2020年7月31日金曜日

長財布4 型紙作製

関東では7月中の梅雨開けはしませんでした。

 「この財布と同じように」と預かった財布です。まったく同じでなくていいということですが、ある程度は寄せていきます。

 まず、どの箇所がどのぐらいの長さ、幅なのかを計測して書き込んでいきます。構造も描いておいて縫い合わせる順番などを考えます。
煙が出るほどに考え込んでいると甘いものが欲しくなります。

型紙を起こしましたが生地と革の部分のみなので、これから芯の型紙作製ですね。裏地有りの小物はそんなに作ったことが無いので擦り合わせも重要になってきます。

暑さで頭がうまく働きません。

2020年7月30日木曜日

ミニハンドバッグ2 マチ縫い

前回のミニはサンプル前のサンプル扱いだったので
今回は本番のサンプルです。

 底マチと脇マチは分割されており、縫い合わせることで直角に曲げることができます。ヘリ上部はわざと外側に曲げています。

前後胴とマチを仮止めしたら周囲を縫い合わせます。コバ処理してからだと幅が変わってしまうので先に縫います。

イモネジでかぶせの錠前を取り付けます。上部のハンドルを取り付けるパーツはメッキが終わっているはずなので次回伺ったといに受け取る予定です。そのパーツにDカンを通してからでないとハンドルが作れないのでここでストップです。

2020年7月29日水曜日

ミニハンドバッグ 縫い合わせ 完成

自分で作ったキーマカレーがうまくて
ご飯2合が楽に無くなります。

 本体とマチを縫い合わせます。後胴はカブセまで1周グルリと縫っています。コバは順序を考えて処理していますが、乾燥に時間が掛かります。


ハンドルは中心が膨らんでいる形状です。イモネジは無かったのでテープで仮止めしてあります。

革:ゴート
芯:色々な薄さ
11.5×12×4.5cm

2020年7月28日火曜日

MK PLUS革教室(Tue)

電車内の熱気+マスクで軽く熱中症です。

 生徒さん定番の苦手項目、『真っすぐに切る』です。家で革を切ってきたということですが、よく見ると斜めになっていたりしていたので切り直してもらいました。
真っすぐに切れない理由として切れないナイフを使っていることが一つあげられますが、今回はそれが原因だったようです。刃を折っても切れ味が変わらなかったので、ナイフ自体を変えたらうまく切ることができました。

 バッグに使う革を漉いたあとに芯を貼っています。ベタ貼りするか中心を浮かせるかなど様々な手法があるので『このようにしてください』と言えないのが。

今回も出ました、「何作ってたんでしたっけ?」。さぁ悩みます(笑)。
たぶんこうだろうと色々な意見を出し合って方向性を探り当てていきました。

2020年7月27日月曜日

ミニハンドバッグ 型紙作製

このまま7月中に台風が発生しないと観測史上初らしいですね。
梅雨明けはいつでしょう。

先方から提示されたバッグのサイズです。新型錠前をもとにこちらからデザイン画をいくつか提出、その中から「これ」という感じで選んで頂きました。

型紙を起こします。形としては単純ですが、小さいので多少余裕を持たせて設計します。


2020年7月23日木曜日

ベルト 縫い・サルカン作製

朝から湿度が高いです。

ベルトはここまでとしていましたが、進められそうだったのでサルカン作りから。サルカンはピッチを変えてみました。ネジ捻の線に合わせて穴を開けています。

尾錠を付けるパーツ(正式名称不明)とサルカンに穴を開けました。尾錠のパーツは薄く漉いた革を裏に貼ってから抜き型を使って縫いています。
サルカンも裏に薄い革をベタ貼りしています。
尾錠の漢字は正式には尾錠と美錠のどちらなのでしょう?

 菱切りで貫通させながら縫い進めます。ベルト本体の時は長すぎて糸を締めるときに指の革が擦り切れてよくわからない液体が出ましたが、今回は無事でした。

縫い終わりました。本体はピンクの糸でしたが、どこに置いたか行方不明になってしまったのでイエローを使っています。

 サルカンのパーツは両端を斜め漉きしました。接着剤で輪っかになるよう仮止めしてから縫って完成です。コバは着色して磨きました。


本体に穴を開けて組ネジで留めてみました。尾錠が決まっていないので仮止めですが、これはこれで良い気がします。ですが、正式に決まったらカシメに切り替える予定です。組ネジの頭の角がベルトに引っ掛かる感じでベルト裏側が傷付く可能性があるためです。ベルトを通したら見えなくなってしまいますし。

