2016年5月31日火曜日

ラウンドファスナーウォレット2 革裁断 ヘリ漉き  紅の豚・メタルトレイ

サンプルは問題無かったので本裁断です。

 同じように見えますが厚みが違ったり数mm違っています。いつも作る財布よりパーツ数は倍近く多いです。

ということは・・・。
 はい。漉き祭りです。マチや仕切りなどの上部を漉いていますが終わりが見えません。カードポケットが強敵です。

他、色々と進めているのでエンジンかかるまでお待ちください。
 ジブリショップから『こんな新作が出ました』メールが来ていて、気付いたらウチに届いていました。不思議です。

紅の豚のメタルトレイでSAVOIA S-21が飛んでいます。高速で飛んでいる感じではありませんが優雅です。

2016年5月30日月曜日

バイカーズベスト ポケット作製 身頃縫い合わせ  ラウンドファスナーウォレット2 型紙・サンプル作製  なめろう調理

前身頃のポケットを作製します。

 まずファスナーの長さを調整します。ルミナの赤でロックスライダーも同じ赤です。
 ファスナーの下部に生地を固定、一旦縫います(左)。ファスナー上部に仮止め、周囲を縫い(右)、生地の両端をたちめかがり押さえ縫いをしてポケットは完成です。
 身頃を肩で縫い合わせます。大きいかなぁと思っていましたが予想以上に嫌な結末が・・・。
 ラウンドファスナーウォレットです。何個か作ったことがあるので大体の型紙作製はサクサク進みます。ただ、カードポケットが多いのでその分厚みが出てしまいます。各部の強度を保ちつつ薄くするのが課題ですね。
 床革でサンプル作製します。外にメモを入れるポケットの高さや膨らみなどを計算、組み立てます。
新鮮なアジ一匹が手に入ったのでなめろうを作ります。頭を落として内臓を取ります。背骨に沿って包丁を入れて三枚おろしにし、皮を剥きます。大まかに切った後、ネギやシソなどの薬味と味噌など調味料を混ぜ包丁で叩きます。

鬼平犯科帳でも猫どの(村松忠之進)が説明しながら調理していましたね。

日本酒はないのでビールで乾杯です。自画自賛ですがかなりうまいです。炊き立てのご飯にのせても気分上々になります。

2016年5月27日金曜日

バイカーズベスト ヘリ折り返し  3つ折り財布3打ち合わせ 

午後から打ち合わせなので午前中に
終わらなかったヘリを折り返します。

 圧着用のローラーをキュラキュラ言わせて折り返していきます。ようやく全周囲が終わりました。
 作業しているときにラウンドファスナーウォレット用の革も着荷しました。中も外も全面サドルレザーの贅沢使用です。
午後の打ち合わせは水戸で行いました。迷子にならない場所を待ち合わせ場所にして頂いたので助かりました。
コインケースについてファスナー、がま口、ホック、ボックスなど提示し、それぞれのメリット、デメリットを説明させて頂きました。
お誕生日に合わせて作製します。

帰宅後、イメージ画像を作製しました。

2016年5月26日木曜日

バイカーズベスト ヘリ折り返し 各部縫い合わせ

漉いたパーツを縫い合わせます。

 背中部分は3つに分けていたので高さを合わせて裏側をミシンで縫います。縫った後は開かずに片方に折り曲げて重なるように縫います。
 ポケット周辺はゴムノリで圧着します。他内側のパーツも折り曲げます。
折り返すときは外側か内側のどちらに折り返すかで切り方を変えます。外側の場合、切り込みを入れるだけで広がってくれます。内側の場合は重なってしまうので台形か三角形に切り込みを入れて革が重ならないようにします。

接着剤を塗って乾かして縫っての繰り返しで思ったように進みません。

あと、まだ革が届きません。


2016年5月25日水曜日

バイカーズベスト ヘリ漉き2  ラウンドファスナーウォレット用ファスナー着荷

漉き祭り2です。

朝一からガンガン漉きます。

 同じようなパーツがようやく終わったと思ったら前身頃と後身頃という大物が控えています。手作業なので1日掛かってしまいました。

場所によって幅や厚みを変えています。折り返すポケット部分も漉いています。

道具を支える指、革を押さえる指が悲鳴をあげています。
注文頂いたラウンドファスナーウォレット用のファスナーが届きました。ちょうど在庫が切れていて入荷前だったので届き次第の発送を依頼していました。

同じように見えますがサイズが違います。3号と5号でコイン用と外周用というように使い分けます。

2016年5月24日火曜日

バイカーズベスト ヘリ漉き  ビーズピアス作製3

漉き祭りです。

 パーツのヘリを漉いていきます。同じようなパーツを漉いていてよくわからなくなってきたので気分転換しにピアスパーツを買いにお出かけです。
形はお客様の知り合いがお持ちのピアスと同じです。お持ちのピアスは不透明の水色でしたが紫でという依頼でした。3mm丸としずく型のビーズはアメジストです。0.4mm線でめがね留めを作りピアスフック部分と丸カンで留めます。

