2015年2月27日金曜日

財布修理 型紙作製  バイクでベリーショートツーリング to 牛島8

ばらした財布を計測し型紙に起こします。

 かなりの使用感があったので伸びてしまった箇所なのかを確認し実測して型に起こします。中に使用する生地は革に変更します。革屋に行って内側用とマチ用に革を購入、最薄で漉きを注文しました。
昼は牛島へ。ペースが多いのは理由がありますがここでは省略します。小鉢はヒジキ、人参、油揚げの煮物でした。トンカツも煮物も美味いっす!

途中でプラモデル座談会でお世話になった野口さんがGPZ400で来店。いい音を響かせます。繋がっていく縁というのは不思議ですが心地よいものでもあります。


3月前半は牛島がリニューアル期間なので準備中のときがあるかもしれません。来店される方は先に電話を入れた方がいいです。

2015年2月26日木曜日

眼鏡ケース 完成

マチの処理が終わったので本体に取り掛かります。

 本体裏全面にスエードを貼る前にマグネットを取り付けます。また、金具の上に保護用として円形にくり抜いたスエードを貼っています。この上から裏全面にスエードを貼り付けます。
 2mm幅の赤革レースで周囲を編み込み、マグネットの受けを取り付けて完成です。マグネットは花型にしました。
少しマチがありますが荷物をたくさん入れた時に少し潰れて眼鏡を保護するようにしました。ホックだと留めるときにどうしても押す必要があるためマグネットにこだわりました。硬い革や芯を入れればホックでも問題無いと思います。


昨日、バッグ、定期入れ、社員証入れをお客様にお渡ししました。喜んで頂き、こちらも嬉しさいっぱいになりました。喜びだけでなく時には厳しい面も見えます。やはりお客様の顔が直接見えるというのはいいですね。

2015年2月25日水曜日

財布修理 開始

修理を引き継いだ財布の詳細を確認します。

 パッと見ですと中の生地とファスナー交換だけでいきそうですが、よく見るとマチの痛みなども確認できます。表面の革はいいエイジングがされていますが、角にヒビが入っておりこれから長く使うのは難しいですね。

 縫い目をほどいてばらしました。カード入れになっている蛇腹部分は再利用ということですが、ミシンの縫い目があるのでどう縫えばいいか悩みます。

ファスナーと内生地の交換だけではすみません。


一番ダメージがひどかったのは表面の革ではなく内生地でした。無理やり剥がさずに糸のみ切断したので財布に付いていたそのままです。内側に使われている革の塗装も剥がれています。

生地は革(豚or牛)に変更した方がいいですね。


紅の豚 ピッコロ親父の「新造した方が早くないかい?」という言葉が浮かびます。


これからバッグ、定期入れ、社員証入れをお客様へ渡しに行きます。喜んで頂けるかドキドキします。

2015年2月24日火曜日

眼鏡ケース 作製開始  財布修理依頼  2/24プラモデル座談会

注文頂いた眼鏡ケースの設計に取り掛かります。

 いつも通り直径×Πが活躍です。革はワニの型押しされた牛革です。
 マチのヘリを漉いてピッグスエード(ピンク)を貼ります。マチ上部のヘリは折り返してビニモ(赤#8)で縫ってあります。
 また、別依頼で財布修理依頼を引き継ぎました。ファスナーの生地が破れており、中の生地もボロボロでした。仕切りの芯も折れています。ほぼ新規作製に近い状態での修理です。ファスナーは全交換、内生地はアメ豚に変更した方が長く使えそうです。
昨夜はプラモデル座談会に初参加しました。お招き頂きありがとうございます。

机の上にはスコープドッグと戦車が並び、それを肴にご飯とお酒です。生姜たっぷりの鍋、煮物や焼き物が並び大変美味しいごはんでした。これで定食屋ができるのでは?というぐらいでした。この定食屋があったら間違いなく通います。プラモデルの話だけでなくバイクなどの話でも盛り上がり、時間が過ぎるのが早かったです。

マーシィドッグを作製し次の座談会に参加します。ここで重要なのはアニメに準じるか自分専用を作るかジオラマにするかなど。こういう考えている時間は楽しいですね!

