2020年12月28日月曜日

リュック6 逆押さえ使用 完成

 雨予報だったのでバイクに乗る計画を立てないでいたら

青空です。


やっと逆押さえの出番です。使い慣れるのはまだ先ですが、色々と応用できそうでこれからが楽しみです。

前胴、マチ、ファスナーマチ、後胴が付いた状態です。後はマチと後胴を縫い合わせれば完成です。

切りっぱなしだと生地がほつれてくるので革を巻くように変更しました。この方が高級感が出ると思います。


引き手に飾りを付けて完成です。

表:ポッシュ
  クロム鞣し革
裏:グレース
コイルファスナー 裏使い 5号


ショルダーベルトなどの穴は体に合わせるため空いていません。一部、ベルトの作り忘れがあったため、緊急で作りました。しっかりと3度塗り重ねしました。


ブログをご覧になった皆様、1年間ありがとうございました。
次回更新は年明けを予定しております。
皆様、良いお年を。


2020年12月25日金曜日

リュック6 ベルト作製

乾燥しすぎて指先で細かい物がつかめません。

季節のせいです。年齢は関係ありません。


ベルトは2枚貼り合わせて周囲を縫っています。ピッチは3.5mに設定、上下とも糸は黒です。

コバはシックコートを3度塗り重ねています。尾錠の『つく棒』を通す穴は外から見えるため、この穴もコバ処理済みです。

尾錠と遊革を通してカシメで留めます。カシメは黒ニッケルで統一しました。


2020年12月24日木曜日

打ち合わせ  リュック6 後胴作製

 打ち合わせのため午前中にお出かけです。

自分の手を広げられるエリアが広がるのは嬉しいのですが、

それだけ責任も大きくなるので気を引き締めなければいけません。


背中に当たるメッシュスポンジと芯などを縫い合わせます。何本の縫い目を入れるか決めていなかったので、とりあえず中心に1本入れています。
チャコペンなどで線を書けないのでマスキングテープを貼っておきます。

周囲を何本縫い線を入れるかによって印象が変わりそうですね。クッション材は入れていないので少し硬めに感じます。その点も詰めた方がよさそうです。


裏面です。芯が入っていますが、芯とメッシュスポンジの間に芯が目立たないよう黒の生地を挟んでいます。


2020年12月23日水曜日

MK PLUS革教室(Wed)

インドカレーの看板に『本日のカレー AB』とありました。

何だ?と思って注文したら海老でした。


トートバッグの内ポケットを縫っています。初の腕ミシンということで最初は針が落ちてしまいましたが、やり直して綺麗に縫うことができました。

ダレスバッグのベロを作っています。中に芯を入れて中心が盛り上がるようにしました。芯の周囲を縫うことで段差で糸が守られるようになっています。


2020年12月22日火曜日

MK PLUS革教室(Tue)

「よいお年を」という言葉が聞こえる時期です。


革にゴムノリを塗っています。違う革と貼り合わせたあとに縫いました。もう少しで本革使用の贅沢ティッシュケースが出来上がります。

天敵『真っすぐに切る』です。よく観察してみると刃や本体の角度で定規が曲がったり変な力が入ってしまっているようです。「刃を真っすぐに」とはアドバイスしますが、慣れていくしかありません。

こちらも天敵と戦っています。線を引いてその上を切るようにしていますが、中々うまくいきません。L字ファスナーの財布を作っているのですが、別の天敵のカーブに手こずっています。




2020年12月21日月曜日

リュック6 前胴作製 マチ縫い合わせ

 塗って乾かして・・・の作業が多かった1年でした。


裏地はグレースのストライプです。内ポケットはマチ無しですが、幅広なのでスマホなどを入れても平気です。

ファスナーマチを挟んで表と裏を縫い合わせます。ひっくり返し、上部を押さえ縫いしました。

表側です。下半分は革、上半分は生地です。芯を入れることで張りと強度を上げています。


2020年12月19日土曜日

MK PLUS革教室(Sat)

