2019年7月31日水曜日

ボディバッグ ダイヤモンドステッチ

以前、真夏に長野山奥へツーリング行ったときにお店のおばちゃんが
「今日は20度で暑いわね」と話していたことを思い出します。

 チャコペンで線を引いて縫っていきます。帆布が硬いので押さえをウォーキングフットに変えなくても綺麗に縫うことができました。

外ポケットはファスナー開閉にしています。袋を作らず前胴の裏全体をポケットの空間にしました。

メインファスナーを縫っています。吊り定規の高さをファスナーに合わせて調整します。吊り定規があっても気を抜くと曲がってしまうので集中しますが、腕をツーっと通る汗が邪魔してきます。

2019年7月30日火曜日

香取神宮 ショートツーリング  ボディバッグ 漉き

暑さに負けてなるものかとショートツーリングへ。
いつもの香取神宮ですが。

 信号も少なく、1時間でフラッと行けてちょうどいい距離です。着いたら汗だくだくです。好きな護国神社でまったりします。夏のせいか緑の匂いが濃くて深呼吸が気持ちいいです。
信号停まるたびに水温上昇してファンが活躍です。


 帰宅して一息ついたらボディバッグに取り掛かります。ボディバッグには一部分で革を使うのでなるべく段差ができないよう漉きを重点的に行います。まだ漉き機よりも自分の技術の方が安心できます。

帆布の周りを縫いますが、幅広くし過ぎると内縫いにしたときに見えてしまうのでッ幅を狭くしています。狭すぎるとごっそりと糸がほつれてしまうのでどのくらいの幅にするかは勘です。


途中、マスツーリングとすれ違ったのですが、手を振ってきたので振り替えしました。こっちはソロでしたが、こういうのは楽しくなってきますね。

2019年7月29日月曜日

ワークショップ準備5

関東梅雨開けです。
暑さ本番です。

 追加した帆布も裁断して周りをかがり縫いします。これをしているときはロックミシンが欲しくなりますが、終わると『別にいらないか』と思ってしまいます。

人数分の処理が完了しました。あとはどこまでこちらが手を入れるかですね。それによって当日の時間がかなり変わってしまいます。
う~ん。あとは帆布の穴開けぐらいはしておきますか。


2019年7月26日金曜日

ボディバッグ 生地裁断

暑すぎて自分のエンジンがなかなか掛かりません。

何を考えていたのかワークショップ用の帆布を切っていたら切るのに失敗して使えなくなってしまいました。手に入れに行くしかありませんが、失敗してからの都内への電車。行く気が出ません。
手を止めてボディバッグに取り掛かります。革、帆布、シャンタン、背当てのスポンジ(?)を切り出します。帆布は特殊加工されているらしく硬めで独特の匂いがします。

2019年7月25日木曜日

ワークショップ準備4

ちょっと余裕があるし晴れてるからと
バイクに乗ろうとしたらいきなりの雨。

MK様のワークショップ用に人数分切り出します。2mm厚のタンニン鞣し革なので切ったり穴開けに少し力がいります。
場所によって1.5mm厚に切り替えています。

手縫い用に菱目打ちで穴を開けています。4mmピッチにして縫う数を減らしています。

2019年7月24日水曜日

MK PLUS革教室(Wed)

朝、浅草橋でゲリラ豪雨。
生徒さんに直撃です。

 ラウンドファスナーウォレットを作っています。コインケースのファスナーの長さを調整していますが、コツをつかむまでは難しいようです。
まだ5号ファスナーが控えています。

ダレスの口金を使用したショルダーバッグです。口金周りの革まで含めて1枚革でできており、菱目打ちの数を合わせながら革に穴を開けていきます。下準備が大変ですが、それさえ済ませてしまえば縫うだけの簡単作業です。


行きの常磐線は荷物挟まり&救護活動で遅れ、京浜東北線も遅れ、総武線も遅れで開始ギリギリ。帰りは新橋・南千住・松戸で非常停止が押された影響でダイヤの乱れ。もうなんなんでしょう。

2019年7月23日火曜日

MK PLUS革教室(Tue)

