2018年7月31日火曜日

ワークショップ準備 Part.2

8人分と量があるのでMK様の場所をお借りして
人数分の裁断をしてしまいます。

 楕円系を抜くときは円と円を抜いてから直線を繋げて切り抜いていました。新しい道具を手に入れたので使ってみましたが、かなり楽ですね。今後も出番が増えそうです。

こんなに入って1,500円しないぐらいでした。耐久性が不安ですが色々と試したくなります。

人数分を仕上げました。もっと早く終わると思っていましたが、細かいパーツが多く時間かかってしまいました。革パーツも全部そろったので後は本番を迎えるだけです。

2018年7月30日月曜日

ワークショップ準備

ギリギリすぎると失敗するので今のうちに工程表を作成します。
8/4が本番なので少し余裕がありませんが。

サンプルのバッグが手元に無いので思い出しながら必要な画像を一つ一つ作っていきます。見直すとパーツが抜けていて作り直しを何回も繰り返しました。

担当者に渡して最終確認です。


2018年7月27日金曜日

サンプル作製 打ち合わせ・資材受け取り

昼頃に打ち合わせで都内へ。

前は机上のみでしたが、今回は資材をもとに詰めた内容をさらに詰めます。把握している内容に食い違いがあると後々面倒なことになるので重要です。

本番用の資材を受け取り帰宅です。ついでに色々と寄ろうと思っていましたが、資材が思ったより重かったのであきらめました。

2018年7月26日木曜日

L型財布(ロング)18・19 革裁断 ファスナー調整

以前作製したものと同じものを2つ作ります。

 預かったファスナーが思ったより幅広ではないので型紙を一部修正してから裁断します。1つの財布でカードポケットを6枚使いますが、×2個なので倍の数を裁断しなくてはいけません。

ファスナーのテープを曲げ、上止めを使わない処理をします。金属エレメント含め、上止めを使わない方がスライダーの初期始動がいい気がします。

2018年7月25日水曜日

MK PLUS革教室

平年気温ですが、和らいだと感じてしまう暑さです。

 ショルダーバッグのパーツにダイヤモンドステッチを施しています。縫いやすさは腕ミシンですが、平らではないので腕ミシン用のプレートを持って来ればよかったです。

L型財布のカードポケットを縫っています。同じパーツを複数作る難しさ、ピッタリ貼る難しさに直面しています。

2018年7月24日火曜日

サンプル作製 円形状バッグ Part.3 完成

サンプル本番です。

 場所によって漉きの厚みを変えています。パーツ数は4つと少ないです。


革1枚だと弱いのでバイリーンを貼ってハリを出します。 折り返しの位置にピッタリすぎると折り返しできなくなるのでミリ単位で調整します。

底と天井のパーツにパイピングパーツを仮止めします。パイピングパーツはカーブに沿うように細かく切れっを入れています。

底と天井を本体に仮止めし、パイピング用の抑えに変更した腕ミシンで縫います。財布でずっと手縫いだったので腕ミシンがうまく扱えません・・・。

底と天井に厚めのバイリーンを貼り、ひっくり返して完成です。

革:クロム
20×φ15cm
ファスナー コイル5号リバースタイプ

金具類は刺しただけです。

2018年7月23日月曜日

ポーチ型財布 各部縫い合わせ 完成

大暑という言葉を聞きたく無いぐらいの天気です。

 マチを片方縫った状態ですが、もう片方はまだ縫えません。順番を間違えると失敗してしまうので何度も確認しながら進めます。

コインケースを縫い、マチと縫い合わせます。スライダーの動きなども問題無さそうです。


猫のシルエットの依頼もあったので、マスキングテープを切り抜いて表に貼ります。ここで安物マスキングテープを使ってしまうと表面に糊が残ったり、革が荒れてしまうので安物は使いません。
隙間が無いことを確認して染めQのブラックを何度か重ね吹きします。