3mm丸のアメジストは集合しているとしずく型の紫と同じ色ですが単体ですと薄く感じます。

2016年5月23日月曜日

バイカーズベスト 革裁断  池袋打ち合わせ&飲み  浅草橋資材買い出し

お昼に池袋待ち合わせですが少し時間があるので
ベストを進めます。

 使う革は何ヶ月か前に購入した250デシ以上のクロム革です。色が飛んでいますが黒です。
型紙を置いていって裁断します。ライダースジャケットを作ったときよりもパーツ数が多く、漉き祭りというよりは漉き地獄が待っています。ヘリ漉きだけでも発注かけようか迷います。


お昼は大学からの友達家族と待ち合わせして財布の打ち合わせをしました。選択肢が多いと悩む時間が多くなりますが選択肢が少ないと他の色は?となります。どれだけ引き出しを持っているか、どのタイミングで出すかなどが難しいですね。

奥様とお子さんとはおさらばして友達と2人で飲みです。可愛いお子さんでバイバイのときにハイタッチ、思わずニコニコしてしまいます。

帰りに浅草橋へ寄ろうとしたので中途半端な時間で解散です。
次は来れなかったPが幹事で開催決定です。

浅草橋でファスナー、金具、革の店を回ってきました。
革の裏話を色々と教えて頂きました。

帰りは帰宅ラッシュと重なって暑いし
電車酔いするしで地獄でした。

2016年5月20日金曜日

バイカーズベスト 型紙サンプル作製3

来週2件打ち合わせがありますがそれまで
ベストを進めます。
委託用は何を作ればいいか思案中。

型紙を修正しつつ生地でサンプルを作製します。

 新聞紙だと体を少し動かすだけで破れましたが、生地だと動けるので体をひねったりバイク乗車の体勢になることができます。脇部分は紐で編んで実物に近づけました。

サンプルを型紙に反映させて外側と内側の型を作製しました。ただ、これもまだ完成ではないので細部を調整して反映させます。

背中を1枚革にするか分割してデザインとするか、ヨークを入れるかなど悩みます。


午前中はお墓参りへ。
命日から何年、何十年も経ち、時間が過ぎるのを早く感じます。

2016年5月19日木曜日

カードケース4 作製開始 完成

注文が空いたので委託用のを作製します。

 金具は金具屋に行ったときに気になっていた変形がま口です。型紙セットではないので床革を使ってサンプルを作製、型紙を仕上げます。
 革を裁断、ヘリを漉きます。表同士を仮止めして手縫い、広げるように折り曲げて圧着します。
 数mm小さく裁断した裏生地をミシンで縫います。ゴムノリで仮止めして周囲1mmの位置でミシン縫いします。金具、紙ヒモ、革に接着剤を塗り金具にはめ込みます。金具の端を口金つぶしで潰して完成です。


革 ミンクル
8×12cm(凸部含まず)

カードを入れた状態です。余白がかなりあるので10枚以上は入ると思います。名刺サイズでも入ります。

ふにゃふにゃした印象なので革に芯を貼った方がよかったですね。金具と革の色を変えればビジネスでも使えそうです。

2016年5月18日水曜日

スマホケース4リベンジ 完成  バイカーズベスト 型紙サンプル作製2

午前中はお客様との打ち合わせでした。

帰宅後、スマホケースの続きです。
本体の内側と外側で違う芯を貼りました。
数mm外側の方が大きくなっています。

芯を貼った後、周囲を折り返します。
全体にゴムノリを塗り周囲を縫います。

 前回のと比べると若干厚みがあります。ただ、使いやすくはなっていると思います。お客様にお渡しして確認、問題無ければ交換します。
 糸をほどけばゴムノリで仮止めしているだけなので、フラップベルトを付けてマグネット開閉などを追加することができます。
バイカーズベストの続きです。新聞紙での型紙サンプルを作った後に修正し型紙を起こしました。全体のサンプルの段階なのでまだ本確定ではありません。サンプル作製、修正の繰り返しです。

2016年5月17日火曜日

スマホケース4リベンジ  ハワイアンリボン作製

前回作製したスマホケース4ですが、お客様が
使用しているのを見たときに改修したい箇所が
何点かありました。

作製者としては納得できないので
作り直します。

 サイズなどは問題無いので型紙はそのまま使用します。色もそのまま引き継ぎます。
 漉き祭りです。漉き幅を測りギリギリまで薄く漉きます。
 定期・名刺入れと同じように裏へ両面シートを使い生地を貼りました。裏地だけでなく芯の代わりにもなるので有りだと思います。
 カードポケット上部を縫い準備します。カードベースにポケットを1枚ずつ縫い付けます。
カードケース用のハワイアンリボン作製依頼があったので編み込みました。カバン金具とカードケースを繋ぐもので長さは35cmです。

2016年5月16日月曜日

定期・名刺入れ マグネット部分→ホック変更 完成

マグネット部分も完成し周囲を縫ったら完成という段階まできました。
名刺入れ部分を仮止めし菱目打ちまで処理します。
マグネットの位置を決め、縫い始めました。

マグネットまで辿り着いたので閉じてみると簡単に開いてしまいました。
磁力は十分なはずでしたが曲げた革の開く力の方が強く、
この位置にマグネット+鉄板は使えないことが判明しました。

