2017年3月31日金曜日

日暮里買い出し  教室用トートバッグデザイン  バイクでベリーショートツーリング to 牛島28

朝一で日暮里へ買い出しへ。
東京の桜は6~7割咲いていました。
木によっては満開に近いものも。
もう何日かすると上野公園なども満開ですね。
茨城県南は1~2割ぐらいです。


教室の第3段はトートバッグを予定しています。
漉きや裏地を使わないシンプルタイプです。

 ただ、漉かない重なる部分が出てきてしまうので縫い方だけでなく、何mm重ねてどこを縫えばいいのか、厚みはどうするのか、縫う順番などの点を教える予定です。ハンドルは本体に直接打ちつけた方が簡単ですが、小判カンなどを使って作るのも楽しいですね。

サイズは 各々選んで頂くとして簡単な形はA、Bのどちらかですね。本体と底のつながりが違ってくるのでAはふんわり、Bはキッチリという感じでしょうか。ただ、どの程度の革が取れるかによって型紙も変わってくるので臨機応変です。
お昼は行ってきました牛島へ。今のAランチは『アスパラ巻きロースかつとクリームコロッケ』です。ロース巻きのアスパラは美味さが合わさってかなり美味しいです。あと10本ぐらいはいけますね。相変わらずクリームコロッケは火傷との戦いです。

2017年3月30日木曜日

ペンケース 作製・完成

カリキュラム第4段です。
本来はミシンですが事情があって準備できなかったので
手縫いにしました。

 ファスナーはコイルファスナーの5号です。端は折り、下止めだけ付けています。

長さ調整したファスナーを本体に縫い付けます。手縫いのカリキュラムのまま進められるよう、漉きはしていません。本体同氏は両面テープで仮止めして菱目打ち(4mm)で穴を開けています。
 裏地は使用しないので線が付かないようボールペンは使用せずにネジ捻で線を引き、それに合わせて穴を開けています。薄い革なので縫う力加減が難しいですね。
 スライダーに飾りを付けて完成です。

革:ミンクル 0.8mm厚
糸:ビニモ5番
6×20cm
コイルファスナー 5号
コバはコバスーパーで着色しました。ミシンで行う時は漉きをしてヘリ返しなどを行う予定です。

2017年3月29日水曜日

キーケース4 作製・完成

カリキュラム予定第2段です。
前回のキーホルダーかキーケースか
選んでもらう予定です。

 3連金具なのでスリムです。まだ革が余っていたので引き続きバッファローのヌメ革を使用します。委託としても作製したいのですが、もう製品として使える部分の革は残っていないので何を作るか迷います。
 外側にくる革は若干大きめに裁断しており、内側の革に合わせて曲げながら貼っています。貼った後、内側に合わせて革を裁断します。


ホックや金具を打ち付け、周囲を縫って完成です。

革:バッファロー ヌメ革
糸:ビニモ5番
11×5cm
1mm厚の革を表裏に使っているので小さくても重厚感があります。キーホルダーに使った糸はライトグリーン、今回はターコイズカラーですが緑系の糸5番に赤革だとあまり革に影響が出ませんね。

2017年3月28日火曜日

キーホルダー4 作製・完成

キーホルダーかキーケースを教室2段階目に考えています。

 内側に芯を入れて段にします。曲げる箇所に近い部分は漉いて邪魔にならないようにします。接着用に銀面前面をヤスリで削っておきます。
 芯を中心に貼り、モデラなどで形を浮き立たせるように圧着します。カーブは曲げながら貼っていきます。
 周囲2mmの位置にネジ捻でラインを引き、縫い穴を開けて縫います。手に入りやすいことを考えてビニモ5番(ロウ引き)を使いました。
 コバ処理をしてホックとカシメを打ち、コンチョを取り付けて完成です。コンチョは適当に余っていたものを使いました。

革:バッファロー ヌメ革
糸:ビニモ5番
14×4cm(金具含む)

