2018年1月31日水曜日

リペア ハンドバッグ 内装縫い 本体と縫い合わせ

裁断した生地を袋状に縫います。

 長く使って頂きたいので合皮は使わずシャンタン生地にしました。保存方法を間違えなければ合皮と比べてカビたり劣化しにくいと思います。
中はオリジナルと同じようにファスナーポケットとオープンポケットにしました。

普通の粘着力では剥がれると思ったので、強力粘着力の両面テープ(幅1cm)を使用しました。シャンタン生地の袋を落とし込みの要領で仮止めして縫います。針は革用(先端が丸)だと生地を貫通させることが難しいため、普通地用の針を使っています。

もとのミシン目に合わせて手縫いしていきますが、ミシン目がガタガタなので「う~ん」という感じです。一番上の革、編んだ革、芯、ファスナー、折り返した生地という層を手縫いしていくのでほとんど目隠し状態で時間が掛かってしまいました。針が指に刺さったり糸で皮膚が切れたりしたのも時間が掛かってしまった要因ですね。
パイピングを途中で終わらせずに中まで入れているのでミシン目が合わなくなっています。一から作らせてほしいです。

2018年1月30日火曜日

ペンケース 組ネジ(Dk Logo Plate Works刻印)・ドイツホック留め 完成

やってしまいました・・・。

朝、道路が濡れていると思っていましたが、
夜露だろうなぐらいにしか思っていませんでした。

バイクのバッテリーが寿命だったので
在庫確認&整備予約で近くのバイク屋へ。
帰りは道路工事で通行止めだったので違う道から帰ろうとしたら
道路一面がヌメっと光るアイスバーン。
「やばっ」と思った瞬間、踏ん張ることもできず
そのまま横倒しでガシャーンと。
左ミラーが吹っ飛び、後ウィンカーも破損。
しかも滑ってバイクが起き上がらずガリガリ+
腰をやってしまいました。
数年前のトラウマが復活です。
近くの工事現場のオジサンとお兄ちゃんが助けてくれました。
本当にありがとうございます。

夜にミゾレが降ったそうです。
そりゃアイスバーンになるわ・・・。

ミラーとウィンカーを注文、バッテリー交換費用と同じ
諭吉さんとサヨナラすることが決定です(涙)。

という訳で腰痛で長い時間座れないので途中まで作って
完成待ちだったものを紹介します。

 1月23日UPで金具待ちだったものです。Dk Logo Plate Worksさんから打刻依頼していた組ネジが届いたので組み込みました。

革:ヌメ革(モーガン)
糸:ビニモMBT5番
8×20×8cm

 裏地はありません。ガバッと開くのでペンの出し入れがしやすいです。開閉はMK PLUSのドイツホックです。
組ネジは桜柄を打刻してもらいました。こんな細かいパーツに打刻できるってすごいです。
開いたときに横から見ると四角ですが、口金を閉じると三角になるので収納力が若干低くなります。が、他の人と違うものを持ちたいっていう人にはいいかもしれません。

2018年1月29日月曜日

財布納品  埼玉 とかち村豚丼中割丼

財布とカードケースの納品で埼玉県へ。

前回は迷子になってしまったので
遅れないようにします。
ただ、残雪が心配でした。

朝8時に出発、途中の温度計は-2℃。
どうりで5分かからずに寒さで手が痺れます。
厚手の靴下を履いたつま先も痺れが。

今日はそんなに車も多くなく、迷子になることもなかったので
時間通りに着くことができました。

茨城県南の雪はほとんど溶けており万年日影の道路が
多少心配なぐらいですが、埼玉は途中アイスバーンに
なっている箇所が所々にありました。
防音壁に囲まれた16号の白線の上も氷が残っており、
過去に転んだトラウマがあったのですり抜けすることなく
終始安全運転でした。

お昼は豚丼で有名な『とかち村』というお店へ。『中割丼』という特盛の上のサイズを注文。肉7枚でご飯約400gというボリュームです。Coco壱の大盛りが400gなので大食いの人には物足りないかもしれませんね。
甘じょっぱい味付けでご飯が進みます。豚肉が2段になって敷き詰められているので見つけたときは嬉しくなります。
ご馳走様でした。


帰宅後はお土産で頂いたどら焼きをすぐ頂きました。
どら焼き=アンコというイメージですが、
バナナとかイチゴもあるんですね。
ふわふわクレープの様で甘くて美味しかったです。
ありがとうございました。

