2016年2月29日月曜日

カードケース2 作製・完成  バッグ修理 革裁断・パーツ作製  STEP竜ヶ崎店委託販売

緊急でカードケース作製依頼があったので
優先で仕上げます。

 外が黒、中が赤です。赤い革の在庫が無かったので染めQで染めています。コバはコバスーパーの赤で仕上げました。
 今回は全部ミシンで仕上げてみました。ガイドが無いので真っすぐ縫うのが難しいですね。今は手縫いの方が綺麗に縫えますし、自信を持ってお渡しできます。ただ、上下で違う色の糸が使えるのは有りです。

納品完了しました。
 バッグ修理に取り掛かります。現物を採寸し型紙を起こします。型紙と現物が一致するか何度も確認してから革を裁断します。

バックルのピン穴なども含め、外から見えるコバ全てにコバスーパーを塗ります。そういえば浅草橋のK-ファスナーに『コバ塗り棒』が売っていました。棒の先に小さいローラーが付いており転がして塗るという非常に興味がそそられる道具ですが¥3,500・・・。自作するか!?

同じ型紙使用が4ヶ所ありました。刃型で一気に切り抜けるのでブランドはこういうところでコストカットしてるんですね。

ただ、バッグ修理で検索すると全く同じバッグが修理例として画像が載っていました。大丈夫でしょうかこのブランド。
 お客様の要望で外ポケットの開閉方法をベルトから差し込み金具へ変更します。「開けるときに毎回ベルトを外していたので開けやすくして欲しいけどマグネットではない方法で」ということでした。
 STEP竜ヶ崎店(床屋)の店長さんから「置いてみる?」というありがたい言葉を頂き、委託販売させてもらえることになりました。しかもレジ横という好立地に棚まで用意して頂きました。大変助かります。

「次、ボディバッグ作ってみない?」ということで手掛けているものが片付いたらボディバッグを作ってみます。

最近ショルダーバッグ(ミニ)やピアスを作っていたのはこういう理由がありました。緑も置いてみましたが興味を引き付けるレイアウトには程遠いです。

もし行かれる方は作品例のアルバムもあるのでご覧くださいませ。

STEP竜ヶ崎店を紹介して頂いた治郎さん、ありがとうございます。色々な方へ縁を広げることができています。

2016年2月26日金曜日

ビーズピアス2 作製

今日は荷物発送したり金具買い出しなどで
修理は全然進んでいません。

明日、追加で納品する分のピアスを作製しました。前回のではビーズをぶら下げるチェーンが太かったので、細いチェーンのピアスも作製しました。
細いチェーンだと穴が小さくピンやカンが通りません。ですが丸ギリなどをグイッと差し込むと穴が広がるので0.5mmなどの細いピンやカンを入れることができます。溶接やハンダ付けではないので強度は心配です。


特徴
金1 ハートのジルコニア
金2 ピンクのキャッツアイ
銀1 星型ビーズ
銀2 ピンクのティアドロップ

2016年2月25日木曜日

バッグ修理 解体  ガマ口5 作製 完成

預かったバッグの糸を全部解きます。

 外ポケットのフタを開けると糸が絡まっている箇所がありました。解くのが怖いですね。一応ブランド物で『MADE IN FRANCE』とタグがありました。
 表裏でひっくり返すと糸の処理がなっていませんでした。縫っているときに引っ掛かったのか玉になっている箇所もあります。一周してきた縫い目が重ならずにズレている箇所も。ファスナーの端もバラバラです。う~ん。
 なんとか全部の糸を解きました。おフランス製に負けないようにやっつけます。ただ、手持ちのミシンでは厳しいので、場所によっては手縫いですね。
 ガマ口、まだ続きます。革と生地を裁断、漉きや仮止めなどをした後に縫います。作り方は過去のガマ口をご覧ください。
色々すっ飛ばしましたが完成です。かなり経験値は上がりました。
中はポーチと同じ桜柄です。華やかさがUPします。

2016年2月24日水曜日

バッグ修理開始  大塚RESTAURANT Raconterでランチ  ファスナー購入

バッグ修理の依頼を頂いたので取り掛かります。

 お客様が最初に購入したバッグということで思い入れが強く、新規作製ではなく修理です。気分的には新規作製の方が楽です。


革の表面が荒れすぎているので交換します。ファスナーのコイルが欠けているのとスライダー表面がボロボロのためこちらも交換ですね。金具も錆が出ています。また外ポケットの開閉方法も変更のため全バラシ決定です。
 お昼はランチに御呼ばれしたので大塚へ。駅から徒歩5分圏内のRESTAURANT Raconterという高級店っぽい店。ジーンズだけど入っていいのかドキドキものでしたが大丈夫でした。ハンバーグランチを注文、パン食べ放題でした。小食なので6個でやめておきます。デミグラスは酸味が強めでワインビネガーが多く入っているような感じでした。みんなで食べるのは美味しいですね!ごちそうさまでした。

