2020年5月29日金曜日

ショルダーバッグ40 生地裁断 箔押し機 革部作製

夕方の風が心地よい感じです。

 型紙作製は済んでいるので生地を裁断していきます。表地はクレイ、裏地はシャンタンです。

革にロゴを箔押しします。金具がニッケルメッキだったので箔は銀にしました。

本番前に何度か試し押ししてから本番で箔押ししました。綺麗に押せて満足です。上の2つはDカンの根革でロゴ同様に本物のワニ革です。中途半端にしか使えない範囲が残っているのでこういう小さい箇所に使いました。
裏にハリがあるクロム鞣し革をベタ貼りして補強、コバ処理しています。

2020年5月28日木曜日

サンプル作製 完成 ショルダーベルト

ナイフを置いておいたら服に引っ掛けてしまい落下。
柄の方から落ちたので足を避ける必要ないなと一瞬で判断、
落ち着いていたら下に置いてあったミシンに当たり
跳ね返ってくるぶしにグサリと。
血が止まって周辺が紫になっているので白血救が格闘中です。

 短いですがショルダーベルトの様々なパターンのサンプルをMK様依頼で作っています。このような作り方もある、ということでお客様の手助けになるようにしています。
どこにどう並ぶか楽しみです。


上から『美錠を使ったベルト』、『コキとカンを使ったベルト』、『チェーンを使ったベルト』です。チェーンの取り付け方もハトメ方式とDカン方式に分けたりしています。ハトメは特殊な道具がいらない打ちつけ式です。
金具がメインで目立つよう革は黒にしてカシメは黒ニッケルにしています。カンなどの金具は色によって印象が違うのでニッケルとゴールドにしました。


2020年5月27日水曜日

サンプル納品 打ち合わせ

深夜、窓を閉めて扇風機も付けていないのに
室内の風鈴が動いていました。
誰!?

生地受け取りや納品、打ち合わせがあったのでお出かけです。

縫いで止まっていた靴ベラですが、MK様で組ネジとカンを付けてみました。金具が付くといい感じになりますね。あとはMK様に来たお客様がどんな反応を見せるかです。
教室の打ち合わせもあったのですが、再開は6月末まで延期となってしまいました。再開してからも色々と条件が複雑になりそうです。
午後に他の打ち合わせがあったので山手線に乗って移動、打ち合わせ開始です。1cmの幅をどうするかなど詳細を詰め確定したので取り掛かります。

電車の乗客が確実に増えましたね。
いつもの日常が戻るのは嬉しいですが、
夏のラッシュは嫌です・・・。

2020年5月26日火曜日

サンプル作製 完成 ブレスレット 靴ベラ

『第08MS小隊』が面白いです。
何年か前に観たときと感想が違いますね。
昔はアイナ可愛いと思っていましたが、ラストリゾートまで
観直すと今はキキの方が好きです。
魔女宅とは一切関係ありません。
F91の期間限定配信、もちろん観ました。

 アルミの靴ベラ芯に革を接着してモデラで形を出していきます。なるべく隙間やシワが入らないようしっかりと圧着します。

 ナスカンなどをぶら下げるように革を2枚ベタ貼りして縫い穴を開けました。型押し革なのでネジ捻の線が分かりません。なのでいつものようにマスキングテープを貼って線を書き、菱目打ちを使いました。

縫ったあとに一定の間隔で芯の周囲を裁断、コバ処理しました。穴は組ネジφ4mm用としてφ4.5mmの穴を開けました。

 左が3mmピッチ、右が2.5mmピッチです。同じ糸を使っていますがピッチが違うだけで糸の太さが違って見えます。締める力は一緒のはずです・・・たぶん。

使用革:クロム鞣し 型押し
使用糸:ビニモMBT8番

ブレスレットです。イカリのような金具をメインとしています。そのままでは手に取って頂くことは少ないと思うので、色が途中で変わる糸とマジック三つ編みでインパクトを持たせています。