マスキングテープを剥がし、各部を確認して完成です。

革:ヌメ ボルボ
糸:ビニモ8号
15×25×2cm
ファスナー エクセラマルチカラー3号
カードポケット×16

 スライダーはロック式にしてショルダーバッグのように持っても勝手に開かないようにしています。カードともう一つのポケットはかなり開くようにしました。

アクリルテープ(2.5cm幅)にナスカンを付けてショルダーバッグ(ポーチ)にもできます。メイン使いはこっちになると伺っています。

猫好きということで猫柄の生地を使って財布を入れられる巾着を作りました。財布以外にも色々と使ってもらえればと思います。


2018年7月20日金曜日

ポーチ型財布 カードポケット縫い合わせ

構造上ミシンが入らない箇所があるので
総手縫いにしました。

カードポケットを縫います。同じ形をずっと縫っているとどこまで縫ったのか分からなくなります。

なんとか8ポケット×2つが縫い終わりました。ホックが付いている方は両側から見える位置なので漉いた革を2枚裏同士で貼り合わせています。

コインケース側には長さ調整したファスナーを仮止めして縫います。お客様の希望でエクセラのマルチカラーです。

2018年7月19日木曜日

都内打ち合わせ 新宿買い物 バインダー押さえ

今日は午前中にお客様と都内で打ち合わせでした。
少しでも暑さから逃れるために午前中にしましたが、
暑さ全開でした。

お客様がお持ちになったサンプルをもとに詳細を詰めました。
元デザイナーということでバッグの歴史から
構造などのお話など非常にタメになる内容を
伺うことができました。
ありがとうございます。

いつかお客様の一口和菓子を注文してみたいです。

今後、必要になるかと思い新宿のオカダヤへ行って
ミシン用のバインダー押さえを購入しました。

店員さんに伺ったところ練習が必要ということで、バインダーを使ったバッグやポーチを作るの決定です。ただ、職業用ミシンや平ミシンも欲しくなります・・・。


途中、信号待ちしているとき外国人に道を聞かれ、わかる場所だったので英語で答えることができました。笑顔を見ることができてよかったです。内心は合っているか心臓バクバクものでした(笑)。


2018年7月18日水曜日

ポーチ型財布 革裁断 下処理

初めて取り掛かるタイプはプレッシャーがありますが、
デザインは決まっており、型紙もサンプル作製などで
微修正で済んでいるので少し気が楽です。

革を裁断します。2種類の厚みがありますが、もっと細かく漉けばよかったですね。磨く工程の前にコバに着色しておきます。

カード枚数が多いのでその分カードポケットの枚数も多いです。トコノールでの磨く枚数も多くなるのでどこまで処理したのかわからなくなります。
教室でも教えていますが、同じものを複数作るというのは難しいです。


一番外側にくる金具を革で包んで傷がつかないようにしました。0.7mmに漉かれている革を手でさらに薄く漉いてホックを包みます。

2018年7月17日火曜日

サンプル作製 円形状バッグ Part.2

一回り大きなサイズで型紙を作ります。

内縫いなので裏返し状態です。直径と下の長さが変わっただけでファスナーは変更有りません。

金具を付けてみました。前回よりもしっくりきます。
前の円形状バッグにも芯を貼って張りを出しました。直径では2cmしか変わっていませんが、かなり大きく感じますね。
担当者からGOが出たので革で本番開始です。サンプルのサンプルの出番はなくなりました。金具差し込みように小さな穴が開いていますが、気にならないので何かに使いますか。

