2014年8月30日土曜日

ハンドバッグ 作成開始

ハンドバッグ作成の依頼があったので作成開始です。

すでにお客様との詳細打ち合わせは済んでいますので
設計を進めます。

















今回は茶色や黒ではなくターコイズカラーを希望でしたので
色を判断しやすくイメージしやすいようPCを使いました。
といってもCADなどではなくExcelで簡単に作成しています。
ある程度のイメージを作成して縫い代や重ねる部分などを考慮して計算します。
自分用なので気になる箇所や計算式などを好きに書き込んでイメージを詰めます。

詳細はお任せということで職人の腕の見せ所です!

革や内生地の購入は済んでいるので、詳細決定次第作成していきます。

ミニ5穴システム手帳 作成 完成

システム手帳完成しました。

本体の表裏革を接着した後、菱目打ちで穴を開けますが事前準備が必要です。
裏にポケット用の革を貼っているので、その端に菱切りを合わせて貫通させます。この印を起点に菱目打ちで穴を開けていきます。

次の穴(起点)へは調整が必要なので打刻は要注意です。









全部穴を開けたら糸に針を通して縫います。
糸は縫う長さの3~4倍ぐらいですが、厚さなどによって変えます。
糸の両端に針を通して縫います。
3mmピッチなのでミシン目に近い感じですね。
糸はスーパースムースを使用しています。

縫い終わったらコバ(切り口)を処理します。
ヘリ落とし、ヤスリ、コバ処理剤を使用します。



リフィル用の金具を取り付けて完成です。
一見ベルトですがバネホックなので簡単に開閉できます。

ものによっては3mmピッチではなく、4mmや5mmの方がいいかもしれません。前に同じサイズの手帳を5mmピッチで縫いましたが3mmの方が高級感が増します。
ここでもオーバークオリティにならないようにしないといけませんね.

オイルを塗って落ち着けている状態です。
太陽が出たら日焼けさせます。

2014年8月29日金曜日

ミニ5穴システム手帳 作成 途中経過

ミニ5穴システム手帳の途中経過です。

開閉はバネホックに決定です。
ベルトにホックでは普通すぎるのでウェスタン調にしてみようと思います。

ベルト部分とバックル部分、ベルトループを作成します。大きそうに見えますが幅1.2cmと小さく、糸のピッチは3mmです。


バネホックを得意のハンドプレス機で取り付けます。直径9mmのホックなので、ベルトからはみ出しません。

ベルト部分にメスを取り付けたので、本体にオスを取り付けます。
位置決めが重要なので慎重に計測して穴を開けます。

ベルトの調整は全体の縫いが終わってからポンチで穴を開けて決定です。



少し一休みして夕飯の準備です。
新鮮なイカがありました。
内臓と本体の間に指を入れて接続部分を外し、内臓+足を引っ張って取ります。ついでに軟骨も取り除きます。
目玉と口、内臓を切り、流水でゲソの吸盤などを綺麗に洗い、適当な大きさに切って準備完了です。
油に少量のニンニクを弱火で香りを移してゲソをフライパンに投入。火が通ってきたところでワタを入れて崩し、少量の醤油と生姜で完成です。

本体は皮をはがして開きます。
全体に鱧の骨切りよりも細く隠し包丁を入れ、そうめん状に切ります。

生姜をのせて醤油を垂らして完成です。

炊き立てご飯でいただきます。
日本酒が合いそうですね。

2014年8月28日木曜日

ハワイアンリボン ブレード編み ネックストラップ作成

販売用としてリボンでネックストラップを作成しました。

様々な色で編みました。

青+水色





赤+オレンジ
 レインボーカラー





ライムグリーン+黒
赤+白





青+白






残念ながら売れませんでした。
通りがかったお客様は興味があるようですが、見て終わりという方が多かったです。せっかく興味を持たれて近くにいらっしゃるので、そこからあと一歩こちらに引き込む技が欲しいです。勉強ですね。
店頭でお客様に好きな色を選んで頂いてその場で作成なども考えましたが、環境や集中力なども考えると1日4~5本が限界です。また、その間はお相手することができませんので失礼になってしまいます。難しいです。


手帳作成進んでいますが、金具を忘れていたので明日の着荷までお預けです。


2014年8月27日水曜日

ミニ5穴システム手帳 作成開始

システム手帳を作ります。

ミニ6穴とA5サイズのシステム手帳は持っていますが、
どちらも持ち運びにはバッグが必要でバイクには不向きです。
メディスンバッグやベルトポーチを大きく作れば問題ないのですが、
天敵の風圧と戦わなければいけないので却下です。