明日の更新はありません。




2020年7月22日水曜日

MK PLUS革教室(Wed)

マスクに慣れません。
顔が汗疹になりそうです。

 今日は午前1人、午後1人でした。来て頂くだけでもありがたいです。
ステイホーム期間中に家で作っていた生地のバッグです。大きなハトメを打ち込んでいますが、かなりの力が必要です。

数ヶ月前からの引き続きのダレスバッグです。この生徒さんはびっしり書き込んでいるので、どこから始めればいいのかがわかりやすかったです(笑)。
私がちょろっと書いた紙も取っておいてあるので下手なことが書けません。

2020年7月21日火曜日

ベルト 作製・縫い

自分が持っているベルトは40mm幅しかないので
スーツにも使えないですし、気分を変えたかったので
35mm幅を選択しました。

 いつもの目打ちではなく、ヨーロッパ目打ちを使っています。ネジ捻で線を引いた上に穴を開けるのではなく、線を頭にして目打ちと合わせて穴を開けていきます。

 縫う距離が長すぎます。自分のウエストを恨むばかりです。縫い始めてからミシンにすればよかったと後悔です。


綺麗に縫うことができたと思います。ベルトを付けていると他の人からは見えないので自己満足に近いですね。

コバはバスコやシックコートは使わず、着色して磨きました。タンニン鞣しのコバ処理は久しぶりです。
バックルが決まっていないのでベルトはここまでです。

2020年7月20日月曜日

エコバッグ2 作製・完成

近所にいつも朝から親子喧嘩&夫婦喧嘩している家があるのですが、
昨日の喧嘩内容は違っていました。
・夫婦喧嘩内容:ご飯に焼肉をのせるかのせないか
・親子喧嘩内容:その焼肉丼にカレーをかけるかかけないか
毎回こんな内容なら面白いので歓迎です。

前に作ったエコバッグは生地がいいなと作ってみたのですが、なんか納得できない出来でした。生地の種類は不明ですが、もう1回作ってみました。ナイロンかポリエステル、レーヨンのどれかだと思います。


上部はPPテープ(1.5cm幅)で中心15cmを縫わないことでハンドルとなるようにしました。生地の端はグログランテープで処理しました。
生地400円+PPテープ90円/m=約500円
レジで袋を買った方が安いような・・・。


 縫っただけなので重い物を入れすぎると切れるかもしれません。ビール6缶パックとステーキ肉は持てました。
頑丈にするならカシメなどですが、洗濯時にどうなるかわからなかったので今回は縫いだけにしました。

バッグを入れる小さな袋も作りました。裏返しの状態ですが、どのような構造になっているかわかると思います。ヘリはかがり押さえ縫いをしており、上部は3つ折りです。

2020年7月18日土曜日

MK PLUS革教室(Sat)

3月から休止していたMK様での革教室ですが、
無事再開できました!
支えてくださった生徒様、MK様、
本当にありがとうございます!
今日は午前0人、午後1人でしたが
教室の初期の気分で初心を思い出した感じです。
久しぶりの教室、楽しいです。

 教室内の様子です。机の上に天井からビニールの壁がぶら下がっています。使用済み道具やミシンなどは全て消毒してから戻すようにしています。サーキュレーターや空気清浄機も可動しているので空調も問題無いと思います。
ただ、マスクで熱気がこもるので端に動いて時々マスクを外しました。付けっぱなしは体調悪くしますね。

午後はマンツーマンでした。道具などは手渡しせず消毒後に渡すようにしました。あとは口頭説明が多くなりましたが、話すと熱気が籠ります。どのように接していけばいいのか試しながらの教室でした。
何ヵ月ぶりかだったので私も生徒さんも何を作っていたのか思い出せず『?』が2人の頭の上にたくさん浮かんでいました。次回も『これなんだっけ?』になるでしょう。