2015年2月23日月曜日

定期入れ 社員証入れ付属パーツ作製

ハートのパーツやチェーンなどの付属品を作製します。

紙用の型抜き機を使ってハート模様の型(プラスチック)を作製、それに沿って革を裁断します。手描きのハートだとどうしても歪んでしまいます。裁断したコバはコバスーパーで処理をします。封筒の中心部分の表面をリューターで荒らして強力な接着剤で接着します。 前に縫製も試作しましたが糸目が目立ちすぎてしまったので却下です。
 社員証入れのネックストラップです。1cm幅で裁断、長さ調整用の金具は付けていませんが、重くならないよう革で調整できるようにしました。いらなければハサミやカッターで簡単に切除できます。ハトメをハートにしています。

 定期入れようのチェーンです。よく見るとハートが連なっています。途中で2重リングを入れ輪っかになるようにしました。バッグのハンドルなどに引っ掛けられます。

依頼分は全て完成しました。全体像はお客様へお渡しした後にバッグも合わせてアップします。


2015年2月20日金曜日

社員証入れ2 黒パーツ作製 刻印打刻

裁断したパーツのヘリを漉きます。
折り返しなど部位によって漉きの厚さを変えています。

 黒の裏には芯と透明が貼ってあります。Dカン部は定期入れと同じように作製しました。
 同じ数で穴を開けて縫います。いくつかの作業工程は定期入れと同じなので迷わずに進められます。
刻印を打刻します。上部に置きすぎたような気がします・・・。

万力などで薄い革に打刻する場合は金属の板の上に置くよりもゴム板のように弾力がある板に置いた方がうまくいく気がします。

2015年2月19日木曜日

定期入れ2 完成一歩手前  社員証入れ2 作製開始

白と黒を縫い合わせます。

 柔らかいので波打たないよう糸を引く力を均等にします。あとは封筒部分にハートを付けて完成ですが、社員証入れと同時に進めるので一旦停止します。
 アップにしても問題ありません。前回のはアップにはできないぐらいにガタガタでした。
社員証入れです。今回は最初に作製した方法とは違う作業工程なので定期入れ同様再設計します。また、定期入れと同じ方法では作成できないため頭を悩ませました。別のことをしていても常に頭の片隅で試行錯誤している状態でした。

2015年2月18日水曜日

定期入れ2 菊寄せと縫い  ○○の月食べ比べ2(月姿)

2回目に作製した失敗原因はわかっているので
繰り返さないようにします。

 黒と同じように白もヘリを折り返します。周囲に穴を開けて上部を先に縫います。先に周囲を縫い合わせると上部が縫えなくなるためです。白と黒の穴の数を合わせておきます。
 縫い合わせて隠れる箇所は菊寄せをする必要はありませんが、4つ角すべて菊寄せをしています。ホックが邪魔にならないよう再設計したので苦労無く穴が開けられます。
 今日は昔お世話になった人が事故で入院したと聞いたので高崎市の病院へ行ってきました。まだ手術が必要ということですが命に別状が無くて何よりです。何かありましたら呼んでもらえれば駆けつけます。

大雨の中、帰りのサービスエリアで月シリーズを見つけました!群馬県の『月姿(つきすがた)』です。
中のクリームは白色が強く、味は濃いプリンのようです。カスタードが苦手な人も食べられると思います。外の生地は他の月シリーズとあまり変わらない気がします。


2015年2月17日火曜日

定期入れ2 再作製開始

以前作製した定期入れですが
お客様にお渡しできるレベルではないため
作製し直します。

 赤と白の違いっぽいですが作製方法が全く違います。赤(左)がヘリにコバスーパーを塗って処理、白(右)がヘリを折り返しの処理をしています。

赤を最初に作製、次に白を作製しましたが、どちらもお渡しできるレベルではありません。
幅などを調整、設計し直して裁断、漉きまで処理します。他、芯を準備します。
封筒部分を作製、忘れないよう刻印を打刻します。黒い小さいパーツはDカンをセットしてあります。

表同士で貼り合わせなくてはいけない箇所がありますので表面の塗装膜を剥がします。裏は漉いてあるのでベベラを使ってしまうと貫通してしまう可能性があります。なのでリューターで表面をなぞるように塗装面を削っていきます。回転方向に逆らわないよう注意します。
黒い部分の裏です。角は菊寄せしてあります。

2015年2月16日月曜日

ハンドバッグ ベルト完成  車でベリーショートドライブ to 牛島7

漉きが終わったベルトをヘリ返します。

 漉き幅は1cm、折り返し幅は5mmです。先端は菊寄せのようにまとめています。
 スライサー(薄)を伸び止めの芯として使用します。糊付きなので簡単に使えますが粘着力が強いので剥がしながら貼っていきます。