帰宅ラッシュ&湿度&気温で体力がガンガン削られていきます。
しかも帆布7m、2mm厚の革3枚持ちで帰宅。

 ダイヤモンドステッチをしています。職業用ミシンの抑えをウォーキングフットに変えて縫っています。

違う生徒さんのダイヤモンドステッチです。同じデザインのバッグなのと革が一緒なので同じに見えます。というか一緒ですね。

こちらも違う生徒さんですが・・・一緒です。それぞれ違うステッチ模様にすれば面白いと思うのですが。

ショルダーバッグの胴とマチを縫っています。腕ミシンは慣れが必要ですが慣れると大きな経験値が期待できます。縫い終わったのであとはバイアス処理です。

2019年7月22日月曜日

都内打ち合わせ

山手線圏内から外れた都内で打ち合わせでした。
遠い・・・。

必要な資材、タイムスケジュールなど詳細を確認、
あとは人数確定後に準備に取り掛かります。
途中下車しようと思いましたが帰宅ラッシュに
引っ掛かりそうだったのでどこにも寄らずに帰宅です。

湿気と人混みで電車酔いがMAXです。



2019年7月19日金曜日

ボディバッグ 型紙作製

「先生の作ったボディバッグが見てみたい」ということで
作ってみます。

単なる四角だと簡単にできてしまうので自分への挑戦も含めて砲弾型にしてみました。メインは帆布にしようと思っていますが、うまくいくようならミラやクレイなど違う生地を使って作っても面白そうです。
円形だと測るのが難しいですね。作りながら修正していくことになりそうです。



2019年7月18日木曜日

キャリーオンバッグLサイズ4 前後胴・マチ・底縫い合わせ 完成

来週はもっと暑くなるらしいです。

 裏地も同じようにポケットを縫い合わせた後にマチと底を縫い合わせます。お客様の要望で内ポケットを追加しています。同じ色では見難いので縁にバイアステープを縫っています。

 底と胴を縫っています。生地が変更されているのと底芯などでかなり厚くなっているので家庭用ミシンでは力不足ですね。職業用ミシンでも難しいかもしれません。

表裏ひっくり返した後、上部縁を2周縫ます。 普通に縫っているようですが、影で色々と試しています。

 ファスナー引き手などを交換して完成です。

表:クレイ
裏:10シャンタン
一部革使用

 ショルダーベルトは3cm幅のコール織りです。カンを付けている革は本物のワニ革を使いました。端の方で使い道が無かったので眠っていた革でしたが、使うことができてよかったです。

パッと見て寂しく感じたのでタッセルを作りました。金具不使用のシンプルタイプです。革はアドリアです。発色が綺麗ですね。

2019年7月17日水曜日

キャリーオンバッグLサイズ4 メインファスナー 前後胴ポケット 作製

ツーリングに行けた陽気でした。
天気予報外れ過ぎ。

メインファスナーは5号コイルを使っています。両端に表地と裏地を付けています。引き手は後で交換します。

前後胴にポケットを付けました。ファスナーポケットは大きく開きます。オープンポケットは中心に仕切りがあり革で補強しています。ポケット上部にキャリーバッグ用にベルトを付けました。
このベルトサイズがお客様の持っているバッグに入ることを願うばかりです。
裏地にファスナーポケット用の窓枠を縫っています。ファスナーはコイル3号でサイズを一つ落としています。

2019年7月16日火曜日

キャリーオンバッグLサイズ4 芯縫い合わせ マチポケット作製

いつもとは違う流れでの注文です。

 表地と裏地を一気に裁断します。型紙はLサイズをそのまま引用しました。生地自体はポッシュに比べて厚くなっていますが、張りを出すため周囲に芯を縫い合わせていきます。

マチのポケットは膨らみを持たせています。内縫いにしてひっくり返したときに入れやすいよう調整しています。

2019年7月15日月曜日

ポーチ23 グログランテープバイアス処理 完成

今日は1日雨予報でしたが晴れています。
天気予報・・・。

 パイピングを胴へ貼らずにマチへ貼っています。胴とマチのどちらに貼った方が作りやすいかで色々と試しています。


アタッチメントを付けてグログランテープでバイアス処理します。押さえは重要ですね。教室ではパイピング専用の押さえが無いので玉縁芯からすぐ押さえが逃げてしまいます。

前後胴とマチへのバイアス処理ができた状態です。スライダーはロック式ではないので開けておく必要はありませんが念のため開けています。

引き手は革製で丸カンで留めます。線径が太かったのでスライダー側を少し広げています。

ひっくり返して形を整えて完成です。

表:ミラ
裏:グレース
13×8×3cm
ファスナー 2号 エクセラ

ミラの生地自体は面白いですが、端がほつれやすいですね。ほつれ止めしてダイヤモンドステッチなどをすれば、いいバッグが出来上がりそうです。

2019年7月12日金曜日

都内打ち合わせ

昼から打ち合わせだったので都内へGO。
その後、革を買いに浅草へ。
漉きと発送を依頼して先方と解散。
夜に別件があったので山手線圏内へ向かいます。

『近くにTXの駅があったよな』と思いながら歩いてたら
思ったとおり迷子に。
地図を見ながらどう行けばいいのか探していたら
迷子の外国人に話しかけられました。
浅草線の浅草駅に行きたいらしいが
浅草駅という名称だけで付近には3駅も。
ところがこちらも迷子。
なんとか地図を理解して説明したら「I'm ok」と。
何か情けを掛けられている感じがします。
がんばって「follow me」と言ったら
日本語で「あ~大丈夫です」と。
英語できない云々ではなく迷子を助けられなかったことに落胆です。
無事に辿り着いていることを切に願います。
ただ、迷子は迷子に道を聞いてはいけないと思います・・・。

