2019年2月28日木曜日

トートバッグ15用ショルダーベルト作製 完成  ルプランジュのカシスショコラ

ショルダーベルトの追加注文です。

 3cm幅の革を裏同士で貼り合わせてミシンで縫います。一気にペダルを踏みたくなりますが我慢して丁寧を心がけます。

1.5mの長さを縫いました。手縫いでは1時間では終わらない長さですね。コバを磨いてバスコで処理しました。

ルプランジュの『イチゴのタルト』と『カシスショコラ』です。カシスショコラは各層が濃厚で合わさるとより甘さと美味しさが広がります。色どりも綺麗でフォークを挿すのがもったいない感じがしてきます。


2019年2月27日水曜日

MK PLUS革教室(Wed)

昼間は暖房がいらなくなってきました。

何か月もかかったダレス型ボストンバッグが出来上がりました。ダレスの口金が入っており、ドイツホックで開閉します。
 中はシャンタンです。総手縫いで手間と時間を掛けて作っているのを見ていたので完成したのを見るのは嬉しいですね。

違う生徒さんのトートバッグですが、こちらもハンドルから本体まで総手縫いで仕上げています。最近、総手縫いのバッグは作っていないので「よく作ったなぁ」と感心ばかりです。

2019年2月26日火曜日

MK PLUS革教室(Tue)  MK PLUSダレス口金

暖かくなってきました。

 システム手帳を作っています。内側と外側で革の長さが違うのでどのように縫うかが課題のカリキュラムです。

キャラメルポーチというそうです。本を見ながら作っていました。私も本を見せてもらいましたが、肝心な箇所が分かり難かったりと作ったことある人向けの内容だなと感じました。初心者向けとなっている大抵の本は初心者にはわかりにくいです。

MK様で新しいサイズのダレス用口金が発売されました。
250×80×15×3
220×60×10×2
150×60×10×2
今までは一番小さなサイズでも30cmでしたが、それよりも小さくなり女性用のハンドバッグなどにも使えるようになりました。しかも3mm厚もあるので枠錠前が使えます。
まだネット販売は登録されていないので見たい方は店頭へどうぞ。

2019年2月25日月曜日

都内打ち合わせ

急遽追加で依頼したいということで打ち合わせです。

ボストンバッグをSML各サイズで作る依頼です。ハンドルもミシンでということで、初体験がいっぱいです。

帰りはテープをメインで扱っている店舗を紹介して頂きましたが、一人では絶対入れないような店でした。ただ、種類はたくさんあるので『これを使ってみたい』と色々と創作意欲が湧きます。

2019年2月22日金曜日

香取神宮 ショートツーリング

少し曇っていますがいい天気です。
昨日バッグの確定連絡が来る予定でしたが、
今朝になっても先方から連絡が来ないという言い訳が
できたのでフラっとショートツーリングに行ってきました。

いつもどおり香取神宮境内にある護国神社です。カメラの機能を使ってトイカメラ風に撮ってみました。うん、よくわかりません。

帰りは参道内にある団子屋へ。店先にいる犬が寄ってきましたが、「グルルル」と威嚇してきます。店員が言うにはライダースなどの革の匂いが原因らしく、バイク乗りはよく威嚇されるそうです。自分で寄ってきながら威嚇してくるとは。モフりたかったのですがあきらめました。

途中、道の駅に寄って帰宅です。
これからバイク乗りが増えていく季節ですね。

2019年2月21日木曜日

上野国立西洋美術館 都内打ち合わせ

午後から打ち合わせでしたが時間があったので
上野の国立西洋美術館へ。

ル・コルビジュエ展が特別展で開催されていましたが
私の目的はルノワールの『木かげ』なので常設展に。
他にも綺麗な絵がたくさんありますが、
毎回この絵に惹かれてしまいます。

西洋美術館といえば地獄の門と考える人も有名です。この銅像の前で女子高生2人組が「私、トイレでふんばるときはこういう顔をする」と話していました。心の中で爆笑です(笑)。

時間が来たので打ち合わせ場所へ。出来上がったサンプルをもとに打ち合わせを行いました。今後どのようなバッグを作るか、どのような流れにするかなど濃い内容でした。ありがとうございます。