周囲3/4は縫い終わっていたので半分以上ほどいて、途中で糸の処理をします。定期入れ部分も糸をほどきます。

定期入れ部分の中心に芯を入れホックを留めます。フタ部分は新たにホック受け部分を作製し直しました。何度菊寄せをしたことか・・・。


 ホック部分の位置を決め、周囲を縫い直して完成です。差し込みベルトの位置はサンプルを作製しておいたので支障ありません。

革:ミンクル
糸:ビニモMBT#8
11.5×8×1.7cm
 差し込みベルトを外すと名刺入れです。5mm程度のマチがあるので20~30枚は入れることができます。

画像では見えませんが上部にDカンが付いており、落ちないようチェーンを取り付けることができます。チェーンも準備済みですが長さがわからないのでお客様に合わせてその場で切断、金具を付けて納品する予定です。
ホックを外すと定期入れが出てきます。頻繁に出し入れするものではないので、透明部分にカードを取り出す際の穴は空いていません。

カードポケット×3
定期入れ×1
名刺入れ×2

クロム鞣しの革で作製しているので柔らかい印象ですが、芯を入れているので現物はカッチリとした印象です。家庭用ミシンでは失敗するとわかっていたので全て手縫いで仕上げましたが、専用ミシンだとまた印象が違ってくると思います。

2016年5月13日金曜日

定期・名刺入れ 定期入れ部分作製 マグネット部分再作製  ルプランジュのプリン

透明パーツを探しに100円ショップへ。

 カードケースが利用できそうだったので購入、裁断して穴を開けてみます。曲げても白くならず菱目打ちでも割れることが無く、傷にも強かったので使用決定です。

100円ショップへ行くと4つで100円などのお菓子を買いたくなります。
 透明パーツを両面テープで仮止めして定期入れ部分に縫い付けます。上部をカードポケットと同じように縫います。
 カードポケットと定期入れ部分を留めるのにマグネット部分を作製しましたが小物にしては厚みが出すぎています。1つのパーツで革0.5mm+芯0.4mmを使用しているのですが、貼り合わせ×2パーツいるので単純に4mmの厚さになってしまいます。

薄くするため作り直しました。鉄板は小さく切断、定期入れ部分の端に閉じ込めてパーツを少なくし、マグネット部分もより小さくしています。
午後にルプランジュへ納品しに行ったのですがプリンを発見。ここは買うしかありません。
地養卵を使ったプリンで生クリーム、プリン、カラメルの3層構造です。生クリームは少し硬めにホイップされています。生クリーム+プリンや生クリーム+プリン+カラメルなど色々な美味しさを楽しめます。
お願いしたらどのくらいまでのバケツプリンを作れるのでしょうか。

沖縄に行っているイトコから写メが送られてきました。よくテレビで観る景色です。一直線の道路に青空、青い海、綺麗ですねぇ。

とりあえず1年滞在なので目の前にこういう景色が広がりまくりですね。でも柔道関係者(男)との移動途中だったらしいので、私が行っても柔道部2人でのドライブです。男臭さというか汗臭さというか・・・。

2016年5月12日木曜日

定期・名刺入れ 小パーツ作製 カードポケット作製

フラップ部分などを作製します。

 中に芯を貼りカーブ部分は菊寄せをしています。外に見える箇所ではないので何ヶ所か切り込みを入れて引っ張るようにして圧着、縫い合わせました。
 カードポケット上部を折り返して縫います。革1枚だけでなく両面粘着シートを使って生地をベタ貼りしました。やはり粘着シート分の厚みが出てしまいますね。スプレー糊も試す価値ありです。
 中側本体にカードポケットを両面テープで固定、周囲を折り返します。中側本体裏にはヘリ漉きしたボンテックスを貼り付けています。
名刺が入る方のカードポケットです。ポケットにマチを仮止めして縫います。

定期入れの透明部分は塩ビ板を使ったら菱目打ちで割れてしまいました。ミシンだと針穴が小さいので割れにくいのですが、菱目打ちだと塩ビ板も歪んでしまい白くなってピキッという音が。
他の素材を探さないとダメですね。ポリエチレンテレフタラートやシリコンシート、セルシートを試してみますか。

2016年5月11日水曜日

定期・名刺入れ 革裁断 漉き 開閉マグネット部分作製

革が届いたので作製開始です。

 修正した型紙で裁断します。以前作製したスマホケースと同じ配色で濃い灰色と薄い灰色です。
 折り返すヘリを漉きます。実は裁断した色を間違えたので色違いの同じパーツ数を2回漉いています。無駄な時間を作ってしまいました。
 糊付きのボンテックスを本体の芯として使用します。革を貼るので裏生地が透けることはありません。
一つ目の折り返し部分に使用するパーツです。最初はホックを使おうと思ったのですが革が薄いので何度も開閉するとホック周辺の革が伸びてしまうかもしれません。

マグネット+マグネットだと磁力が強すぎてカードなどへの影響が怖いので、磁力が強くないマグネット+鉄板で開閉するようにしました。