そこでミニ5穴の出番です。
文章などを書くには不便ですがメモ程度には十分です。

革と金具を手に入れたので作成開始です。

まずはデザインを絞ります。
私の場合、思いつくデザインを最初に描いていきます。
といっても定番ばかりですね。

いろいろな機能を盛り込んだ様々な手帳が売られていますが、徐々に使う機能は限られ使わない機能も出てきてしまいます。
ですので今回は機能はシンプルにと考え、外観もエキゾチック革(爬虫類)は使わずサドルレザーのみにします。

手帳の留め具は重要なデザインの一つです。
よく見かけるのは差し込み式です。
とはいえ、シンプルすぎるのは他と差異がありません。
マグネットにしたり、バネホック、ベルト式、コンチョ+革紐など、候補はたくさんあります。
それぞれの留め具にメリット、デメリットがあるので慎重に選びます。

もちろん、お客様からの依頼があった際にも使用状況に合わせてメリット、デメリットをお伝え致します。

留め具はまだ決まっていない(いつも優柔不断です…)ので、全体のサイズだけ設計し型紙を作成します。

金具とリフィルのサイズを計測、縫い代や折ったときの円周などを計算します。ペン入れも重要ですね。
全体を縫ってから金具を付けるか、金具を付けてから全体を縫うかでサイズなどを変えないといけないため、頭の中で工程を順序立てて型紙を作ります。

センターを出して金具取り付け用の位置を書きます。

さて、あとは留め具のデザインですがどうしましょう。

2014年8月26日火曜日

フラワーアレンジメント作品集

過去の作品を掲載します。

フラワーアレンジメント編

・プリザーブドフラワー
 生花や葉を特殊な溶液に漬けて加工したもの
・アーティフシャルフラワー
 リアルに表現した造花

上記内容の商品を使用して作成しております。

○定年退職する女性に作成。

中央の赤いバラをメインにピンク、パープルのバラを配置。
他、果物や葉でカラフルに。
 バラ:プリザーブド
 果物・葉:アーティフシャル








○母の日用に依頼を受け作成。
カーネーションを2個1にして大きくし周りにプリザーブドとアーティフィシャルのバラを混合して配置。
白く見えるものは紫陽花。
ケースは楕円のドーム型で下に鏡を敷き、全面から眺められるようにしてある。






○誕生日用に作成。
気軽に飾れるよう小さなアレンジを作成。
※直径5cm程。
入れ物は全てビーズで作られた籠を使用。中央のバラのみプリザーブドで水色の花などはアーティフィシャルを配置。
裏にはハワイアンリボン。







○お世話になった方に作成。
アーティフシャルのバラをドーム状に配置。
パフェ型の器を使用。












基本は3色や3角形と言われていますが、個人で飾るときには色や形で遊んでます。
プリザーブドフラワーは漬ける溶液によって様々な色を表現できるので自分好みで作成することが可能です。
アーティフシャルフラワーは昔とは違い、かなりリアルになっています。花弁に朝露が付いたようなものやガラス製の果物など見ているだけで楽しいです。
ただ、フラワーコーナーは店員もお客様も女性ばかりなので、ライダースジャケット+ブーツの柔道部重量級バイク乗りが一人で行くのは恥ずかしいものがあります。

2014年8月25日月曜日

ツインリンクもてぎ 商品販売と2×4レース観戦 本戦

8月24日(日)は2×4レースの本戦がありました。

J-GP2(バイク)やSuper Formuraの決勝などがあり
店内でテレビで観戦しつつ店頭販売をしていました。

当日はmotoGPで活躍中のRC213Vがサーキットを走るということで
これだけは生で観たく店頭をお任せして客席へ。
高橋巧選手がデモンストレーションランを。
加速が半端なく、コントロールタワー前のウィリーはしびれました。

Super Formura決勝ではピットでのエンスト(CPUの熱ダレ?)連発や
突然の豪雨で荒れました。
サーキットでの観戦は面白い!


さて店頭販売です。








本戦ということでお客様の数は多く、見て頂くことが多くなりました。
購入されたお客様、名刺を手に取って頂いたお客様、
店頭でご覧になられたお客様、大変ありがとうございました。

商品を手に取ったお客様が値札を見て元に戻されることが多々ありました。
自分としては材料費に近い値段でしたが、見て頂いたお客様にとっては
表示値段が合っていないということです。

例えば、初見の手縫い財布が¥15,000、ライダーフィギュア付きのバイク模型が
同じく¥15,000とした場合、サーキットで買うのはどちらでしょうか。

革細工を始めたきっかけを思い出し、『初心忘るべからず』を実感しました。

貴重で大きな経験をくださったた引田様、
ピンチの時に声をかけ心配してくださった井上様、
Tシャツ販売などで経験値をくださったMAKE WINNER様
財布のことなど色々な話を聞かせてくださった武藤様、
そして今回のきっかけをくださった古谷様、
他、ご協力頂いた皆様、
心より御礼申し上げます。