 浅草橋近辺の銀杏も葉が落ちてきました。


革が厚すぎて漉き機に入らなかったので革包丁で漉く方法を実践しています。刃を左右に細かく動かしながら少しずつ漉いています。

出来上がったトートバッグです。表と裏を丈夫で縫い合わせてひっくり返すタイプは前回作ったので、今回は外と中の袋を作って上部で縫う『落とし込み』で縫いました。


2020年12月18日金曜日

リュック6 ファスナーマチ作製

 みかんが美味しいです。


革漉きは済んでいるので生地を裁断しておきます。薄すぎるとひっくり返したときなどに裂けるので勘です。
もちろん銀面有りの革を使っています。

ファスナー裏を作ってみました。革は切りっぱなし、生地はヘリ返して周囲とファスナー周りを縫っています。ですが、気に入りません。うん、安っぽく感じます。
一度、糸を全部解いて裏のファスナー周りに革を追加しました。

糸を取った穴に合わせるようにして再度縫い合わせます。吊り定規があれば合わせやすいですが、カーブが難しいですね。
ファスナーは裏使いのコイルです。


2020年12月17日木曜日

打ち棒作製

 拍子木のような打ち棒を探していましたが、浅草橋近辺だと1,800円。

バットのようになっていると2,400円。

微妙に高い・・・。


というわけでジョイフル本田へ木材を探しに行ってきました。机か棚か何かの棒ですが、握りやすいよう丸まっているのとヤスリがけも済んでいるのでこれで決定。裁断ぐらいなら自分でできますし。

380×380×700mm
パイン材

持ち手がつくように適当に切ってみました。振り回すにはいい感じです。1本600円しないぐらいだったので1個300円ぐらいでしょうか。

打ってみました。パイン材なので危惧していたとおり、凹みました。それと軽いので振り回すにはいいのですが、厚い革などを打つには向いていません。型紙などに穴を開けるときには少しの力でいいので向いていると思います。
重くて硬い木の探し回り継続決定です。


2020年12月16日水曜日

L型財布(ミドル)23 ファスナー縫い付け 完成

 何個か抱えている案件が済めばバイクでビューンと。


外ポケットの裏地です。少し複雑な形ですが、組み立てていくと外開きのファスナーポケットへと変化します。

いつもは勘でファスナーをセットしますが、同じものを複数作る可能性があったのでファスナーセット用の木を準備しました。100円ぐらいで買ってきた木にカーブを描いて鋸で裁断、ヤスリで整えて完成です。

このようになりました。無い状態で慣れてしまったので、あってもなくてもという感じですね。

表と裏を仮止めし縫い合わせます。位置を完璧に合わせたつもりでしたが張りが落ちていました。こんなレベルではダメですね。何個も作るしかなさそうです。

コインケースを付けた状態です。中表の状態になっています。

ひっくり返して角を整えて完成です。今回はサンプルなので、ここをこうすればという改善点が見えたので良しとします。

ポケット
外:1
中:8

コインは仕切りのみでファスナーはありません。中身が合皮なので個人的には好きではありませんが、何か代用品があればそれを使いたいですね。


2020年12月14日月曜日

L型財布(ミドル)23 コインケース作製

 暑くて布団が無くなり寒くて起きる日々が続きます。


今回は合皮と本革を使います。合皮は財布の中身、本革は本体とコインの外側です。

コインケースです。外のカードポケットは2段で裏に合皮を貼っています。

カードポケット上部はヘリ返しのみ、コインケース上部は折った後にミシンで縫っています。コインケースの裏も合皮が貼ってありますが、曲がる部分なので少し曲げながら貼り、ヘリ返しなどの処理をしました。