コンチョ+ホック開閉を久しぶりに作りました。女性向きというより男性向き感が強いですが、バイカー感も強いです。

女性バイカーが使っていたらかっこいいですね。バイカーズウォレットを作りたくなってきました。

2017年3月27日月曜日

カードケース5 作製開始 完成

革の教室をどのように進めていくかは
自分で決めることができます。
カリキュラムも含めて自由に決められますが、
その分責任感も増していきます。

最初は型紙、裁断、穴開け、縫い、処理を教える予定です。
と偉そうに言っていますが、どうなるかわからないので
事前準備だけはしっかりしておきます。

M&K内で手に入るヌメ革で一番薄いのは1mmなので
その厚みで作ってみます。

第一段階のカードケースです。

 型紙はカードの大きさをもとに作製、革にあてて裁断します。カードサイズからどれだけの大きさの型を作ればいいのかといったところから説明していきます。

2つ折りのカードケースでもいいですね。
 カードベース部分は裏同士貼り合わせています。接着はゴムノリを使いました。折り曲げが発生する箇所ではありませんし、扱いやすいからです。

貼り合わせる銀面を漉いておきます。
 カードポケット部分を貼り合わせて圧着します。周囲をネジ捻でラインを引き、そのラインに合わせて菱目打ち(3mm)で縫い穴を開けていきます。
 ビニモMBTで縫います。教えるときに重要なのは縫う順番を間違えないようにするのと力加減でしょうか。
ヘリ落とし、ヤスリ、染色、磨きをします。上部にハトメを打って完成です。カードポケットの穴は適当に開けました。

革:バッファロー ヌメ革
糸:ビニモ#8MBT
7×11cm



2017年3月21日火曜日

ノートカバー 作製・完成

前にミニ5穴のシステム手帳を作ったのですが、
作製サンプルとして渡しっぱなしになっていたので
作製に取り掛かります。

 ノートはすごく小さいもので革も少量で済みます。ダレスを作った端切れで足りました。簡単作製なので型紙は無く、定規で直線に切り出して彫刻刀で角を落とします。
 硬すぎる革なのでロゴを打刻することができません。上下の判断ができないので桜の刻印を打ってわかりやすいようにしました。

革:バッファロー ヌメ革
糸:ビニモ8番MBT
11×7.8cm

周囲を縫い、コバを処理して完成です。縫いやヤスリ、ヘリ落とし、着色などのコバ処理の基本ができるので、教室用の初心者課題としてシンプルで良いかもしれません。でも金具を全く使いませんね。どうしましょう。


22日(水)から今週末まで私用により更新をストップします。
よろしくお願い致します。


2017年3月20日月曜日

ダレスボストンバッグ 口金・裏地・本体縫い合わせ 完成

革を巻いた口金、裏地、本体を仮止めします。

 先に穴を開けてあるのでその穴に合わせて裏地の方まで貫通させます。斜めにならないよう直角に刺します。
 貫通させた穴に針を通していきます。また小指の皮が擦り切れて血ではない透明な液体が…。

このもうすぐ出来上がるという一歩手前が一番楽しいような気がします。
 周囲が縫い終わったら錠前を取り付けます。この錠前は裏側のナットで締めますが付属のネジでは長さが足りなかったのでホームセンターで急遽買ってきました。
計算上では足りているはずなのですが、なぜか足りません。革への負担も考え、ワッシャーも追加しました。

口金を曲げるときにマチに曲げ癖を付けて完成です。

革:バッファロー ヌメ革
糸:ビニモ5番
30×40×18cm
外:ファスナーポケット×1
内:ファスナーポケット×1
  オープンポケット×4

裏側はシンプルです。パンフレットなどを入れるかもと思いましたが、旅先で常に持ち歩くわけではありませんので省きました。

作っているときは小さいか?と思っていましたが、出来上がると意外に容量がありますね。
 外側の錠前を上げると内側の錠前が自然に開きます。閉めるときはカチャッと気持ちいい感触です。
ファスナーポケットのファスナーは25cmです。ポケットの数などは使う人によって違うのでこれが正解というのはありませんが、40cm幅のバッグでしたら3つぐらいに分けるのが多いですね。

