2016年6月30日木曜日

ショルダーバッグ10 底部縫い合わせ 袋作製

マチを縫い合わせた本体に底を縫い付けます。

 底を接着剤で仮止めして菱目打ちで縫い穴を開けます。力が掛かる場所であるのと太い糸を使うので縫い幅は4mmです。
 縫い終わったらひっくり返します。思ったよりも小さく感じます。
 いつもでしたら中に生地を貼って上部をファスナーで・・・となりますが、今回は袋を作って紐を引いて閉じる仕様にします。紐を通す穴はボタンホールにしました。押さえを変えるだけでボタンホールが一発で縫えてしまうのがすごいですね。昔のは縦と横で操作を変えていました。
花柄ですが、何色がメインなのかわからないぐらい面白いです。底にも生地を貼っており、袋状に縫う時に一緒にたちめかがり押さえ縫いをしました。

2016年6月29日水曜日

ショルダーバッグ10 ハンドル部本体縫い合わせ マチ縫い

両端を縫ったハンドルを本体に縫います。

 ハンドルと本体の接続には小判カン(アンティークゴールド)を使います。カシメなどが打ちにくくなるので小判カンなどに縫い付けてから本体へ縫い付けます。
先に縫い穴を開けておき、本体へ両面テープで仮止めして菱切りで穴を通していきます。バッグ本体裏には芯を貼っておきます。

分けて穴を開けるのは大きく穴が開きすぎてしまうのを避けるためです。
縫った後にカシメを打ち付けます。青と緑が交互になるように取り付けました。
ミシン縫いでのねじれが怖かったので手縫いに変更です。時間はかかりますが綺麗に縫えます。
白いのは芯です。ハンドルなど力が掛かる場所は芯ごと縫いました。

2016年6月28日火曜日

ショルダーバッグ10 ハンドル部作製 本体縫い合わせ

漉いた革を縫い合わせます。

 バッグ本体だけでなく、ハンドルも2色です。中心を縫った後、割って貼り付けます。これを4本仕上げます。
 接着剤を乾燥させている間にハンドルと本体を繋げる部分を作製します。中心にサドルの黒を貼り、菊寄せのように仕上げます。
 ハンドル本体は中心に芯を貼った後、仮止めしたものを2本作ります。マグネットで縫う位置を決めて一気に縫います。アクセル(フットコントローラー)ベタ踏みで縫えるのでマグネットは楽です。
バッグ本体です。ハンドルの繋ぎ目のように縫った後に割ってという作業を繰り返します。家庭用ミシンだと生地が柔らかすぎてズレやすいです。手縫いの方が綺麗に縫えますが時間が掛かりすぎてしまいます。

2016年6月27日月曜日

ショルダーバッグ10 革裁断 ヘリ漉き

漉き依頼した革が届きました。

 これで厚みが整ったので裁断します。パーツ数は少なく見えますが色を組み合わせて縫うという作業が待っています。

ということは・・・。
漉き祭りです!全てを漉くのではなく強度が必要な箇所はそのままで、重なる箇所だけ漉きます。といってもほぼ全てのヘリを漉きますが。

0.6mmに漉いてもらった革のヘリなので穴が開かないようにします。

2016年6月24日金曜日

ケース 縫い合わせ 完成

折り返すヘリを漉いておきます。

 マチ部分の作りの基本はガマ口と一緒です。革部分の縫いは全て手縫いです。
 ロゴも忘れず打刻します。刻印しにくい革なのでタンニン鞣しの革に打刻して縫い付けます。

裏生地と縫い合わせる位置へ先に縫い穴を開けておきます。
 革本体、生地、ファスナーが揃いました。ファスナーは上止めを使わず、テープを曲げて止めるようにしました。
 革本体へ先に縫い穴を開けた理由が、菱目打ちだと生地を切ってしまうからです。ファスナーを挟むように仮止めした革と生地を縫い穴に合わせて生地側に菱目切りで穴を開けていきます。菱切りはヤスリで角を落としています。

