2022年10月31日月曜日

ナンタケットバスケット用バッグ(AIモールドL) ハンドル作製

 この季節なのに耳元でプ~ンという羽音が。


注文書に従ってどこにカシメを打つのか型紙を使って検討します。何cm以内に何個打つのか確認しながら進めます。

カシメを準備して仮止めします。手で打つと終わりが見えない作業ですが、ハンドプレス機だと力も少なくて済みます。
カシメの並びが何種類かパターンがあるのでそれぞれに合わせて打ちました。床面に接着剤を塗って貼り付けたらコバ処理の乾燥地獄が始まります。

11月1日の更新はお休みします。


2022年10月30日日曜日

ワークショップ

 今日は準備していたワークショップ本番でした。

いい天気で寒すぎもせずツーリングバイクがいっぱいでした。


作業風景です。今回はスマホポーチ、キーホルダー、トレイ、コインケースです。好きに刻印や絵を描いてもらい組み立てていくようにしました。
かなり楽しんでもらえたようで準備したこちらも嬉しくなりました。


カシメを打ってキーホルダーにしています。ハンドプレス機がかなり力が必要で兄妹で力を合わせて押し込んでいました。お兄ちゃんはハンドプレス機が面白かったらしく、ハンドプレス機をチラチラ見ていました。男の子は機械が好きです。

親子で相談しながら柄を決めたり協力して打ったり。刻印を押さえているお母さんの指を打つ子供も(笑)。

完成したキーホルダーの一部です。好きな模様を打刻して着色して楽しんでいただけたようです。

スマホポーチは組み立て済みで縫うだけにしてあるので打刻ができません。絵を描いたりはできるので色々遊んでもらえたらと思います。

「できた!」「楽しかった!」など完成したときの喜ぶ顔が見れてよかったです。
参加してくださった皆様、ありがとうございました。


2022年10月28日金曜日

ナンタケットバスケット用バッグ(AIモールドL) 胴縫い合わせ 完成

 仕事上ではなく個人で作りたいものがたまっています。


先に作製したフタを胴と縫い合わせます。フタの繋ぎ目がある箇所は吊り定規が使えないのでマスキングテープをガイドにしています。

2個完成です。2個同じように作るだけで大変なのに同じものを複数作れる職人はすごいです。


2022年10月27日木曜日

ナンタケットバスケット用バッグ(AIモールドL) フタ作製

 カレー鍋・・・結局はカレーでは?


フタの裏に革をベタ貼りする前に段差となる革を漉いておきます。どうしても厚みが欲しい箇所は角を落としてなるべく邪魔にならないようにしています。

ベタ貼りしてコバをある程度整えたら周囲を1周縫います。縫った後にコバ処理しますが、乾燥時間が長い…。


MK PLUS革教室(Wed)

 駅にトレンチコートの上にトレーナーをプロデューサー巻きの男性。

ファッションってわかりません。


漉き機でヘリ返すパーツを漉いています。家でも道具を使って漉く方法としていくつか候補をあげ、それぞれメリットとデメリットを説明しました。
自分の好みに合った方法が見つかると良いですね。

ショルダーバッグのベルトを縫っています。一定の幅で縫うときは吊り定規がかなり便利です。

完成したショルダーバッグです。一瞬、何の模様?と思ってしまいますが、表面にロウがコーティングされたブルーム革です。これからどう使われていくのか経年変化が楽しみです。

ハンドバッグのハンドルを縫っています。本体は出来上がっているのであと一息で終わります。

完成したハンドバッグです。ハンドルをショルダーとして掛けることもできるよう少し長めに作られています。本体は芯が入ってパリッとしており、丁寧に綺麗に作られています。


2022年10月25日火曜日

MK PLUS革教室(Tue)

 温かいミロが美味しいです。


ショルダーバッグの底に芯を貼っています。裏地は黒にしてあるので締まったイメージです。

既存の型紙を使って財布を作ります。革はタンニン鞣しの紺色で、ファスナーや糸はこれから決めていきます。決める工程って楽しいです。

ショルダーバッグのヘリを縫っています。数ヶ月ぶりなのでお互いの頭上に『?』が浮かびました。


ポーチのファスナーを縫っています。ファスナーと本体の間にDカンの根革を挟んであり、ショルダーバッグとして使うこともできます。

完成したポーチです。フランス製の生地を使ってあり、柄を中心にどこで裁断するか考えながら進めました。


2022年10月24日月曜日

ポーチ37・38 作製・完成

 革漉きが仕上がるまで作業が止まってしまうので

別件を進めます。


表地と裏地は共通の型紙なので型紙作製は1枚のみです。大きさは適当ですが、ファスナー縫い部分や縫い代はきちんと取っています。

たまに手を出す印伝調生地ですが面白い柄を見つけたので、まずポーチを作ります。ハンドバッグなどを作ってみても可愛いと思います。

裏地はシャンタンです。グログランテープのカーブをなんとなく掴めた気がします。

ポーチ完成です。ファスナー引き手は革ではなく金具に変更しています。

2個作りましたが、ファスナーの号数を変更しました。左が5号、右が3号です。同じ種類、色のファスナーですが、サイズが違うだけで印象がかなり違ってきます。


2022年10月21日金曜日

ワークショップ準備

 銀杏が黄色くなってきました。


型紙を革に置いて線を引いていきます。その線に沿って裁断しました。型紙から直でもいいのですが、厚みがあるので変に力が入ってしまい曲がってしまうのを防ぐためです。

必要数分の裁断が終わったらコバと床面の磨きです。数十個ではないので気は楽です。

前のワークショップと同じように5mmピッチで穴を開けていきます。ミシンでもそうですが久しぶりだと腕が落ちます。


2022年10月20日木曜日

ルプランジュのアップルパイ

 ルプランジュブログに10月13日よりアップルパイの予約開始の文章。

即予約して今日、取りに行ってきました。


大サイズを注文、これでもかっていうぐらいにリンゴが入っています。時間が経ってもパイ生地がサクサクしていて美味しい時間を楽しめました。


ナンタケットバスケット 完成

 起きたら布団が無いことが多々ありますが

さすがに寒くなりました。


すでに編まれているナンタケットバスケットと革をある金具を使って留めます。ハンドルも同様です。
見せられないものばかりですみません。
少し間を挟んでまた見せられないものが始まりそうです。