2019年2月20日水曜日

キャリーオンバッグLサイズ 縫い合わせ2 完成

縫いの続きです。

 裏地と見返しを縫い合わせています。この模様と色合わせを見ているとあれを思い出します。

ハハッ♪


表地と裏地を袋状に縫い合わせます。大きいので2泊ぐらいなら行けそうですね。

裏地の感触を確かめたいということで上部は縫い合わせていませんが完成とします。それ以外はきちんと作っているので商品としてOKでしたらそのまま縫い合わせますし、問題有りなら修正してから縫い合わせます。

2019年2月19日火曜日

キャリーオンバッグLサイズ 縫い合わせ

ひたすら縫います。

 形はキャリーオンバッグと変わりませんがマチに外ポケットが追加されています。どの程度の大きさで作ればいいのかが判断できないので勘ですね。

底パーツにボンテックスを仮止めして底鋲を打ちつけます。12mmは初なので打ち棒が必要でしたが高価です。10mmぐらいまでなら400円ぐらいなのに2mm増えただけでなぜ5倍の値段に・・・。
ハンドル革を切り出しておき、革を貼り合わせる箇所を漉き機で漉いておいたのですが長さを間違っていました。5cm足りないので作り直すしかありません。手で漉くしかなかったのですが、思ったよりうまくいきました。
半裁で買っておいて正解でした。


2019年2月18日月曜日

キャリーオンバッグLサイズ 生地裁断 芯縫い合わせ

春が近いです。

 表はナイロンポッシュ生地の赤、裏は綿の水玉です。綿は伸びやすいので切るときはナイフよりもローラーカッターの方がいいですね。ナイロン地は型紙を充てて直接ナイフで、綿地は型紙を描いたあとに定規を充てて切っています。


ナイロン地の裏に芯を縫い合わせます。外側にくる生地すべてのパーツに付けます。キャリーオンバッグのときと同様に周りだけ縫ってベタ貼りはしていません。
ミシンの電源を入れたばかりだと2.5mmピッチですが、それだと糸の締まりが強すぎる感があるので3mmに変更しています。今回はサンプルなので1個分だけですが、OKが出ると複数作ることになるのでミシンの夢を見そうです。

2019年2月15日金曜日

キャリーオンバッグLサイズ 型紙作製

昼頃に少しだけ雪が舞いました。

 デザイン画+説明と一緒に実寸画も渡されます。わかりやすくするために自分でも描き起こし、注意点などを記載します。

全部直線だったら楽だったのですが、微妙に曲線を増やしているので計算などに時間が掛かりました。普通サイズのキャリーオンバッグと同型ですが、色々と試している箇所があるのでサンプル作製からですね。

2019年2月14日木曜日

ガマ口ポーチ 完成  ガマ口ポーチ2 本番 完成

教室の昼休みに口金と紙紐を買ってきました。

 ヘリにジグザグになるようミシンを掛けます。サンプルなので縫い幅などを色々変えながら試し縫いします。

口金にはめて完成です。

表:印伝調生地
裏:グレース
口金24cm幅

サンプルは問題無く開閉できたので本番に取り掛かります。獅子狩文錦の龍村織物という生地でガマ口1個分ギリギリしか取れないので緊張しっぱなしです。
マチは1本で取れないので真ん中で縫い合わせですが、どの模様に合わせればいいのか悩ませました。


 紙紐は口金に生地をはめてから押し込むのでなく、ジグザグに縫った糸と生地の間に通して固定します。後ハメよりも作りやすいですね。

口金をはめて完成です。

表:龍村生地(獅子狩文錦)
裏:シャンタン
口金24cm幅

裏地はシャンタンですがいつも使っているシャンタンではありません。ですので少しほつれやすいです。


2019年2月13日水曜日

MK PLUS革教室(Wed)

今週は革教室Weekです。

 手縫い2作品目とは思えないぐらい丁寧に作られています。次のカリキュラムは革漉きでしたが、ベベラを使って漉きをやってみたかったらしく、漉きながら「楽しいぃ!」と喜んでいたのが印象的でした。