2020年7月17日金曜日

リュック2~3 完成

夜の涼しい日が続いて寝やすいですが
梅雨開けの反動が怖いです。

 はみ出たシックコートを拭き取った指で他の引き手に触れてしまい引き手が汚れたことに完成後に気付いて2個作り直しました。完全に乾燥させるまでの時間が長かったです。

芯と革で段差ができていましたが、重ね塗りで何とか抑えることができました。綺麗に塗れて「ムフ~」と自画自賛です。

 引き手などをスライダーに付けて完成です。肩紐の先端には赤革を付けてアクセントにしました。

 肩紐などのベルトは黒とカーキの2種類です。ハシゴコキは両方とも樹脂製です。

黒生地に赤がいい感じです。自分用のバッグ(ボディバッグorウェストバッグ)として生地を購入したのですがゴールドです。何がアクセントになるのでしょう。
百式だと胸が紺色でしたね。メガバズーカランチャー・・・。

2020年7月16日木曜日

バイクでベリーショートツーリング to 牛島57

どんよりとした曇り空ですが、雨は降らない模様。
メインの縫いは終わったので行くしかありません。

バイクで牛島へビューンと。今日は『ロースロールかつランチ』です。コロッケも追加して熱々と格闘してきました。しばらく置きっぱなしにしましたが、冷めることはありませんでした。負けました。
雨に降られることもなく帰宅です。




リュック2~3 グログランテープ処理 引き手作製

最近CMで見かける安っぽいジャパ○ットのようなCMが面白いです。
卓上クーラー(?)を宣伝していますが、
男の髪にチラチラ目が行ってしまいますし、
全体的に棒読みすぎて頭に入ってきません(笑)。

 マチと前後胴を仮縫いしたらグログランテープ祭りの始まりです。20mほど新規で購入しておいてよかったです。いずれ『200mとか買った方が・・・』とか考えるのかなと思うと胸が熱くなります。

メインファスナーではなく外ポケットと内ポケット用のファスナー引き手です。二つ折りにして丸カンを挟み、中心を縫っています。

最近はまっているコバを綺麗にを実践しています。これでシックコート4度塗りですね。

メインファスナーの方は硬くということですが、革はクロム鞣しの柔らかい革という矛盾な指定です。間にタンニン鞣しの床革を入れたりボンテックスやバイリーンなどを挟んで複数試しました。ボンテックス2枚貼り合わせにして両側を革で挟むようにしましたが、却下されれば新たな方法を考えるしかありません。
ジグザグに縫っているのはミシンで縫える厚さなのかを試したものです。

2020年7月15日水曜日

リュック2~3 後胴作製 前後胴縫い合わせ

ふとしたときに家系ラーメンが食べたくなります。
濃い目の味噌ラーメンも。

 表地と裏地の間に背中用の芯を入れて3本縦に縫います。肩用テープを挟み込んだ革を縫ったあとにカシメで補強しました。

水玉を見ていると昔のカルピスを思い出します。この時点で縫われている水玉は裏地ではなく、芯やカシメなどを留めるための生地です。

内ポケットを付けた裏地(後胴)と前胴を底パーツで繋げます。水玉はなるべく左右対称になるよう裁断しています。

2020年7月14日火曜日

リュック2~3 メインファスナー作製

梅雨続きでバイクに乗れません。

 縫い方は前胴ポケットと一緒です。定期入れなどを引っ掛けるDカンが新たに追加です。

マチ下にポケットが付きます。内縫いにすることを踏まえて数mm大きめに作ってあり、本体と縫い合わせてひっくり返すと少し膨らんだポケットになります。

2020年7月13日月曜日

リュック2~3 芯縫い合わせ 前胴表作製

お尻と太ももの付け根が汗疹の季節です。

 外ポケットのファスナーとメイン開閉のファスナーはコイルから金属に変更です。金属だと上下止めなどを噛ませなくてはいけないので少々面倒です。


ファスナー周りを縫っています。スライダーを覆われている方法もありますが、生地や革の耐久性はどうなんでしょう。開閉時、常に擦れることになりますし。

2個分の前胴が完成です。この時点で裏地はまだ付いていません。底、後胴と繋げてから裏地が付く予定です。

2020年7月10日金曜日

買い物 ショルダーベルト作製・完成

傘を持っていったら晴れ、持っていかなかったら雨。
予想がことごとく外れます。

緊急でショルダーベルトが必要になったため
資材を買いに浅草橋MK Plus様へ。
バイクで行くには天気が不安なので電車で。

革を加えたベルトを作ったら豪華すぎ、指定通りの長さで作ったら短すぎということで3度目のベルト作りです。3度目の正直と言いますが、2度あることは・・・とも言いますし何が正解なのか。

ダールのカシメで留めたシンプルなショルダーベルトです。完成したのでそのまま発送に出しました。
さてどんな反応が帰ってくるか楽しみです。