2022年10月14日金曜日

ルプランジュのフルーツエクレア

 あまり見かけないものがあったのでつい購入。


『シャインマスカットとイチジクが入ったフルーツエクレア』と記載されていたのですが、さらにたくさんのフルーツが生クリームの中に隠されていました。一口ごとに違うフルーツが味わえて、まさに宝箱のようです。


ナンタケットバスケット ハンドルコバ処理

 色々と同時進行しています。


塗った直後なので光り輝いています。紙ヤスリを使う時に中途半端な乾燥状態だと中がボロッと取れてしまうので完全乾燥が必要です。『薄い塗膜×多+短い乾燥時間でヤスリを多く』or『厚い塗膜×少+長い乾燥時間でヤスリを少なく』はどちらが正解か答えが出せていません。
絡んだことのない分野から声がかかると、どう攻略するかが楽しくなります。

10/17(月)~19(水)の更新はお休みします。

2022年10月13日木曜日

ルプランジュの季節のフルーツタルト

 カラフルに並ぶケーキは綺麗で心躍ります。


季節のフルーツタルトです。シャインマスカット、キウイ、イチジク、イチゴ、パイン、グレープフルーツ、オレンジと盛り沢山です。季節によって様々なフルーツが楽しめます。
口だけでなく目でも美味しいです♪


ナンタケットバスケット 縫い合わせ ハンドルコバ処理

 前を走っていた車が右車線に入ったと思ったら左ウインカーで左折。

曲がるときに頭振りすぎです。しかも軽。


輪になるように縫い合わせました。まだ金具など付けていない部分もあるので未完成です。

コバ処理は磨くタイプではなく、載せるタイプで仕上げています。ワザと電気を点けてその反射でうまく塗料を載せられているのか確認しながら進めます。
乾燥に時間取られます。



2022年10月12日水曜日

MK PLUS革教室(Wed)

 昼ごはんは同じようなメニューばかり選んでいましたが

範囲を広げて浅草橋のご飯を楽しもうと画策中です。


口金を巻きながら縫っています。縫い終わって組ネジを通すときに穴の大きさが合わず、ご迷惑を掛けてしまいました。
事前に確認しておけばよかったと後悔しています。

ラウンドファスナーをミシンで仕上げています。何度か針が落ちてしまいましたが、やり直して縫い進めることができました。

ファスナー引き手は後で作る予定なので革紐のままです。それ以外はできあがっているので完成としています。
黒に見えますが、緑のルガトです。近くで見ると綺麗に輝いています。


丸カンを付ける根革を本体に縫い付けています。この部分は手縫いですが、穴を探すのに苦戦していました。
あと少しで完成というところでいつも時間がきてしまいます。

シザーケースのサンプルを作っています。ジャンパーホックの取り付ける順番で頭を悩ませました。

シザーケース完成です。上のカバーやハサミを入れる部分はホックで外せるようになっており、分解・清掃が簡単に行えるようになっています。


2022年10月11日火曜日

MK PLUS革教室(Tue)

 暑いけど落ち着くと過ごしやすい1日でした。


最終段階のファスナー縫いまできました。半分は家で縫ってきたので残り半周を縫っています。

ファスナーエンドを縫い、引き手の金具を付けて完成です。革の部分は全て手縫いで頑張ったトートバッグです。エナメルとタンニン鞣し革のコンビで綺麗なバッグが出来上がりました。

前に友人に送ったバッグを修正しています。ブラウスから作った袋をバッグの外側にして縫い直しました。革だけでなく、革×生地もいいですね。

使っていた犬用の首輪のコバを再塗装するので剥がしています。リューターか電動ドリルがあればヤスリに付け替えて剥がす作業を早く済ませることができたのですが、カッターでの地道な作業となってしまいました。
コバ磨きにも使えますし、教室に1個置いておくのもありかもしれません。


2022年10月10日月曜日

ナンタケットバスケット 縫い合わせ

 銀杏が道端に多く落ちるようになりました。


金具はオコシを使います。インナーの内側に付けるので革を挟んでおり、ツメの長さも調整して折った時に膨らまないようにしました。

前後胴に分けているので繋ぎ目となる革をそれぞれの両端に縫い合わせます。ミシンが入らないので手縫いです。

オコシの受けの方は芯を入れて金具の厚みを調整しました。前後胴の裏表を間違えないように確認を慎重に行いました。


2022年10月7日金曜日

ナンタケットバスケット サンプル 型紙作製

 暑かったツーリングで尻と太ももの付け根が汗疹で痒いです。


打ち合わせ内容を型紙に反映させます。使う金具、革、芯などを考慮した結果、前回の型紙を流用ではなく新規となりました。
定規で切り出すパーツもありますが、情報を載せるため、その分の型紙も作ってあります。