帰りは日が傾いてきて温度計は8℃でした。
雪解けになったら秩父ですね。

総走行距離157km

2018年1月25日木曜日

ハンドバッグ8 内外袋作製  車でベリーショートドライブ to 牛島35  ルプランジュのオペラ

型紙作製と革裁断は済んでいます。
教室の休憩中に革漉きは終わらせました。

 生地を型紙に合わせて裁断します。ファスナーは1mで購入して裁断しました。
 ポケットなどを縫います。オープンポケットは片方だけにマチに作りました。

磁石を留める生地は裏にスライサーを貼っています。ミシンの押さえを考慮した大きさにしました。

革と生地を袋状にして縫います。上部は折り返してゴムノリで留めています。革の方はカーブを彫刻刀(三角刀)でギザギザに切り、ひっくり返したときに綺麗に形が出るようにしました。
生地の方が数mm小さくなるように縫っています。
 お昼は牛島へ。道路の氷が怖かったので車です。Aランチは『新玉ネギの串かつとカキフライ』でした。すぐにカキフライに手を出して口の中を火傷してしまうのはわかっているので気分を落ち着かせます。
カキのプリプリ感がプラスされてうまさが倍増です。

帰りにルプランジュへ寄ってきました。ブログを見ているとチョコメインだったのでオペラというケーキを購入。チョコの上で金箔が踊っています。スポンジ、クリーム、チョコが何層にも重なっており、贅沢食感です。ホール食いできそうな美味しさです。


明日は私用の為、ブログのアップはしません。

2018年1月24日水曜日

MK PLUS革教室

なんとか雪道にならずに済みました。

このバッグと同じように作ってみたいということで生徒さんが頑張っていたトートバッグです。全体が黒いのでパッと見はわかりませんが、ハンドルは周囲全てを縫っており、すごい手間が掛かっています。あとは底マチや細部を縫えば完成です。

キーケースやポーチ、ハンドバッグを作っている生徒さんもいらっしゃいます。色んな技術を吸収していってほしいですね。

2018年1月23日火曜日

ペンケース2 裁断 口金巻き

起きたら一面銀世界です。

 普通の黒革のままでもいいのですが、ふと『つまらん』と思ったので、本裁断する前に桜柄をスプレーで着色しました。本裁断後、トコ処理をして縫い穴やネジ用の穴を開けます。

マチは以前作製したミニダレスと同じです。奥まったマチ底は縫い難いので先に縫っておきます。

口金を巻きながら縫っていきます。 4月の講習会で行う予定の内容です。
外側の口金を巻きながら縫う時にベロも一緒に縫います。口金を留めるのは組みネジを使う予定です。

2018年1月22日月曜日

ハンドバッグ7 中袋作製

教室終わりに生地とファスナーを購入したので
続きです。

 帆布11号を裁断します。ファスナーも必要な長さに切り、両面テープで仮止めしておきます。

帆布は解けやすいのでかがり押さえ縫いは必須ですね。周囲を縫っておきます。

ファスナーポケットやオープンポケットなどを縫い付けてからスエード部分を縫い合わせます。


2018年1月19日金曜日

ペンケース2 デザイン 口金・型紙作製

新規ハンドバッグとリペア分のファスナーがなく
ストップしてしまったのであったらいいなを作ります。

 いくつかデザインを起こします。講師という立場だからなのか持っている道具や入れ物などを生徒さんからよく見られます。簡単にできるものでもいいのですが、「さすが」とやはり言われたいので少し手の込んだものを作製します。

 といってもいつもどおりダレスタイプを作ります。ファスナーなどのペンケースはよくありますが、口金を使ったタイプは見たことが無いと思いまして。手を入れすぎると重かったり使いにくいことがあるのでなるべくシンプルにしました。

1cm幅×1.5mm厚のアルミ枠を使います。

口金の実寸をもとに型紙を作りますが、革1枚で作る方法を忘れてしまいました。「たしかこの幅はここに合わせるんだよな…」と頭を総動員させます。自分用なのでサンプルを作るか悩むところです。


2018年1月18日木曜日

リペア ハンドバッグ 内装交換依頼

バッグの内装交換の依頼です。

 中は劣化の定番、合皮だったのでベタベタ&ボロボロでした。ファスナーのコイルは切れてます。
 糸を全部切って中の袋を出してみました。ホコリが溜まりに溜まっていました。表裏ひっくり返して叩いても叩いても落ちてきます。
接着剤で留めるなどの糸の処理がまったくされていませんでした。
 マチと本体部分を縫っていて長さが合わなくなってきたのか途中で折り目を入れて調整した跡があります。糸を解く度にホコリが・・・。

マチの凹んだ部分がファスナーが来る場所ですが、左側には針が落ちていません。縫い目も蛇行しています。

思ったとおりですが、カビが生えていました。ボロボロになるまで使ってこの状態になったのならいいのですが、ずっと使っていなくてこの状態なら直しても使ってくれるのか不安になります。
現物から型紙を起こします。ポケット位置などを書き込んでおきます。

2018年1月17日水曜日

ハンドバッグ8 型紙作製 裁断

ハンドバッグ7を進めようと思ったのですが
ファスナーのストックが無く、生地も中途半端な
サイズしか無かったので一旦停止します。

 次の注文分を進めます。マチが無いシンプルなタイプです。ハンドバッグというよりクラッチバッグにハンドルが付いた感じでしょうか。
指定だった黒の革は購入済みだったのですが、中の生地のストックとファスナーがありません。今週土曜日が教室なのでそのときに購入してきます。