使用革:マレンマ
使用糸:20番


こちらもブレスレットですが金具の形が少し違います。糸はスパン糸60番なので細いですが、家庭用ミシンでも作れるということで選択しました。吊り定規のようなガイドは付けられないのでマグネットで直線を縫っています。よく見ると上記と同じようにグラデーション糸を使っていますが、分かり難いです。

使用革:クロム鞣し
使用糸:スパン60番

MK様店内に置く予定なので気になる方は
開店したらご覧になってください。

2020年5月25日月曜日

バイクでベリーショートツーリング to 牛島55

牛島のfacebookを見たらランチが5/19から
通常営業開始されたそうです!
今日は晴れ、行くしかありません!
『facebookやInstagramの使い方がよく分かりません・・・。』

 店内はテーブル席が個人用になっていたり壁側を向くようにして座るようになっていたりと対策されています。頼んだのはロースカツ定食の大厚です。
しかも・・・。

追加でもう一皿。ロースカツ定食を頼んだ時の定番です。肉質もそうですが脂が美味いです。
鉢は切り干し大根の煮物でした。この陽気、バイクじゃなければ小鉢を肴にビールですね。

この気温だとバイクの水温が上がりっぱなしでした。

ショルダーバッグ41 グログランテープ処理 完成

気持ちいい青空です。

 グログランテープ用のアタッチメントと押さえを交換して、という作業が特別感あって好きです。グログランテープをセットして前後胴の周囲を縫います。
グログランテープの厚みによって縫いやすさが変わってくるので特定のメーカーに決めています。


縫い終わった状態です。前胴裏はペンホルダーとオープンポケット、後胴裏はファスナーポケットとオープンポケットです。

 ひっくり返してファスナー引き手を交換して完成です。メイン素材はクレイ(ダークネイビー)という生地を使っています。

ハンドルとショルダーベルトはコール織を使いました。横型などもそうですが、ベルトの種類によってコキの幅を変えています。

2020年5月22日金曜日

サンプル打ち合わせ  ショルダーバッグ41 ファスナー引き手作製

サンプルの打ち合わせでMK PLUS様へ伺いました。
東京都がどう出るかによって6月OPENできるかどうかですが、
店内改装(レイアウト変更)が始まっていました。
教室も変更があるということで不安と楽しみが入り混じっています。
行ったことがある方はびっくりするかもしれません。

少し寄り道をしてから帰宅しましたが、
時間があったのでショルダーバッグを進めます。

全て同じ革でということでファスナー引き手も作りますが、柔らかいのでハリのある革をベタ貼りして硬度を出します。ただ、接着面が銀面となってしまうので紙ヤスリで銀面を荒らして接着しました。よく見るとDカンの線の太さが違いますが、これはファスナースライダーの号数が違うためです。

2020年5月21日木曜日

ショルダーバッグ41 前後胴作製

爪が変な割れ方をして歳を感じています。

 ペンホルダーは裏に芯を仮止めしてから輪になるように縫っています。内ポケット上部は革を薄く漉いて包みました。

前胴外ポケットは上が革、下が生地という異素材を組み合わせています。吊り定規や折り幅を同じ設定にしても厚みや質感が違うので上下で全く同じように、というのは難しいです。


2020年5月20日水曜日

ショルダーバッグ41 ハンドル・マチ作製

天気がはっきりしません。

ハンドルは持つ部分を革で包んでいます。この革だけだと薄く柔らかいので違う革をベタ貼りして強度を出しています。
コール織に巻くように縫っています。

マチにハンドルを縫い付けてメインファスナーを縫い付けました。ショルダーベルトは後でも作業ができますが、バッグ本体を持ちながらの作業になるのでかなりのリスクです。ですので先に縫い付けてしまいました。ネジ式のカンなら楽ですが、金具代
が上がってしまいますし。