2014年8月23日土曜日

ツインリンクもてぎ 商品販売と2×4レース観戦

本日は2輪と4輪のレースが行われるツインリンクもてぎへ商品販売とレース観戦に行って来ました。

4輪のレースは初めてでしたが音がすごく、大変興奮しました。ドップラー効果を短時間に何度も経験することはないのでは?というぐらいです。ちょっと意味が分からないですね。

明日の本選に向けて2輪の予選も行われて2輪、4輪関係なくすごい歓声が響き渡りました。

個人的には『N-ONE OWNER'S CUP』が面白かったです!ミラーバイミラーです。

また、今回は革製品やリボン作品を場所をお借りして展示、販売させて頂きました。

失敗と反省の繰り返しでしたが、勉強になった事も多々あった一日でした。
詳細は後ほどアップ致します。

名刺を持って行って頂いた方にはお礼申し上げます。







明日8/24も30℃を超える気温の予報なので、レースを観戦、森で遊ばれる方は熱中症にお気を付けください。

2014年8月22日金曜日

レザーウォレット 完成

レザーウォレット完成しました。

平目打ちで開けた穴に2mm幅の赤レースをダブルステッチで通していきます。

90cm×2mmの革レースを9本使用しました。
10mなど長いのを使えば繋ぎ目などがなくなりますが、一穴ごとにひねらずに通していくことを考えると短めで通していった方がストレスなく進められます。
色は上画像の方が近いかもしれません。
10×20cm

バネホック開閉


コイン部分 ファスナー
 マチが付いているため取り出しやすくなっています。

本体とコイン部分の間や中のカード入れ裏にもポケットがあるので、お札やレシートなどを分けて収納できます。


カードは中に6枚、フタ部分に4枚収納できます。



2014年8月21日木曜日

一休みしてバイクでベリーショートツーリング to 牛島

連日の暑さに負けないようお世話になっているお店へGO!

その名は『とんかつ 牛島』
   茨城県龍ケ崎市愛戸町12-1

茨城県竜ケ崎市にあるとんかつ屋です。
計算してみたところ、8~9年ぐらい通っているらしいです。


頼むのは決まって『特厚ロース定食』です
360gあるので揚げあがりまで30分かかりますが、運ばれてくるのを見ると待ち時間が吹き飛ぶくらいワクワクします。

名脇役として小鉢が良い存在感で、これも楽しみの一つです。











「豚なのに牛?」と思った方は店内にあるメニューをご覧ください。
メニューの後ろにその由来が記されています。

生姜焼きやランチなど他にもいろいろあるのでぜひ!水曜日は定休日なのでご注意を。


レザーウォレットの作成も休まず進めています。

ネジ捻で3mm幅に印をつけ、平目打ちで革レース(2mm幅)用の穴を開けています。

赤のレースでダブルステッチをします。
足りなくなったら斜め漉きをして追加のレースを接着しますが乾かす時間がなぜか楽しいです。




もうすぐ完成します。

2014年8月20日水曜日

レザーウォレット 作成 途中経過

レザーウォレット作成の途中経過です。

カード部分の縫製、コイン部分のファスナー調整、取り付けまでが終わりました。

カードの下部分の縫製です。
一番下のパーツを貼り、縫ってから次パーツを進めていきます。
6枚入れの場合は3枚使い、真ん中を縫い合わせます。
カードの出し入れで擦れるところはスーパースムース糸を使用。
今まで使用してきた感じですとスムース糸は擦れに強い気がします。※個人的意見です。

シニュー糸は以前使用したときに擦れて切れてしまったので、なるべくスムース糸かビニモを使用しています。
少し高いですが…。


中心と下部をビニモで縫います。
これで6枚用のカード入れが完成です。
他に4枚用のカード入れも作成しています。
今回は革を赤と黒でまとめているので糸も赤にしました。




あとはコイン部分の詳細を仕上げて本体に縫って完成ですが、本体の一部で気になる箇所がありそのまま仕上げるかやり直すか考慮中です。


2014年8月19日火曜日

レザーウォレット 作成開始

レザーウォレットの作成を開始しました。

外は赤ラメ塗装が施してあります。
中はサドルレザーの黒です。
カード部分とコイン部分などで厚みを変えています。

留め具をバネホックにするかコンチョ+ジャンパーホックにするかなど決めかねています。
コインやカードを縫いながら頭の片隅で考えて決めます。
本体赤革の裏は豚革の黒を裏貼りしています。
無くても問題ありませんが、耐久性と気分です。