これぐらいでしたら特に失敗することも無く作れるようになりました。改善点をたくさん見つけたので次回に生かします。総手縫いは楽しいです。

2017年3月17日金曜日

ダレスボストンバッグ 裏地作製 シャンタン生地

外側が出来上がったので内側に取り掛かります。

 生地はシャンタンを使用します。撮り忘れましたがマチもあります。
 ファスナーポケットやオープンポケットを縫い付けたら底部分と縫い合わせます。ファスナー側のオープンポケットは3つのポケットになるよう縫いました。
 端は断ち目かがり押さえ縫いをしました。シャンタンはほつれ難いですが念のため行います。繊維の方向に対して直角だと縫いやすいですが、並行には縫い難いので慎重に縫います。
大きいオープンポケットは開いてしまうので革でストッパーを付けました。A4サイズが入る大きさです。取り外しはホックです底の裏にはスライサー(薄)を貼りました。生地全体には貼っていません。

2017年3月16日木曜日

ダレスボストンバッグ 口金・ポンネジ革巻き 金具取り付け  M&K教室打ち合わせ

口金に革を巻きます。

 外側の口金には錠前とナスカン掛けを取り付けます。ただ、ネジの頭を革の外に出したくないので片側の革を貼り終えたらネジ止めした後にもう片側の革を貼ります。
 外側と内側で口金を浮き立たせる向きが違います。ポンネジを通す穴を開け、その位置を起点に菱目打ちで縫い穴を開けていきます。口金の下、全てに穴を開けるわけではありません。
 ポンネジはそのままでもいいのですが、金具を黒ニッケルに統一しているので銀色だと違和感があります。ですので薄く漉いた革をポンネジの頭に巻きました。ゴムノリだと接着力が弱いので強力な接着剤を使いました。
内側の錠前は仮止めです。ポンネジの締め具合は強すぎず緩すぎずのゆっくり閉まる感じにしました。

口金に巻く革を1mm厚にしましたがカーブにシワが入ってしまいました。開閉には問題ありませんが、見た目が悪いですね。0.8mmなどに少し薄くした方がいいですね。

夕方、教室の打ち合わせを行いました。
色々貴重な話を伺うことができました。
ありがとうございます。
私の方もスケジュールが固まってきて
講師として本格的に始動しそうです。

2017年3月15日水曜日

ダレスボストンバッグ 本体・マチ縫い合わせ 底板打ち付け

マチと本体に接着剤を塗り貼り合わせます。

 両方のマチに接着剤を塗るのではなく、片方ずつ行います。本体側に開けた穴に合わせて菱切りで貫通させます。一気に縫うのではなく半分に分けています。
 両方のマチが縫い終わりました。ここまでは順調です。
 一気に表裏ひっくり返します。この時点で上部に菱目打ちで縫い穴を開けています。
2mm厚の底板を付けます。底鋲の位置に合わせて穴を開けて底鋲と一緒に打ち付けます。

2017年3月14日火曜日

ダレスボストンバッグ ハンドル・パイピング・ベロ・キーケース作製

ハンドルを作ります。

 縫い目の間に芯を挟んでいます。芯が浮き出るように芯ギリギリを縫っているので糸が擦り切れる可能性は低くなりましたが、締める力で久々に小指の皮が擦り切れました。縫い終わったらコバ処理をします。
 玉縁芯2mmを包むように革を接着します。内縫いにするのでコバは処理していません。
 本体に貼り付けて菱目打ち(4mm)で穴を開けていきます。端は切り込みを入れて折り曲げています。
 開けるときに持つベロです。Rを付けて縫いました。無くても大丈夫そうですが念のためです。
錠前の鍵です。考えずに作っていたら鍵の穴が思ったより小さくて革紐が通らなかったので一部修正して通しました。

2017年3月13日月曜日

ダレスボストンバッグ ハンドル付け根・外ファスナーポケット・マチ縫い合わせ

漉いた革を組み立てていきます。

 Dカンは黒ニッケルの25mm幅です。幅に合わせた革に菱目打ちで穴を開けておきます。刻印はヌメ革に打刻して縫い付けました。
 ファスナーポケットのファスナーはマルチカラーを使って遊びました。胴部(本体)に芯を貼るか悩みましたがカッチリとしたバッグを作るわけではないので貼らずに進めます。
 裏地はシャンタンです。端はミシンでほつれ縫いをしておきます。
前胴と後胴に縫い付けたら底部分と縫い合わせます。糸はビニモ5番です。