2019年7月11日木曜日

ワークショップ準備3

ワークショップのリュックの第2段サンプルです。

2mm厚の革がメインですが、一部1.5mm厚を使います。1個だけだと何個も同じパーツを作るわけではないので気分は楽です。


 第1弾サンプルと基本は変わっていません。外ポケットを付けるかどうかで掛かる時間がかなり変わるのでどうするか悩みどころです。

 フラップを手縫いで付け、革紐を通して完成です。昨日、教室終わりにM&K Yokoya様のショールームで社長から色々と話を伺っていたのですが、新作の錠前やオコシ、ヒネリなど金具が追加されており使ってみたい、作りたいという気持ちが湧いてきました。

小さな変更点です。バンブー取り付け位置を1cm下げています。それと帆布の色が違っています。第1弾はアイボリー、第2段は生成です。見分けにくいですね。

2019年7月10日水曜日

MK PLUS革教室(Tue)

ワークショップの定員が満員になったと報告を頂きました。
参加される皆様、ありがとうございます!

 面白い形のバッグを作っています。Dカンなどをどの位置に置くかで悩んでいます。

ショルダーベルトチェーンの中心革のヘリを折り返しています。表は革ですが、裏も革にすると肩から滑りやすくなってしまうので裏は生地にしています。ベルギー製の生地ということで気分的にも違ってきます。

MK PLUS革教室(Wed)

『愛とはその相手の幸せを願うこと』と生徒さんが語られていました。
人生の大先輩、重みと深みが違います。

革に対して糸の色に悩んでいたので試し縫いして色が合うかどうか試してみます。そのついでに初ポニーなので練習をしています。

L型財布を作る前に各部の計算をしています。「ここはこういうことになってしまうので○○cmにした方がいい」など説明しますが、『百聞は一見に如かず』の方がいい説明になるときも。

他の生徒さんが作製したL型財布です。3mmピッチだったので縫う時間がかなり掛かりましたが綺麗に作られています。

火曜の教室のブログ更新を忘れていました。眠気に負けたようです。ですので火曜と水曜が前後しています。

2019年7月8日月曜日

ポーチ23 型紙作製・ダイヤモンドステッチ

生地の特性を見るために小物を作製します。

 特製を見るには少し小さすぎるかもしれませんがデジカメ用のポーチです。何個も作っていますし、生徒さんにも教えている内容なので型紙は問題ありませんね。

型紙に合わせて表と裏の生地を裁断します。表はミラ、裏はグレースです。ミラにアイロンで貼る芯が貼れなかったので周囲を縫うタイプに変更しました。これは痛い誤算です。

 何もせずにそのまま組み立てようと思いましたが、つまらないなと思って急遽ダイヤモンドステッチを追加することにしました。短い距離なのでウォーキングフット押さえに変えていません。革だと目打ちなどで印を付けておきますが、生地なのでチャコペンで書きます。
何日間か消えないはずが10分ほどで消えてくるのは相変わらずです。

DK Logo Plate Worksに依頼していたプレートがあるので使ってみました。引き締まっていい感じになりますね。



2019年7月5日金曜日

ボストンバッグM6・7 グログランテープバイアス処理 完成

曇りが続きます。

 底とマチ、ファスナーを縫い合わせます。革製のメインファスナー引き手のDカンは線径が太いので縫ってからはめるのではなく、はめてから縫っています。

先に仕上げていた胴とマチを仮縫いしたあとにグログランテープでバイアス処理します。正確な英語の意味は違いますが、作業内容は一緒です。
生地程度の薄さだと針を落としてしまうような失敗は少なくなりましたが、厚みが出てしまうとまだ失敗しやすいですね。

南京錠などを付けて完成です。さすがに縫い忘れや失敗は少なくなってきましたが、気を抜くと危険です。

中の使用に変更ありません。トートバッグで作ったスポンジシート入りの底板はいいですね。
自分用でバッグ作るときに作製してみましょう。自分で使うことでメリット、デメリットがわかりますし。