一気に縫い穴を開けると縫いながらズレてしまうかもしれないので一穴ずつ開けながら縫い進めます。

縫う時にスライダーを外していたので、スライダーをハメてファスナーエンドを縫って完成です。

革:ミンクル
ファスナー:3号
5.5×19×3cm
開けるとカラフルです。革と裏地の間に低反発シートを入れれば眼鏡ケースなどにも使えそうです。

2016年6月23日木曜日

ミニ5穴システム手帳3 型紙作製  ケース 型紙作製 革裁断

気分的にシステム手帳(ミニ5穴)が作りたくなってきました。

 前回作ったのは全面にトカゲ革を貼り付けました。これだと爬虫類革ということで嫌悪感を示す方もいらっしゃいます。そこで一部に使うことで『このようなこともできますよ』ということをお客様にご提案できます。意外に打ち合わせなどで私物を出すとご覧になられる方が多いので気になっていました。

2つのデザインで悩みます。
 桜にしました。花の周囲を縫おうと思っているので手間はかなり掛かりますね。カードポケットなどのパーツも準備します。
ペンケースなどにも使えるケースを作ります。自分用ですが委託用の実験でもあります。裏地はガマ口で使用した七色の唐草です。

2016年6月22日水曜日

帆布トートバッグ2 作製・完成

赤い帆布でトートバッグを作ります。

 大きさは前に作ったのと変わりませんが底などの型を変えているのでパーツ数は少なくなっています。この方法の方が本体とマチを合わせる工程が無くなるので縫う距離も少なくなります。
 ハンドルは底パーツで区切っていましたが底パーツが無いため、底下でハンドルの端を縫い付けて本体に縫い付けました。表同士を縫って割っています。
 たちめかがりで処理してもよかったのですが、今回はバイアステープを試してみました。見た目もスッキリです。内ポケットを縫い付けてひっくり返して完成です。
少しお店っぽく撮影してみました。

帆布
30×30×10cm

革でも作ってみたくなりました。総ヘビ革で作ったら面白そうです。

2016年6月21日火曜日

帆布トートバッグ 完成  カードケース5(ガマ口)作製・完成

両端を縫い合わせた本体と底を縫い合わせます。

 上部を内側に折り返して内ポケットを挟んで縫います。折り返して完成です。

帆布
30×30×10cm
外ポケット×1
中ポケット×1



ファスナーやホックなど閉じる金具は取り付けていません。横が30cmあるのでA4サイズが入ります。
 日暮里で買ってきた革です。表面処理の塗装が面白いのでこの2色を一緒に使います。
前に作ったガマ口のカードケースと同じです。金具の色は金に見えますが銀です。

2016年6月20日月曜日

日暮里革漉き依頼  帆布トートバッグ作製開始  ZX-12Rリコール

革漉き依頼をしに日暮里へ行ってきました。
ついでに面白そうな革を見つけたので
委託用に使おうと思います。

 電車酔いと格闘しながら帰宅。今回は革ではなく帆布を使用します。お客様に『帆布って何?』とよく聞かれるので簡単に説明すると帆船の帆に使用するために作られた丈夫で厚手の布です。

今は帆だけでなくバッグなどにも使われていますね。
 ハンドルは帆布ではありません。両面テープで仮止めしてミシンで縫います。
黒で購入したはずですが茶色でした。画像は色が変わって灰色みたいになっていますが。外ポケットはシンプルに1つです。


ZX-12Rのリコール(ステータコイル、レギュレータ交換)ハガキが来たので、昨日バイクを持って行って対象車体か確認してもらったところ対象でした。
今日、連絡が来たのですがメーカーへのパーツ注文が殺到しているということでパーツが1ヵ月待ちらしいです。
16年間何もなかったのですぐ発火などは無いと思いますが、1ヵ月間乗るたびに不安になりますね。


2016年6月17日金曜日

ショルダーバッグ10 型紙修正 革漉き確認  販促用ザク&グフ

サンプルを型紙に反映させて修正します。

 ハンドル取り付け位置や芯の貼り付け位置を切り抜いておきます。表裏間違えないようにします。
 革を準備します。が、問題発生です。触ってみると何かおかしい。0.8mmで漉きを依頼していたはずですが0.6mmの厚さでした。
 青も0.8mmで依頼していましたが実測は1.0mm。届いたのは1週間以上前なのでクレームを出そうにも・・・という感じです。

0.8mmと1.0mmならなんとかいけそうですが、0.4mmもの差ですと支障がありすぎです。薄いのを厚くすることはできないので緑0.6mmに合わせて再度漉きを依頼するしかありません。