明日の更新はお休みします。



2020年12月11日金曜日

ルプランジュのシュトーレン

 ケーキ屋でチワワを、床屋でトイプードルを

モフモフした日でした。

チワワは『もう帰っちゃうの?』と鳴き

トイプーは『撫でてくれないの?』と目で訴えを。

最高です。


事前に今ぐらいの時期にシュトーレンが並ぶとリサーチ済みだったので行ってきました。ずっと気にはなっていましたが、手を出せずにいたので今回が初シュトーレンです。

切った感触は硬めのパンでしょうか。レーズンやナッツ類が練り込まれており、周りは砂糖がまぶされています。フォークが刺さらないぐらい硬いのですが、クッキーとは違います。すごい甘いという訳でもなく、家庭的な美味しさという感じです。
クリスマスに向けて切り分けながら食べるものらしいです。時間経過でフルーツの風味が生地に移るらしいので、すぐ食べたい気持ちと風味を待ちたい気持ちが争っています。


L型財布(ミドル)23 型紙作製

ツーリングに行く予定が立てられません。


「これと同じで」という依頼ですが、『これぐらい簡単に作れるように』という裏が含まれていることを感じています。革と裏地用でこんなに増えました。ポケットが多いのと外ポケットもありますので。
あとはサンプルを作りながら型紙修正です。


2020年12月10日木曜日

犬の首輪6~9 作製・完成

 そろそろ年賀状と思うと『何やってるのかな』と

想いを馳せる日々です。


2枚貼り合わせてから裁断、周囲を縫い合わせます。革の色の指定はありましたが、糸の色を決めていなかったのでピンクとレインボーにしました。
12mmと15mm幅で各2色にしています。

コバはシックコートで処理しました。画像で3度塗りです。ヤスリがけはしていません。

首輪用のDカンをセットしてカシメで留めます。ボケ~ッとしながら押したら失敗しました。簡単な作業でも気を抜いたらダメですね。

尾錠とDカンが付いたシンプルな首輪です。尾錠は各幅に合わせましたが、端の方が狭くなっていたのでそのままの幅ではきついですね。何度も交換するものでもないので大丈夫でしょう。


2020年12月9日水曜日

MK PLUS革教室(Wed)

 最近、電車で隣に座ってくる人が腕に座ってきます。

目測を誤っているようです。


トートバッグに付けるショルダーベルトを裁断すいる準備です。太めに切って既定の幅に裁断しました。
長さを決めるのは革の長さだけでなくカンやカンを付ける革などによって変化するため、全体をどうするか(何を使うか)をまず決めた方がいいですね。

ショルダーバッグの最後の工程です。ショルダーベルトの根革を縫い付けています。根革の方に縫い穴を開けておき、本体に仮止めして菱切りで貫通させました。

完成したショルダーバッグです。全体的に革自体の素材を生かしたバッグを多く作られる感じです。フタの部分は切りっぱなしで良いですね。メンズだとコンチョなどを付けたくなりますが、シンプルでいいと思います。

ダレスバッグの裏地を縫い合わせています。前後胴と底を縫い合わせてからマチに取り掛かります。ベロ部分を作り終わったらとうとう口金との縫い合わせですね。


リュックを作っていますが、構造が複雑すぎて毎回頭を悩ませます。できないとは言いたくないので何か他の手順を考えますが、毎回煙が出そうです。


2020年12月8日火曜日

MK PLUS革教室(Tue)

 10ヶ月ぶりの生徒さん復活で久々に

午前1人ではなくなりました。


トートバッグを作っていますが細かい箇所で『どんなんだっけ?』に追い込まれています。前回使った糸を忘れてしまったので外側は途中で止めて裏地に取り掛かりました。

ティッシュケース入れを作っています。手持ちの革で作ろうとしましたが、数cm足りないので革を買うしかなさそうです。

定番の直線切りです。紙を繋げようとしたときに波打っているのがわかる感じなので、最初に比べるとうまくなったと思います。
やはりどちらか(もしくは両方)に力が入りすぎているかと。

こちらも直線ですが、紙と比べて厚みがある分難しくなります。刃の角度も重要なので。
前回のトレーが気に入ったらしく複数作っていました。