2018年7月16日月曜日

サンプル作製 円形状バッグ 

新規サンプル作製です。

円形なので円周の公式が大活躍です。生地などではファスナーの代わりにならないので、出番が少ない5番コイルの赤をスライダーダブルで使用しました。

底を仮止めして縫います。手縫いだと穴を開けている間に剥がれてしまうことがあるので腕ミシンにかなり助けられています。

『少しバランスが悪いなぁ』と思ってましたが、画像を担当者に送り確認。やはり違和感があったので一回り大きくして作り直し決定です。

2018年7月13日金曜日

サンプル作製 ハンドバッグ 縫い合わせ 完成

続きです。

 マグネットを取り付けた裏革と胴を仮止めし上部を縫います。ここで調子に乗ると失敗するので慎重に。

本体とマチを縫い合わせます。ここからのひっくり返しが緊張する瞬間です。

木のハンドルを組ネジで取り付けて完成です。

革:牛クロム
20×30×10cm
マグネット開閉

サンプルなので裏地などは付けていません。マチに張りが無いので薄いスライサーなどを貼った方が・・・と後になって思ってしまいます。
貼るべきか貼らないべきか。


さて次のサンプル作製依頼が来ています。
サンプルのサンプル作製に取り掛かりますか。

2018年7月12日木曜日

サンプル作製 ハンドバッグ 漉き祭り 芯貼り 

7/9アップのサンプルの続きです。

 サンプルにGOが出たので取り掛かります。型紙を一部修正、革を切り出します。

 裏技は使えないので久しぶりにベベラで漉きました。手縫い同様に使わないと腕が落ちますね。漉いた革のカスが舞ってしまうので扇風機が使えません。肘から汗が落ちるのが分かります。


スライサーとバイリーンを使い分けて貼ります。もっとヘリを薄く漉いた方が良かったです。


2018年7月11日水曜日

MK PLUS革教室  MK PLUSリベット

朝早くても暑さ変わらずです。

 型押し革に型紙をあてて銀ペンで書きます。型紙を正確に切るのも大切ですが、その型紙どおりに切るのも意外に難しいものです。ある生徒さんが「まっすぐ切るコツが分かってきた」と仰っていたので楽しみです。

MK PLUS様で取り扱っているリベットです。最近リベット用のコーナーが新しく加わったので気になる方は来店してご覧くださいませ。
店内にはリベットのみでなく飾りカシメなどもあるので財布やベルト、ライダースを飾ってもかっこいいと思います。他の金具の組み合わせなどを考えていても楽しいものです。

2018年7月10日火曜日

ポーチ型財布 サンプル作製

サンプル作りが続きます。

 打ち合わせした内容を図に起こしてから型紙を作り、合皮を裁断していきます。このままでは厚いので本番では漉きなどをどうしようか迷います。

腕ミシンにプレートを付けて一気に縫い合わせます。財布として手持ちではなくポーチのように肩下げで使うのでDカンやベロなどをどの位置に付けるか何箇所も試しました。
大きさ、形状などお客様に確認して頂き問題ないということで型紙修正後に本番突入です。

2018年7月9日月曜日

サンプル作製 ハンドバッグ

サンプル前のサンプル作製です。

 その形でいいのか合皮でサンプルのサンプルを作ります。形を見るだけなのでヘリ返しなどはせず切りっぱなしです。

胴と底は分けています。マチ底はミシンが使えるようφ4cmのカーブにしています。あとはこのサンプルのサンプルを持っていって確認してもらってサンプル本番ですね。

2018年7月6日金曜日

ハンドバッグ12 縫い合わせ 完成

外と内が揃ったので縫い合わせます。

 両面テープで仮止めしてから縫います。細いテープだと接着力が弱いので幅広に変えます。

ホック用のパーツは玉飾りカシメで打ちつけました。そんなに出番はないかなと思いますが。

打刻プレートを取り付けて完成です。

革:バッファロー
裏:綿
24×35×13cm(ハンドルの高さ含まず)
内ポケット
 オープン×2
 ファスナー×1

地面に置いて使うよりも肩掛けが多い気がしたので底鋲は取り付けていません。1色に統一したことでビジネス感が増した気がします。

開閉はマグネットです。ヘリのバイアステープ処理を省くなど作りをシンプルにしたことで作りやすさは格段に変わりました。