コスプレ衣装の打診も頂いたので驚きましたが面白そうで楽しみです。

 帰りは発注したものが納品されたという連絡があったので浅草橋のK-ファスナーへ。ルミナのレッドをオープンに加工してもらいました。綺麗ですねぇ。


 海外でよく見かける左刺しにしてもらいました。このファスナーがどの作品に使われるかは今後のお楽しみです。

店員さんに糸と針の話を伺うことができました。ためになる話で助かりました。ありがとうございます。
バッグ用のファスナーも購入しました。コイル関係のファスナーは3mからの購入なので残り2m以上の出番が早く来ることを祈るばかりです。

2016年2月23日火曜日

ガマ口4 作製 完成

お客様から違う革でがま口を作ってほしいという
注文を頂いたので作製します。

 縫い合わせる箇所を漉きます。漉きや折り返しの基本はポーチと変わりません。
 生地も革と同じように袋状に縫い、仮止めします。口金にはめるときに剥がれないよう端から1mmの位置にミシンで針を落とします。2~3mmだと口金から見えてしまう可能性があるので縫い目はギリギリにします。

接着剤を塗った後に紙ヒモをセットし口金の端を潰して完成です。
革 牛 ミンクル
口金サイズ 9.5cm
10×11×3.5cm
中はお客様の希望で黒ベースの桜柄です。女性が多い客層だとシンプルなものよりも、綺麗、可愛い、面白いといったものの方が手に取ってもらいやすいですね。これも勉強になります。

今夜は満月です。20倍ズーム最大望遠で撮ってみました。クレーターなどがわかります。いつか行ってみたいですねぇ。

オーストラリアで見た満月は空気が綺麗すぎて月光が太陽か?と思うぐらいまぶしかったのを覚えています。まぶしすぎて周りの星が全然見えませんでした。

2016年2月22日月曜日

ポーチ2 作製 完成  車でベリーショートドライブ to 牛島20

オレンジ革でポーチを作ります。

 作りは前回の黄緑ポーチと一緒です。内生地は桜柄で春をイメージです。
 最近は漉くときに革に刃を入れた瞬間に深すぎるか浅すぎるのかわかるようになりました。綺麗に漉けると折り返した革が綺麗に貼ることができます。折るときも曲がることが少なくなります。
 内生地をセットして縫い、ハトメを打ち付けます。紐留めは手縫いです。紐を通して完成です。
 革 牛ミンクル
高さ11×直径8cm


お昼は牛島へ。最近CMで放送しているJET STREAMの『I'm Lonely』という曲を聞くたびに牛島を思い出して腹が減っていました。

小鉢は切り干し大根の煮物、漬物は白菜でした。美味いです。

2016年2月19日金曜日

ポーチ 完成

本体、パイピング、底を準備、
仮止めしてミシンで縫います。

生地は本体、底で準備して同じくミシンで縫います。本体上部は折り曲げるので生地の方が低くなっています。
 両方を合わせます。ゴムノリで仮止めして上部を折り曲げます。圧着したらミシン掛けします。周囲を8等分した印を付けてポンチで穴を開け、ハトメを打ち付けます。
 完成です。
牛革
高さ11×直径8cm

全部ミシンで縫おうと思いましたが段差などがあるため、紐留めのみ手縫いです。紐は革の4つ編みにしていましたが、ハトメ穴にピッタリすぎて開閉の障害になっていたので交換しました。


買い物に行ったときにエスカレーターですれ違ったときに聞こえてきた高校生3人組の会話。
 A 「30万だぞ」
 B 「300円が何回食べられるんだよ」
 C 「100回だろ(即答)」
 AB「すげぇなお前」
将来が楽しみです。

2016年2月18日木曜日

ポーチ 作製  蕎麦打ち

名刺入れを送る方の奥様にもお世話になっていたので
ポーチを作ります。

いきなり本番だと失敗するかもしれないので
違う色の革にします。

 パーツ数は少なく3つです。本体、底、パイピングです。型紙を設計、型紙に合わせて革を裁断します。
 小さいからといっても手は抜きません。折り重なる幅に合わせて漉きます。
 底は柔らかいままだと形が崩れてしまうため芯を貼っておきます。芯は底よりも周囲5mm小さくしました。手軽に使えるよう底板は使いません。
 午後は用事があって親戚の家に行ったのですが、なぜか蕎麦打ちの準備がしてありました。最近はまっているって聞いていたので夜にでも打つんだろうなと思っていたら「さぁ打とうか!」と。

二八蕎麦の割合で蕎麦粉を準備して、最初の粉混ぜから始めます。蕎麦生地を伸ばしたことはありますが、一からは初めてでした。伸ばしていくと四角や丸になるそうですがこれは何角形でしょう?