週末なので今から持ち込んでも来週ですね・・・。

 気分転換にもらった販促用(たぶん)のザクとグフを組み立てます。といっても紙でできているヘッドディスプレイです。
デザインナイフなどを使い、綺麗に仕上げたので1つ組み立てるのに20分程です。プラモと比べると隙間が目立ちますが面白いですね。パイプ部分にメガネを置くことができますが、強度不足でぐらつきます。



2016年6月16日木曜日

シルバーフェザー作製  ショルダーバッグ10作製開始 サンプル作製

合間にチョコチョコ進めていたシルバーです。

 空いたときに削って磨いてを繰り返していました。20分程シルバーパンで焼成して磨きます。もっとスッとした方がいいですね。石はアメジストの天然石です。

販売できるレベルではないので何に使おうか考え中です。
ショルダーバッグのサンプルを作製します。ある程度形はわかっているので型紙を作製、床革を裁断して接着剤で貼り合わせます。形に問題ありませんが1色ではないのでここから本体の型紙を4つに分けます。

サンプルのショルダーバッグのハンドルは本体に直付けしていますが、本作製のときは小判カンか丸カンで本体と繋げる予定です。肩掛けできる長さなのでバッグを置くとハンドルが地面に着いてしまいますね。着かないようバッグを高くするとバランスが崩れて、短くすると肩掛けできなくなりますし・・・難しい。

2016年6月15日水曜日

3つ折り財布3 マグネット部分作製 コイン部分・本体縫い合わせ 完成

マグネットは薄型でサイズは1.4cmです。

 クロム鞣し革ではなくサドルレザーを貼り合わせています。中に芯を入れて膨らむようにして糸に直接触れないようにしています。
 コイン部分を財布本体に縫いわせます。Uの字に縫い、コインと本体の間に隠しポケットを作りました。
 カードポケットと本体を貼り合わせて菱目打ち(3mm)で穴を開けます。曲がる部分は糸が切れないよう縫っていません。

縫い終わったらガマ口の金具をはめます。
 コバを磨いて塗装して完成です。マグネット位置も問題無さそうです。糸が細いので藤色が目立たないですね。
革:ミンクル(903)
糸:ビニモ8番 藤色
14×8.5×2.5cm
カードポケット×10
札入れ×2(仕切り有り)
真ん中と右のカードポケットの下に隠しポケットがあります。コンパクトになるので3つ折りもいいですね。ただ、厚みが出てしまうので薄さかサイズか悩むところです。


◎長財布をお考えのお客様へ
1万円札のサイズが76×160mmです。出し入れする際に余白があった方がいいので180mmあると楽ですね。マチを付ければ170mmでもいけそうです。
それと、カードもどのように入れるかが重要です。カードサイズが54×86mmなので横2列にするなら180mm以上必要です。※カードを重ねると余白があった方がいいので。
170~180で収めるなら今回のカード収納のように縦入れにすれば可能です。


2016年6月14日火曜日

埼玉県入間市 古都のチキンカツ  3つ折り財布3 コイン部分作製

今日はラウンドファスナーウォレットの納品でバイクで埼玉県へ。
出勤ラッシュに引っ掛かりながら到着。
水冷ファンが回りっぱなしでした。

まずお披露目する前に大盛りで有名な入間市の古都というお店へ
友達とお出かけ。

チキンカツが有名とネットの海で見たのでチキンカツ定食を注文。

 チキンカツの前に大根とコンニャクの味噌おでんが運ばれてきます。食べようとするとすぐにチキンカツ定食の到着です。柔らかいチキンカツが2枚、味噌汁、漬物、ここまではわかります。が、ご飯が2合半とうどんが付きます。これが普通盛りです。

他のお客さんには「多いですよ」と説明していましたがうちらにはありませんでした。おばちゃんが私の分にご飯を追加していたのを見逃しません。なので3合近くあるような・・・。

 15分後です。お腹いっぱいになりました。が、友達のうどんまで食べたので何人分になるのでしょう。

大盛りだと3合半から4合のご飯になるようです。軽くとか一膳分など注文できるので行ってみてください。全体的に味は少し濃い目です。
信号が多すぎて疲れたので帰りは高速で帰宅。高速の対向車線ではトラックがセダンに追突事故があったらしく覆面、パトカー、消防車などのパレード状態でした。

3つ折り財布はコイン部を進めます。コイン本体とマチを縫いますが片面分しか縫いません。もう片面は財布本体に縫い付けてから仕上げます。


友達夫婦からお土産をもらいました。ありがとうございます。フロマージュがとろける甘さで美味かったです。