こちらも丁寧に作られています。マチに穴を開けて貼り合わせてから下まで貫通させて縫い進めます。あとは底マチを縫って上部ヘリを縫えば完成ですね。

2019年2月12日火曜日

MK PLUS革教室(Tue)

今日も「半袖?」という声が。

 某ブランドのバッグをアレンジして作っています。ハンドルのコバを磨いてからコバ用塗料で処理します。

そのハンドルの周囲をミシンで縫っています。上記とは違う生徒さんですが、全く同じ型紙を使って同じバッグを作っているのでどのように違いが出てくるのか楽しみです。

2019年2月11日月曜日

ガマ口ポーチ サンプル作製 縫い合わせ

裁断した生地を縫い合わせます。

 本番で使う生地は分割になってしまうため、今回使用する生地も分割して中心で縫い合わせています。ボンテックスを貼り、端を縫って動かないようにしました。

 胴部分の裏面はスポンジシートを付けました。ベタ貼りではなく周囲のみの縫いです。
裏地も同様の作りで袋状にし、表地とヘリで縫い合わせます。ヘリ自体はガマ口に押し込むので折ったりはしていません。あとはガマ口に入れるだけですが、一緒に入れる紐が見つかりません。明日、革教室なのでそのときに買うしかありません。


2019年2月8日金曜日

ガマ口ポーチ 型紙起こし

明日は雪予報です。
絶対にバイクには乗りません。

お客様からお預かりしているガマ口のポーチ(?)です。ガマ口は新規、生地も新しくして同じ形で作ります。
ガマ口は苦手です・・・。

実物をもとに型紙を起こしますが、このサイズでいいのかどうかわからないのでサンプルを作ります。表地と裏地用で2種類あり微妙にサイズが違っています。

お客様から生地を提供されていますが、1個分しか取れないのでサンプルは余っている印伝調生地とグレースを使います。サイズ確認がメインなので口金にはめるまで作らなくてもいいのですが、売れるレベルになるまで作る予定です。


2019年2月7日木曜日

トートバッグ15 縫い合わせ 完成  バイクでベリーショートツーリング to 牛島43

縫い合わせていきます。

 革は前後胴を縫い合わせ、裏地は見返しを付けています。内ポケットの裏にも裏地を貼っており、周囲を折り返しています。

 裏地の見返しに隠しマグネットを入れてあります。そのままだと磁力が強く感じましたが、革を挟んでみると弱く感じます。どのくらいの磁力が合うのか判断が難しいですね。

昼は牛島へ。画像は中厚ロースかつですがお盆に乗っていません。そうです。中厚ロースかつ定食+中厚ロースかつ単品です。ワークショップお疲れ会としてのお楽しみです。
小鉢はダシが染み込んだ大根、白菜の漬物が歯応えあるのに柔らかくご飯が進みます。

帰宅後は休憩したいところですが、終わらせるためミシン台へ。袋状にした革と裏地の上部を一周縫い合わせます。
ナイロン地と違って端が合わせやすいので縫いやすいです。

ハンドルではなくショルダーベルトを付けます。正確にはトートバッグではありませんね。ショルダーベルト用の美錠はデザイン上最後に付けることになるのでミシンでは縫えない形状です。菱目打ちで穴を開けてバッグ本体に合わせて貫通させます。

ショルダーベルトがありませんが、とりあえずは本体のみの依頼ですので完成とします。

革:キップ
裏:シャンタン
39×33×5cm


何も入れなければ磁石だけでキチンと留まります。芯を入れるか迷いましたが革1枚と裏地のみなだったので、入れてよかった気がします。

2019年2月6日水曜日

トートバッグ15 デザイン 裁断 漉き

以前、サンプル作製の注文を頂いたトートバッグが
最終確定したので作製に取り掛かります。
昨日打ち合わせしたお客様とは違うお客様です。

赤いデザインがお客様が作成したもので、これをもとに色付けなどをして清書します。細部など何度かやり取りを重ねて確定しました。

型紙を起こします。中心の穴は内ポケットを縫い付ける位置です。

キップを裁断します。この革はお客様の提供です。革1枚で胴部分が1パーツしか取れず失敗できないので緊張感が増します。

漉き祭りです。セイフティベベラでずっとショリショリ(?)と漉いていました。