2019年8月30日金曜日

ショルダーバッグ19 サンプル作製開始

「最優先で」ということで取り掛かっています。

 型紙を作りますが、作りとしてはシンプルなのでサンプルのサンプルは作らなくて大丈夫でしょう。

表が麻、裏が帆布という少し変わった生地の組み合わせです。今回の麻は繊維が詰まっているのと水通しをしてあるので普通の麻よりも硬いです。が、生地としては薄いので切るときに伸びたり曲がったりするので使いにくいですね。

表はレースを全面に付けたポケットが配置されています。これで終わりではなく、ここに革パーツが追加されます。ミシンなら楽ですが「手縫いの方が得意なのよね?」と変なプレッシャーに負け、「はい」と。

明日は革教室なので、続きはその後です。

2019年8月29日木曜日

打ち合わせ

午前中から打ち合わせがあったので行ってきました。
打ち合わせ後にそのバッグに使う革を見に
浅草橋周辺の革屋へ。

スケジュールが厳しいのですが、追い込まれると
楽しむタイプなのでそれはいいのです。
が、暑さがダメです。
最高気温が20℃以下になるのはいつでしょう。

イタリアのタンニン鞣し革を使用します。イタリアの革なのに名前はなぜか『NEW YORK』。3mm厚を2枚、かなりの重さです。
使ってみるのは初めてなのでどのような革なのか楽しみです。

2019年8月28日水曜日

MK PLUS革教室(Wed)

雨が降っても暑さはそのままです。

漉き機を使って革を薄くしています。総さする前には回転する刃に絶対触れないように忠告します。

イタリア産のマロッシという革で作ったトートバッグです。オイルを多く含むのか、ボンドが付きにくい革ですね。
ハンドルも同じ革ですが本体と厚みを変えており、漉くことなくそのままの厚みにしてあります。
 バッグ用にダイヤモンドステッチをしています。間隔が狭いので盛り上がる革も多くなり、縦横の比率がかなり変わりそうです。

こちらは合皮ですが、おもしろいパンチがされています。中にカラフルな生地をインレイすることで可愛くなっていますね。


2019年8月27日火曜日

MK PLUS革教室(Tue)

お盆休みがあったので約一ヵ月ぶりの革教室です。

 マチを縫っています。パイピングが入っているので慣れないと難しい縫いですね。

表面にダイヤモンドステッチが施してあるラウンドファスナーです。ファスナーを開けると財布ではなく、エコバッグが展開します。面白いです。

トートバッグに使う革の裏に芯を貼っています。1mmにも満たない厚さなのとクロム鞣しなのでかなり柔らかく、伸びが心配なのでベタ貼りしています。
ベタ貼りは難しい工程の一つですね。
ファスナー開閉のバッグです。ハンドルやDカンなどが付いていますが、あくまでも室内専用のバッグらしいです。裏地もしっかりついているので外でも使えると思いますが、外は外用で別に作るそうです。

2019年8月26日月曜日

ボディバッグ ベルト取り付け部修正  バイクでベリーショートツーリング to 牛島47

次の注文が控えていますがほんの少しの間が空いたので
気になっていたボディバッグを修正します。

 ヘリを漉いてヘリ返しができるようにしておきます。芯を貼り、周囲をヘリ返します。コバ磨きでも十分な革ですが、普通ではつまらないので。

直にカンを付けるのではなく、ワンクッション入れるようにしました。意味は無くデザインでしょうか。カシメも追加して強度を上げています。
ミシンでは厚みがありすぎて縫えないので手縫いです。4mmピッチで穴を開けました。


 ベルトを縫い合わせて修正完了です。前の方がスッキリしていますが、手抜き感があったのでこちらにして正解でした。

 全体です。ベルトの色は毎回悩みます。本体の黄緑に対して黒・茶だと年齢層が上がってしまいますし、赤などの原色だとベルトのみが目立ってしまいます。


 一時的に猛暑ではなくなったのと雨予報ではないので久しぶりにバイクで牛島へ。それでも信号で停まると暑いです。
注文したのは大厚定食(250g)です。小鉢の切り干し大根とキュウリと大根の浅漬けがメインと戦える美味さです。


8月ワークショップ頑張ったので大厚を単品追加、隣に目を移すと250gが控えてる状態です。夢のようです。


2019年8月23日金曜日

キャリーオンバッグ18・19(革製) ハンドル作製 完成  ルプランジュのイチゴのモンブラン

暑さが和らいだような気がしましたが気のせいです。

 2つ折りにした革を縫い合わせます。接着剤を塗ってクリップで留めて縫ったりも試しましたが、手で押さえながらでも変わらないので工程を減らすため後者で縫っています。

バッグ2個分のハンドルのコバ処理をします。革自体に厚みがあるので芯は入っていません。

 外袋にハンドルを仮縫いしておきます。Dカン根革も付いています。内袋を落とし込みで仮止めして周囲を縫い合わせます。

ファスナー引き手を交換して完成です。前のような失敗した箇所は挽回したと思います。

暑すぎて行く気が起きなかったのですが、シュークリーム欲には勝てませんでした。相変わらず色鮮やかなフルーツがたくさんで選ぶ段階でウキウキします。シュークリームも運良く残っていたのでラッキーでした。