ワッペン(芯)の表同士で接着しようとすると凸凹なので接着してもすぐ離れてしまいますが、スライサーは不織布のようになっているので表同士でも問題無く接着できます。

 ベルト幅は24mmでバックルやカン類も24mmで揃えました。柔らかい革なのでベルト穴にはハトメリングをはめています。これでバッグは完成です。
お昼に牛島へ行ってきました。小鉢はヒジキと人参、油揚げの煮物です。運転が無ければこの小鉢だけで酒を飲みたいぐらい美味しいです。

お客様も紹介して頂き大変感謝しております。ありがとうございます!
また近日中に伺います!

2月牛島休日予定
2/19(木) 20(金) 23(月)

2015年2月13日金曜日

ハンドバッグ ベルト漉き

2WAYバッグなので肩掛け用のベルトを作ります。

 ヘリの折り返し部分も含めて裁断します。毎回のことですがベルト幅を何cmにするか悩みます。
 大好きな漉きが始まりました。ベルトの長さに泣きたくなります。漉き機・・・。
端に残った革を処理してヘリ漉き完了です。他に漉きが必要なものが無いか確認します。

2015年2月12日木曜日

ハンドバッグ 本体・内生地縫い合わせ 引き手作製

ファスナー部分を縫い合わせた内生地を
本体と縫い合わせます。

 本体側に開けた縫い穴に合わせて内生地側の革に穴を開けて縫っていきます。ベルト部分がまだなので作製完了次第、全体像をUPします。
 内ポケットファスナー、本体ファスナーの引き手を作製します。Dカンなども考えましたが、開いてしまう可能性を考慮し2重リングを使用しました。タッセルにはボールチェーンを使用します。
買い出しから帰ってくると近所の犬が散歩待ちで外にいたのでいつものように「ウシャシャシャ~」と遊んでいると飼い主さん登場。「ココちゃん(犬)からハッピーバレンタイン」ということでお菓子をもらいました。ありがとうございます。

2015年2月11日水曜日

ハンドバッグ 内生地・ファスナー部縫い合わせ

内生地のポケット部を仕上げます。

 オープンポケットはファスナーで仕上げます。仕切りが入っており、小ポケットに小さいマチを付けています。マチと縫い合わせます。
 表裏間違えないようにファスナー部分と合わせて縫います。長さがあるので2回に分けています。
縫い合わせ完了です。完成が見えてきました。

2015年2月10日火曜日

ハンドバッグ 内生地作成

マチと本体の縫い合わせが終わったので
内生地に入ります。

 革と同じ型紙だと大きすぎてしまうため、再計算して裁断します。本体とマチだけでなく内ポケット用(オープン+ファスナー)も用意します。
 本体に切り込みを入れヘリを折り畳み、先に作製しておいたファスナーを仮止めします。ここで縫う順番を間違えるとファスナーを開けてもポケットが無い状態になってしまうので頭の中で何度も確認しながら縫い進めます。
ドライアイスが手に入ったので遊んでみました。台所のシンクに置いてスモークしてみます。

テキサスコロニーや08小隊を舞台にするといいジオラマになりそうです。

2015年2月9日月曜日

ハンドバッグ マチ・本体縫い合わせ

本体とマチを接着剤で固定します。

 だいぶ形が見えてきました。ゴムノリは接着力が弱いのでマチの接着には使用しません。穴を開ける前に本体とマチを最終調整します。
場所によって方法を変えていますが、本体側に開けた穴に沿って菱目打ちでマチ側に穴を開けて針を通していきます。中から縫い穴が見えないので手探りで針を通します。

ソーイングポニーなどでは固定した箇所で芯が折れてしまうため机上に置きながらの作業です。




2015年2月6日金曜日

ハンドバッグ 底鋲・ハンドル取り付け

本体と底を縫い合わせたら周囲に
縫い穴を開けておきます。

 底鋲を打ち付ける前に底板を追加します。ボンテックスではなく専用プラ板です。やはり重い物を入れた際に底板が曲がってしまうことが懸念されるためです。
 内生地を付けるとハンドルが付けられなくなるため先に縫います。ハンドル取り付け部に開けておいた縫い穴に合わせて本体にも穴を開けます。カシメを打ち付けた方がいいのか悩みます。
表裏です。ここからマチの縫い合わせと内生地の袋作成に取り掛かります。内ポケットも忘れずにですね