細く均等に見えますが調子に乗ると太くなってしまいます。かといって注意しながら切ると細すぎてしまいます。均等に切るのは難しいです。

粉から蕎麦切りまでは1時間ぐらいでした。右手の握力が・・・。

大量の湯を沸かしておき蕎麦を投入、再沸騰したら水で締めます。綺麗に切り揃った蕎麦は丁度いい食感と喉越しでしたが、太くなってしまった蕎麦は喉越しというより噛むという感じでした。これはこれでありです。

2016年2月17日水曜日

ビーズピアス 作製

作ってみてと言われていたビーズのピアスの
デザインがまとまったので作製開始です。

 カン付きと釣り針型を使用、釣り針型はチェーン無しと有りの2つです。

ビーズの一番下はTピン、途中で揺れるビーズには9ピンを使っています。釣り針型の金属は硬い素材で広げようとすると割れる可能性があるのでご注意ください。


紙にロゴを印刷し、穴を開け切り込みを入れてお店のように展示してみました。どのファッションにも合うというのは難しいですし、奇を衒って作ると見向きされないかもしれないのでシンプルです。ツインリンクモテギで身に沁みました・・・。

可愛いって難しい。

2016年2月16日火曜日

連爪チェーンブレスレット作製  ゴールデンベアッガイ 完成  我孫子麺屋一絆 肉キング

以前作製した連爪チェーンブレスレットと作製方法は一緒です。

 違う点は留め金具です。ヒキワやカニカンを使わずニューホックを使用しました。金色の方は0.5mm線でめがね留めを施しています。銀色は丸カンをハンダ付けし取れないようにしました。
 お昼はラーメン屋に誘われたので3人でお出かけしてきました。我孫子の『麺屋一絆』で1月にオープンしたばかりです。肉が有名ということで肉キングを注文、どんなインパクトでくるのか期待します。

数分待ってラーメンが来ました!丼・・・小さくね?麺・・・少なくね?肉・・・多いのか?味・・・濃っ!ちぢれ太麺がドロドロの汁と絡んで、ご飯と一緒に食べるラーメンです。

3人共違うラーメンだったのですが3人共同じように見えたり糸唐辛子が載ってなかったりとメニュー写真とあまりに違うので3人で見比べていたのですが、それを見ていた店主(?)が「お客さんの意見に合わせて変えているので写真と違っています」と。
「は?」「ん?」「え?」という状態でした。

烏龍茶がうまいと再確認できる味。

 ゴールデンベアッガイのヤスリがけ、塗装が完了しました。メッキ部分は段差消しはできなかったので素組み状態です。
目のシールは何種類かあるので持ち主にお任せします。また、腕の蛇腹関節が一度ハメると中々取れないのでどの長さにするのかもお任せですね。

2016年2月15日月曜日

100円SHOP刻印試用  カードケース 縫い合わせ 完成

カードケース部分に名前を打刻します。

 DA○SOではない100円SHOPで売っている刻印でクッキー用です。おもちゃに近いですが実験開始です。

革用のアルファベット刻印だと一列にセットする金具が万単位の値段です。
※いずれステンレスかアルミで組んで作ってみます。

 革を濡らし、『ZX-12R』とセットしてハンドプレス機で押してみました。意外というかかなりいい感じです。ただ、端まで力が均等に入らないため、長い言葉だと端への刻印がうまく入りません。木か何かを挟んで加工し全体に力が入るようにすればかなり使えると思います。
どんどん縫います。カードポケットのコバは何度も手が触れる箇所なので念入りに処理します。
 本体周囲に穴を開けておきます。周囲に被せる革にも穴を開けておき縫い穴を合わせながら縫い合わせます。点検し、オイルを塗って完成です。
革 サドルレザー 黒
7.5×11.5×1.5cm

名前とマークの打刻位置が近い気がします。打刻位置のレイアウトは次の課題に追加で・・・。

カードポケットに使っている革は0.5mmの革を裏同士で貼り合わせている贅沢使用です。