2020年5月19日火曜日

巾着作り

姪が遊びに来ました。

 「袋を作りたい!」ということでミシンを使って巾着を作りました。初ミシンだったのでチャコペンで線を引いて速度を『ゆっくり』にして手を添えて踏むだけでいい状況にしました。

少し面倒な箇所はこちらで行い、簡単な直線のみダーっと縫ってもらいました。ヒモを通して完成です。喜んでいてすぐお菓子を入れていました。
こっちも久しぶりの教室みたいな感じで楽しかったです。


2020年5月18日月曜日

ショルダーバッグ39 革小物作製 完成

1週間、曇りや雨の予報です。

 ファスナー引き手は中心に芯を貼って盛り上がるようにしています。丸カンを入れた後に2つ折りにして周囲をミシンで縫います。

縫い終わったらコバをバスコで処理します。乾いたら縫ってを3回くらい繰り返しているので乾燥の待ち時間が長いです。

ファスナー引き手を付けて完成です。

表:クロム鞣し(シボ型押し)
裏:シャンタン


ファスナーポケット×2
マグネットポケット×1

オープンポケット×3
ファスナーポケット×1
ペンホルダー×3

2020年5月15日金曜日

ショルダーバッグ39 グログランテープ処理

あとで撮ろうとしていて忘れていたので
表側前後胴、マチの途中画像はありません。

表前胴はファスナー2段のポケット、表後胴はマグネットのポケットです。前胴ポケットは順番を間違えると全部失敗となってしまうため何度も頭の中でシミュレーションを行います。
ハンドルを縫ったマチと前後胴を仮縫いしてグログランテープで縫い合わせます。

2020年5月14日木曜日

ショルダーバッグ39 裏地縫い合わせ ファスナーポケット

ハンドル形状が決まったのでショルダーバッグ39の続きです。

途中の画像が抜けまくっています。生地や革などは裁断済みなので順番通りに縫い合わせていくだけです。
ファスナーポケットは順番を間違えないようにすれば簡単に作れます。

今日、ミシンが戻ってきました!メーカー預かりにならなくてよかったです。縫いが滑らかになり、音が静かです。感動ものです。他、故障していたけど気にしていなかった糸通しなども修理して頂いて新品ってこんな感じだったかなと思いました。愛着湧きますね。
山下ミシン様、ありがとうございました!

2020年5月13日水曜日

リュック(革製)2 後胴作製・縫い合わせ 完成(仮)

『MACROSS ZERO』が面白いです。
フォッカーが乗るVF-0が変形シーンから視線だけで
ミサイルロックオンするところがかっこいいです!
パインサラダを思い出します。

後胴はオープンポケットが一つ付いています。前回は腰のベルトをマチと後胴の間に挟んでいましたが、後胴に直付けする方法に変更しました。

 縫いかカシメか悩みましたが、耐久性を考えカシメにしました。ただ、カシメだから強いというわけではありません。

 後胴とマチを縫い、細長くした革でカバーして完成です。まだバックル用の穴を開けていないので仮ですね。本人の身体に合わせて穴を開ける予定です。


メイン開閉はオープンファスナーです。オープンにしたので『片手で簡単に』というわけにはいかないので何か別の方法があれば試したいです。

2020年5月12日火曜日

漉き&打ち合わせ

合間を縫って漉きに行ってきました。
車内はGW前よりも若干人数増えたかな?という感じです。

バッグの追加注文があったので漉きが必要なパーツを持って裏技をしに浅草橋へ。ベタ漉きは平らになるようにセットすればいいので楽ですが、ヘリ漉きは厚み、幅などを調整しなくてはいけないので何度も試し漉きをします。