ファスナーを全色揃えるのは難しいですが、主要な色だけでもストックしておいた方がよさそうですね。

2018年1月16日火曜日

ハンドバッグ7 組み立て マチ・底縫い合わせ

縫い合わせます。

 ビニモ30番をセットしてマチを縫います。2重に縫い、頑丈にしました。

待ち部分に底の脇に付けるパーツを縫い付けます。平ミシンだと縫い難い部分なので手縫いにしました。

輪っか状にした本体部分と底を縫い合わせます。同じように平ミシンでは縫い難いので手縫いで1周しました。底部分にはボンテックスを貼っています。

2018年1月15日月曜日

ハンドバッグ7 革裁断  ブレスレット サンプル作製

スライサー(薄)とピッグスエードを用意します。

 スライサーをピッグスエードに貼ってから裁断していきます。総手縫いだとかなり時間が掛かってしまうのでミシンメインにする予定です。ただ、家庭用ミシンでは不安な部分があるので一部手縫いですね。

近場では裏地に使う生地が見つからないので遠出するか悩んでいます。生地が必要になる工程まで進めておきます。



2018年1月12日金曜日

ハンドバッグ7 型紙作製

新規作製で型紙を作製します。

同じようなものをということで各部を計測して型紙を起こします。バッグ正面にタックがあるのですが、カーブなのでどのような型紙にすればいいのかわからず何度も作り直しました。頭の中では成功しても型紙にすると失敗というのが何度も。


夜はお世話になった方々と食事会なので午後からお出かけです。

2018年1月11日木曜日

ショルダーバッグ手直し コインケース19作製・完成 ルプランジュのシュークリーム

以前作製したバッグの手直しです。

 ショルダーバッグのベルトが滑らないという指摘でしたので、2つに折って端を縫い合わせます。1.5mm厚だったので折ると3mm。ミシンが通るか不安でしたが無事縫うことができました。縫えなかったら1.4mを手縫いするところでした。
 長さも数cm長いということだったので裁断して調整し直しました。昼過ぎに納品してきました。

納品後、利根町のルプランジュへ。こちらもコインケースの納品でしたがフタ部分の柔らかさが気になるということで作り直し決定です。

帰宅後、再作製に取り掛かります。前回は1mm厚を1枚で使いましたが、0.7mm厚の革があったので 裏同士の貼り合わせで使用しました。

革を多めに買っておくとこういうときに助かります。

 貼り合わせになったことでフタ部分などの縫いも追加となりましたが、程よい硬さになったのでホックの開閉にストレスはありません。

革:ティーポ
糸:ビニモMBT5番
7×10×1cm

今日はシュークリームが3個残っていたので他にお客さんが来る前に即購入です。冷蔵庫に1日置いておいてしっとりしたのも美味しいですが、パリサクな食感も美味しいです。
ケーキも食べたかったのですが、バイクだったので購入はあきらめました。

2018年1月10日水曜日

MK PLUS革教室

新年一回目の革教室です。

生徒さんが作っているファスナーを使ったL型財布です。トカゲ模様の型押し革で落ち着いた色をしておりシックな感じですね。

生徒さん同士で「こういうのを作った」「これを作ってみたい」と話をしているのを聞いていると切磋琢磨している感じで嬉しくなります。

教えるのみでなく教わることも多く、ミシンなど勉強不足を実感することばかりです。いい刺激です。

2018年1月9日火曜日

カードケース9・10 作製・完成

色は決まっているけどデザインが決まっていないということで
いくつか作ってみることにしました。

 ピンクと紺のヌメを使って組み合わせます。手縫いだと1本の糸で上糸と下糸にするのでピンクから見た色と紺から見た糸の色が一緒になってしまいます。それではつまらないので紫陽花柄の麻糸を使用しました。

たまに出現する2色貼り合わせて背骨にしたタイプです。漉いて内側に折り返すタイプでもいいのですが楽しめる方を選択しました。

コバ処理して完成です。

共通
革:ティーポ(ヌメ)
糸:麻糸(紫陽花柄)
7×10cm

ポケット上部は伸び防止用にヘリ返しています。

ベースはこの2パターンにしましたが、あとは紺とピンクの割合をどうするかでしょうか。紺を多くすると暗いイメージに、ピンクを多くすると眩しいイメージですね。

これをお持ちして反応を伺います。

2018年1月8日月曜日

コインケース17・18 作製・完成

納品する予定の商品を見て「これと同じものが欲しい」ということで
作製依頼がありました。

 細かい作りは何度もUPしているので省きます。ホックを付けるときはハンドプレス機のありがたみを毎回実感します。

コバ処理して完成です。

革:牛革
糸:ビニモ5番
7×10×1cm


他の方からピンクの革でという依頼もあったので一緒に作製しました。ホックの頭の大きさの関係で『小』しか扱えませんが、手元にはニッケルしかありません。金、黒ニッケルなど各色揃えておいた方がよさそうですね。

緑は関西ヌメ、ピンクはティーポです。