これからコバ処理をして穴開け、縫いを進めていきます。

2014年8月18日月曜日

ハワイアンリボン ブレード編み スクエアノット編み 途中

ハワイアンリボンを編んでいます。

ブレード編みとスクエアノット編みです。

いくつか編み終わってから金具やビーズをまとめて付けようと
思っているので今回は編みまでです。

 ・スクエアノット
   ライムグリーンとブラックを使用しています。
   ※3㎜幅

・ブレード
   オレンジとレッドを使用しています。
   ※3㎜幅

レッドの輪っかが出来ています。
途中からです。
レッドの輪っかにオレンジを輪っかにして通します。
再度レッドを通すので自分の通しやすい長さにします。
裏表がねじれないようにしてください。
レッドを適度な力で引っ張ります。
締めすぎるとオレンジがねじれたりシワが入ってしまいます。
オレンジの輪っかにレッドを通します。
この作業を自分の好きな長さまで均等な力で繰り返します。






ライムグリーン&ブラック、オレンジ&レッドでお気づきの方もいると思いますが、バイクメーカーを意識しています。年代による違いもありますがYAMAHAはブルー&ホワイトとして、SUZUKIが微妙にYAMAHAと被りますがブルー系統でまとめようと思っています。DUCATIはレッド、KTMはオレンジ、Harleyはオレンジ&ブラックです。
YAMAHAはイエロー&ブラックという方もいると思いますし、他にRothmans、CAMELなどもあります。みんな違ってておもしろいです!
個人的にはYAMAHAはオレンジ(レッド)&ホワイトのYZR500で番号は9!HONDAはグリーン(ブルー)&オレンジのNSR500で番号は1です。
Kawasakiはグリーン一択でしょうか(笑)。

2014年8月16日土曜日

ビーズ作品集 ビーズ織器 ストラップ作品

過去の作品を掲載します。

今回は革ではなくビーズです。

ビーズ織器は縦糸と横糸を組み合わせます。

~使い方~
1.縦糸を設置。
画像は木をはめ込んでいますが楊枝なども使用します。
2.横糸を準備。
端を縦糸に結び付けてもう片方の端に針をセット。
3.ビーズをセット
縦糸の間の数を針で拾い、上からセット。帰りに針をビーズの中に通します。縦糸を挟む感じです。
4.ビーズセットを繰り返します。
※詳細が必要でしたらリクエスト頂ければ別途説明致します。

針は細くて長いビーズ織器専用針を使用していましたが、
曲がりやすく行方不明になりやすいので針を変えました。
個人的には手縫い用で細い針の方が硬くてビーズが拾いやすいです。

Excelで必要な絵や文字を作成し、色付けしていきます。
ビーズは中に銀メッキされているものが綺麗ですが、
色が薄いためイメージと変わってしまうことがあるので要注意です。



ビーズ織器を使用しない作品も作成しています。














ビーズの形や色、大きさはたくさんあるため、無限に組み合わせることができます。
ストラップだけでなく、ブレスレットやイヤリング、ピアス、リングなども作成可能です。

2014年8月15日金曜日

キーケース作成 牛革とヘビ革を使用

キーケースを作成しました。

外:ヘビ革 赤
内:牛革 オレンジ
糸:ビニモ5番 黄色


バネホックを使用するのでハンドプレス機を準備。
ハトメ抜きでホック用の穴を開けてホックをセット。

持ち手を下ろすと連動してコマが動きます。
グッと力を入れて上げるとホック取り付け完了です。

ただ、メスパーツの取り付けを失敗してしまいました。
よそ見しながら持ち手を下ろしたのが原因です。
手打ちよりも失敗が少なくなったとはいえ、よそ見していたら意味がありません。
手縫い用の穴を開けていきます。
他の革が重なるギリギリに穴を開けます。
※3mm幅の菱目打ち使用

穴あけ前に4連金具を取り付けた革をセットします。






開けた穴に糸を通していきます。
※ビニモ5番 黄色使用
目立つようにと黄色を使用しましたが、5番だと細くて目立ちません。

コバを処理して完成です。

今回は細めのため、大きなリモコンが付いたカギは使いにくいかもしれません。

お客様の使用状況に合わせて設計変更することが可能ですので、気になることがございましたらお問い合わせください

2014年8月14日木曜日

レザークラフト作品集 洋服編

過去の作品を掲載します。

洋服編

ベスト
 2mm厚の牛革(赤)を使用。
 スムース糸 白
 側面は革レースで調整可能。
 コンチョ裏面に鎖で開閉防止

パーカー
 ミンクル(黒)を使用。
 シニュー糸 青
 オープンファスナー開閉
レザーシャツ
 ディアロ(赤)を使用
 スムース糸 白
 コンチョで開閉


チャップス
 象革型押し、ベルベット調牛革使用。
 赤エナメルを桜柄でインレイ
 ビニモ 5番オレンジ 
 側面 ファスナー開閉



自分の体で測定し設計、型紙を起こし、裁断、縫製を手縫いで行っています。
作成して足の短さにビックリです。姉が履いたら長さがちょうどいい。20cm近く身長が違うはずなのに…。