ヘリ漉きとベタ漉きが完了しました。ヘリ漉きは手漉きできますがベタは難しいですね。

その後、サンプルの打ち合わせをしてきました。暑いけど対面なのでマスクを外すわけにもいかないので苦しくなります。

2020年5月11日月曜日

リュック(革製)2 前胴作製・マチ縫い合わせ

20度超えはデヴにとっては夏です。

 さて作り直しますか。作っている途中でミスしやすい箇所があったのでそこを改善しつつ組み立てていきます。

マチと前胴を縫い合わせてからグログランテープを使います。慣れている職人だと指で押さえながら縫っていきますが、その域にはまだまだです。

マチを縫い合わせた状態です。上部のベロ(?)部分も試しに作ってひっくり返すときに破れたので色々な工程を変更しています。

「?」と思った方、家庭用ミシンの中身です。プーリーが最近重かったのですが、とうとう縫う時に止まってしまいました。ボビン周りを開けてみるとホコリが。こうなったら徹底的に掃除しようとミシンを開けて組み立てたらネジが1本余った。は?
バラシて再度組み立てたら縫う時にエラー表示。
はい、ミシン屋行き決定です。現状を説明して入院しました。メーカー預かりになったら+数万なのでミシン屋で終わって欲しいです。
下手したら買った方が安いかもしれませんが
癖などを熟知しているので買い替えは考えていません。

2020年5月8日金曜日

リュック(革製) 後胴作製・縫い合わせ 失敗

失敗するだろうなと思っていたら
失敗しました。

 内ポケットはオープンが一つだけです。こちらも前胴と同じようにマチと縫い合わせてグログランテープで処理します。

バイリーンが入っているのでひっくり返すのが不安でしたが、案の定、失敗しました。革にハリがあるのでシワが入るだろうなと思っていたらその上を行きました。はぁ・・・。
 ~原因~
・漉き過ぎ(強度不足)
・硬すぎ(ひっくり返せない)
・ピッチ細かすぎ(切手のよう)
これは裂けますね。
構造を変えて作り直し決定です。


2020年5月7日木曜日

リュック(革製) ファスナー・前胴作製

十二国記が面白いです。
『風の万里 黎明の空』の「お前たちの主はいつから靖共になった!!」
までの盛り上がるシーンが何度見ても痺れます。
祥瓊が楽俊に会いに行った花吹雪のシーンもいいですねぇ。
全巻原作を読み直してみようかなと思っています。
アニメオリジナルキャラ無しでリメイクして欲しいアニメです。

 メイン開閉はファスナーですが、オープンを使って完全に開くようになっています。吊り定規をセットしていても気を抜くと曲がってしまいます。

スライダーはロック式にして不意に開かないようにしました。満員電車などで勝手に開かれるのを防ぐ意味もあります。

スライダーの向きが前後胴のどちら側に付けるか確認して前胴に縫い合わせます。マチは裏地とセットにしてからグログランテープでヘリを処理します。



2020年5月1日金曜日

トートバッグ用 ロゴマーク型抜き

いくつもの注文が溜まってきている感じ、
嫌いじゃないです。

 まずはルプランジュから頂いたシールのロゴをスキャナーで取り込んで拡大印刷します。紙のままだと耐久性が不安なのでプラ板に接着して線を切り出します。
端などの丸い箇所は丸抜きを使っています。

中の浮いてしまうパーツは上下で繋げました。 プラ板は0.3mm厚を使用したので紙を切るときにそのまま抜くことができます。
ただ、波打ってしまうのが難点です。

余ったスプレーを使って帆布に吹き付けました。一気に吹き付けずに何度か繰り返します。

やはり波打って浮いてしまった箇所から滲むような感じになってしまいました。羽はこのままでも良さそうですが、文字までこの状態ではダメですね。

まだスプレーが残っていたので、吹き付け加減を調整したのが右の帆布です。今度は文字が薄いです。プラ板が薄かったことによる波打ちが原因の一つかと思うので1mm厚のプラ板で再実験です。
1mmだと簡単に切れないので細部をどうやってくり抜くか。う~ん。

GW期間中は更新ストップします。