降り。


内ポケットはファスナー開閉ですが、そのファスナーを取り付ける額を作っています。皆さん苦手の『コーナー落とし』を使っています。道具の角度を間違えると外側に刃が入ってしまうのと、直角にうまく合わせられなくて革をえぐってしますミスが多いです。
慣れるまでは端革を使って何度も打ちつけます。

全部帆布を使ってトートバッグを作っています。ハンドルも帆布です。長細く切った帆布を中心に折ったものを2つ用意して縫い合わせます。準備されていた帆布が思ったより柔らかかったので幅を合わせるのに一苦労でした。


2022年3月18日金曜日

トートバッグ34 縫い合わせ 完成

 長財布か2つ折り財布かで悩みます。


内縫いなので中表にしてから縫い合わせます。少しカーブがきつい箇所があるので前後幅が短い押さえを使っています。


表と裏の袋が出来上がったら上部をピッタリ合わせて仮止めします。問題無いようなら周囲を1周縫い合わせます。

各部、確認して完成です。黒に黄色が映える色使いです。VF-1ロイ・フォッカーのようなイメージが浮かびます。わかるひとにはわかるネタです。


底板も作ってあります。ボンテックス2枚重ねのみでなく、表側に来る方へスポンジ芯を入れてあります。


2022年3月17日木曜日

トートバッグ34 前後胴・底縫い合わせ

 毛布を抜いていいのか迷う季節です。


ポケットを付けた前後胴と底を縫い合わせます。右側が前胴裏ですが、こちらはファスナポケットのみ、もう片方はファスナーポケットの裏に隠しでオープンポケットが付いています。面ファスナーでの開閉です。

表側はポケットを付けた後にハンドルに使うテープを縫います。ハンドル用テープは5cm幅ですが、中心で2つに折っています。
画像は革を補強として縫っています。カード入れ用に1ヶ所だけ丸カンを付けました。

こちらも前後胴と底を縫い合わせました。ハンドルテープが付いた分厚みが増すので押さえがずれないよう注意します。
底鋲は12mm径の半丸カシメです。


2022年3月16日水曜日

トートバッグ34 ファスナー調整 ポケット作製

 あっあれ作らないと、あの実験も、というのが次々と出てきます。


ファスナーはコイル5号を使います。メイン開閉はマグネットなのですべてポケット用です。

外ポケットはマグネットとファスナーです。マグネットは表と裏を縫ってから取り付けますが、ファスナーは表と裏を縫い合わせるときに間に挟みます。

マチポケットは少し膨らみを持たせるために数mm大きくなっています。サンプルではマグネットが付けていましたが、本番でマグネットがいらなくなったので、毎回の位置調整がいらなくなるのは助かります。

よく見るとマチ内側にポケットが付いています。ペットボトルや水筒、折り畳み傘などを入れられます。
Dカンはバッグが完成したときのショルダーベルトを引っ掛けるものです。


2022年3月15日火曜日

トートバッグ34 生地裁断 革部分作製

 目の痛みが引きません。


2019年12月以降作っていなかったトートバッグの注文です。ボストンバッグと同じ色合いです。まずは型紙探しからです。
中々見つかりませんでしたが、最後の望みで発見。型紙再起こしはせずに済みました。

ミラのインターロック処理された生地です。中々に硬い生地なので全部裁断が終わる頃には刃がダメになります。

シャンタンも同じように切り出します。2年以上前なので切り込みが何のためなのかわかりませんし、なぜその幅なのか思い出せません。

革はプリズム型押しを使います。そのままだったり芯を入れたりと今の技術を使い分けます。


2022年3月14日月曜日

空手道着 修理

 明日まで?ということで急いで確定申告に行ってきました。

駐車場で何の案内もしないガードマン。

番号を呼ばれたので立ち上がったら「えっ?」っていう顔をしたオバ・・・女性。

最初の受付で何を話しているかわからないオジサン。

確認事項でマスク越しでもわかるはきはきした笑顔のお姉さんの癒し。

入力時に何を話しているのかわからず

透明板の向こうで資料を見せられ何も見せてくれないオジサン。

楽しい確定申告でした。


今日は破れた道着を直していました。

『破れているのがかっこいい vs みっともない』の喧嘩が始まったのですが、

さすがに紐が切れてる、穴が開いているは無いなと。

そのまま縫うだけではまた破れが広がってしまうので別の生地を裏当てしてジグザグ縫いを重ねました。襟周辺で数箇所、生地が薄くなっている箇所も縫っています。
襟自体もほつれていたのでジグザグ縫いで補強してあります。ただ応急処置に近い状態なので何かのきっかけで破れてしまうかもしれません。
次は買い替えですね。




2022年3月11日金曜日

ボストンバッグM11 内側作製 完成

 三國無双2、FF10-2、CDを取り込みながら聞いていると

やりこんでいたことを思い出します。


内ポケットを作った裏地です。前胴革はオープンポケット、後胴側はファスナーポケットです。

前後胴にポケットを作った胴を仮縫いします。まちと胴を仮縫いしてからグログランテープ処理します。

底板はシャンタンで包んだボンテックスを2枚用意しました。周囲を縫って終了です。

各部点検して完成です。ショルダーベルトなども作ります。


2022年3月10日木曜日

ボストンバッグM11 ハンドル作製 ファスナー作製

車の中が暖かくて眠くなります。


ハンドルだけはいつものように手縫いです。少し締める力を強くする必要があるので、乾燥している指先に糸が食い込んで血が出ます。

コバ処理している間にメインファスナーに取り掛かります。表地と裏地が縫い終わったあとにスライダーを入れて下止めを取り付けます。

ハンドルを胴に縫い合わせます。下に見えている革紐はハンドルの根革が開かないようにしているものです。ハンドルの反発力が強いので、何もしないと縫うことができません。ハンドル箇所の胴裏には芯を貼って補強してあります。