2019年8月22日木曜日

キャリーオンバッグ18・19(革製) 外袋作製

ミシンで革をまっすぐ縫うのは難しいです。
でもこの量を手縫いするのはかなりの手間ですね。

 外ポケットの仕切り上部を革で補強します。高低差があるので吊り定規は使えません。踏み過ぎてしまうことを考慮して全針を手で回して進みました。

底パーツは革にボンテックスを貼っています。ベタ貼りではなく周囲のみです。半丸カシメを使っていますが、足が長いのでポリワッシャーを挟んでいます。

輪っか状にした胴とマチに底を縫い合わせます。厚みが出るのでさすがに家庭用ミシンでは縫えません。

2019年8月21日水曜日

キャリーオンバッグ18・19(革製) メインファスナー作製 内袋作製

雷が鳴りそうで鳴りません。

 メインファスナーに使う革への芯は浮かせています。エンドは縫う時に広げるので最後の方に作ります。

内ポケットなどを縫い合わせた裏地を輪っか状に縫います。ここまで水玉を使っているとマチと胴の水玉模様を合わせたくなります。

2019年8月20日火曜日

キャリーオンバッグ18・19(革製) 生地裁断 芯貼り

一瞬で暗くなってドザーっと降るのでバイクに乗れません。

 型紙に合わせて生地を裁断します。2個分なので切り出す枚数を間違えないようにします。
綿生地は伸び縮みしやすいので縫い難いです。

ベタ貼りと浮かせて貼るのをパーツによってわけています。前回作製したバッグの失敗した原因を活かしています。

2019年8月19日月曜日

キャリーオンバッグ18・19(革製) ヘリ漉き

漉きです。

いつもどおり裏技です。場所によって漉き幅、厚みを変えています。余剰が無いので失敗できません。

漉き機・・・。

ガイドに押し付けすぎて穴が開くような失敗をしなくてよかったです。たまにタルに漉いた革が付いてきて漉きが薄すぎてしまうことも無くホッとしています。

漉きに行く前に新宿へ生地を買いに行ったのですが、どこいっても人混みがすごすぎて疲れが桁違いに溜まっていきます。

2019年8月16日金曜日

キャリーオンバッグ17(革製) Dカン作製 完成

修正点、追加点に取り掛かります。

 ショルダーベルト用のDカンを作製します。両端を漉いてヘリ返しします。剥がれることは無いと思いますが、ヘリを縫っておきます。

修正した箇所やDカンを追加して最終確認したら上部を縫い合わせます。クリップだと跡が付いてしまいますが、クロム鞣しで可逆性が高いのですぐもとに戻ります。

糸処理して完成です。今回はタッセルもショルダーベルトもいらないということで少し気楽です。

後は発送して完了ですね。

2019年8月15日木曜日

キャリーオンバッグ17(革製) 裏地作製 打ち合わせ

本日打ち合わせだったので終わらせました。

 裏地は指定の水玉綿生地です。表地は革に変更することで型紙などを大きく変更しましたが、裏地の方は仕様変更ありません。

 見付を縫ったマチを胴部分に縫い合わせて輪っかにしていきます。その後、底パーツを縫い合わせて袋にしました。

 ハンドルは2つ折りにした革の端を縫っています。厚みによって膨らみが変わってくるので注意点ですね。薄すぎると簡単に折れてしまいます。

周囲をヘリ返していますが、芯の状態確認などで縫い合わせてはいません。男性が持つには小さ目ですが、大きくしたらいい感じかと思います。

打ち合わせのためバッグを持って都内に行ってきました。一部改善点と追加がありましたのでその点を修正して、期日までに終わらせる予定です。

2019年8月14日水曜日

キャリーオンバッグ17(革製) 芯貼り 前後胴作製

降るときは音楽が聴こえないほどの豪雨です。

 ベタ貼りと周囲のみ貼るのをパーツによってわけています。芯も使い分けていますが、これで正解なのか判断しにくいです。
ファスナーの長さを調整し外ポケットを作ります。革自体の厚みがあるので漉いたとはいえ曲げた時の厚みを一発で決めるのは難しいですね。厚みが出すぎてしまったりミシンの押さえが逃げてしまいます。

2019年8月13日火曜日

ボストンバッグM8 グログランテープバイアス処理 完成

青空かと思ったら激しく降ったりと不安定な天気です。

 グログランテープを使います。メーカーによって厚み(繊維の太さ)が違うので縫いやすさが違います。

底板はボンテックス0.8mm厚を2枚使いました。シャンタンを巻いて周囲を縫っています。

南京錠を付けて完成です。だいぶ慣れてきましたが『ここをこうすれば』と思ってしまう箇所が。


中はストロベリー色のシャンタンです。ファスナーポケットは枠を付けています。

2019年8月12日月曜日

ボストンバッグM8 前後胴作製

花火大会が終わると少し寂しさを感じます。

 ハンドルは芯を包むように手縫いをしています。切れ目がない丸カンと根革を仮止めして、表側の胴部分に根革を縫い付けました。
内ポケットを作製した裏地部分を表地と周囲で縫い合わせます。

1周縫った後にファスナーポケットの周囲を縫い忘れが発覚。1周全て解いてポケットを縫った後に再縫製します。マチを縫う前に気づいて良かったです。

2019年8月9日金曜日

キャリーオンバッグ17(革製) ヘリ漉き

ヘリ漉き祭りをしようと思いましたが、
扇風機が使えなくなりますし時間が掛かってしまいます。

 このバッグも『お盆は暇だから』の期限に含まれています。手漉きで綺麗に漉くとしてヘリ1本10分、約40ヘリあるとして400分。やってられません。

全漉き完了です。裏技を使って漉き機を使いました。往復2時間の移動で作業は15分ぐらいで終わり。漉き機考え時ですね。

2019年8月8日木曜日

ボストンバッグM8 マチ作製

追加で同時進行です。

特殊な変更はなく、ポッシュ生地×シャンタン生地で作ります。ポケットの上部を包んでいる革は0.5mmに漉きました。革パーツはハンドルを手縫いにしているので気合いを入れ直す必要があります。

このバッグの注文を頂いたとき、「9月にお友達に渡したいの」と。「では今月中までには」とお話したら「お盆暇だからそれまでに」。
・・・。さて追い込まれますか。