エプロンをバッグのように作ってほしいという依頼です。
ピッグスエード1枚なので芯を貼った方がピンとしますが、裏地や芯はいらないということでしたので縫い合わせるだけのシンプル構造です。ファスナーの周囲など力が掛かる場所はくり抜かずに折り返しています。
スエードだけですと伸びやすいのでベルト部分は中に伸び止めテープを貼っています。2つ準備してミシンで縫い合わせます。革自体が薄いので漉きなどは一切行っていません。
両面テープで表同士に仮止めして縫います。カーブは折り返すときに膨らんでしまうので彫刻刀でギザギザに切り出しておきます。ファスナー部分から表裏ひっくり返した後、力が掛かるベルトの根元にカシメを打って完成です。
革:ピッグスエード
糸:ビニモ30番
50×30cm
オープンポケット×1
ファスナーポケット×1
左前にエプロンのように付けるのでファスナーのポケットは右寄りに取り付けました。ベルトはバックルで取り外しを簡単にしています。
3月4日(土)に行わせて頂いた手縫い講習会です。皆さんが揃う前にパシャッと撮りました。
ミシンコースなどですでに革に触れられている方はやはり進むのが早かったですね。
1時間も経つと進む工程にも差が出てきましたが、皆さん最後まで作り上げることができて良かったです。
ただ、いつもの作業を言葉だけで説明するという難しさが私の課題として残りました(汗)。
M&Kの麻生様にフォローに入って頂いたのですが、
すごい助かりました。
ありがとうございます。
また、声をかけてくださった辻本様、
担当してくださった道京様、
大変勉強になることばかりでした。
本当にありがとうございました。
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