2017年9月29日金曜日

ダレスバッグ(ポーチ) ベルト縫い合わせ  ショルダーバッグ14&ポーチ11打ち合わせ

飾り用のベルトを作ります。

 裏同士貼り付けて両面が表になるようにしました。計算して長さを調整しますが、サンプル作製みたいなものなのでその場で決めることが多いです。前胴と後胴で飾りが違い、後胴にはビットを使います。見えないところでも粋に飾る感じでしょうか。
午後は以前お話を頂いたバッグの打ち合わせでした。ある程度伺っていたのでそれをもとにデザインを起こします。前回もPCでデザインを起こしましたが、まだ手描きの方が分かりやすく説明できる図を描けますね。
詳細を詰めて注文確定です。

2017年9月28日木曜日

ダレスバッグ(ポーチ) ハンドル・細部作製  打ち合わせ

ハンドルなど細かい部品を作ります。

口金の幅が広くなったのでDカンなども合わせて幅を広げています。少しでも革を知っている人は細部を見るので手を抜くことができません。とはいえ絶対に手は抜きませんが、どの工程を省けば短縮できるかは常に考えています。


午後はMK様でミーティングがあったので浅草橋へ。涼しいのか暑いのかわからない微妙な季節ですが電車酔いは変わらずです。

2017年9月27日水曜日

MK PLUS革教室  いきなりステーキ浅草橋店

茨城は快晴でしたが浅草橋へ着いたら雨ザーザーでした。

 生徒さん作製のL型ファスナーの長財布です。ワニの型押し革で重厚感あってかっこいいですね。同じ革を使って名刺入れを作るということなのでどのように出来上がるか楽しみです。
お昼は久々に時間が取れたので行ってきました『いきなりステーキ』。コーンをジャガイモに変えています。わかっていましたが、やっぱり450gじゃ足りませんでした。1kg・・・。

2017年9月26日火曜日

カードケース8 作製・完成

以前作ったファスナータイプのカードケースですが
微妙に使いにくいです。
片手がふさがっているとファスナーを開けたり
することができません。
冷静に考えれば当たり前ですね。

シンプルに戻って作ってみます。
DK Logo Plate Works様に作って頂いたプレートを
使ってみたいというのもあります。

 茶色に見えますが、紫です。ファスナータイプと同じルガトショルダーという革を使っています。
 外側にもポケットを付けますが、表面の塗膜(?)が強いので削らずセイフティベベラで表面を剥ぎます。ネジ捻で溝を作っておくと刃を置く基準になるので便利です。
 調整しながら菱目打ち(3mm)を打ちこみます。目打ちの種類によっては2mm幅などもあるので試してみたいですね。
 縫ってコバ処理して完成です。

革:ルガトショルダー
糸:ビニモ#8MBT
7×11cm
 中はシンプルです。縫ってからポケットの中にモデラなどを入れて接着剤を剥がし、少し広げておきます。
プレートは真鍮を選びました。革に直接打刻するのもいいですが、プレートもいいですね。どのように経年変化していくか楽しみです。

2017年9月25日月曜日

ミニダレス デザイン  ショルダーバッグ14 デザイン

自分用のバイクバッグをミニダレスでデザインします。
以前は一枚革で作ろうとも考えていましたが、
デザイン上どうしてもクリアできない箇所があったので
新たにデザインを起こします。

 長く使うのであれば裏地は無い方が修理もしやすくなりますが、あった方が金具なども隠せるので悩みどころです。デザインしているときは楽しいですね。
午後は龍ヶ崎STEPへ委託商品を置かせてもらいに行ってきました。そこで新規注文を頂きました。ありがとうございます。
ショルダーバッグ×2ですが、いくつかデザイン画を作って選んでもらう予定です。

商品を置くときにラメピンクのダレスミニバッグをお見せしたら「女子じゃん」と言われました。最近色んなところから、女子女子言われる気がします。

2017年9月22日金曜日

ダレスバッグ(ポーチ) 革裁断・コバ処理・穴開け 

ミニダレスで使った革でポーチを作ります。
ショルダーベルトはオプションとして代わりに
ハンドルを付けるので正式にはポーチという
名称ではないかもしれませんが。

全てのパーツです。ベロやベルトパーツは裏同士を貼り合わせてあります。
 コバ処理などは色々試しています。革本体の色に合わせて着色しました。模型用塗料も使いましたが、今回は違う素材です。コピックなどでもありません。
穴開けをしたパーツです。部位によって菱目打ちのピッチを変えています。

2017年9月21日木曜日

ダレスミニバッグ5 口金・マチ縫い合わせ 完成

口金を巻きながら縫います。

引き出すベロなどを忘れずに合わせておきます。革が硬すぎると糸を締めた時に革が切れたりしますが、力を微調整しながら縫ったので大丈夫でした。その革で何度か縫うと切れる寸前が分かるので不安な革は試し縫いをした方がいいですね。硬ければ切れないというものではありません。

 ドイツホックを取り付けて完成です。

革:牛
糸:ビニモ5番
14×15×9cm

形を間違えると安っぽく見えてしまう革ですが、今回は高級感が出た気がします。縫い目を細かくして裏地を付ければ着物にも合いそうですね。


2017年9月20日水曜日

ダレスミニバッグ5 革裁断 ハンドル作製

大きなダレスを作る前に作り慣れたミニダレスを
作って革の性質を調べます。

 エナメルより少しさらっとした感じです。硬さがあるので菊寄せなどは難しいかもしれません。
 コバや穴開けなどの処理をします。床面が白で修正できないのでコバ処理する際の塗料がはみ出ないよう注意します。
ハンドルを縫い、カシメで留めます。ヌメ革よりも硬い(ハリが強い)ので革が馴染むかが判断しにくいですね。

2017年9月19日火曜日

浅草・浅草橋 買い出し

革が足りなかったのと新しい注文で
革が必要になりそうだったので
浅草&浅草橋へお出かけです。

スカイツリーラインに乗って浅草下車。
浅草寺から北方面の店を巡ってから
南下して浅草橋の革屋へ。

蛍光灯の下だとピンクっぽく見えましたが、太陽の下だと赤+銅っぽい感じに見えます。もともとバッグ用に鞣された革なので使うのが楽しみです。
※エナメルではありません。


2017年9月18日月曜日

レザーブレスレット 縫い合わせ 完成

表はダイヤモンドステッチ、裏はツルツルです。

 縫い目の交差点に割りピンをスタッズのように取り付けます。縫い目を避けてヒネリ金具も取り付けておきます。
 表と裏で長さが違うので曲げながら貼ります。菱目打ちで縫い穴の印を付けますが、糸を切ってしまうので穴は開けません。菱切り(角落とし済み)で穴を貫通させながら縫い進めます。

 もう片方のヒネリ金具を取り付けます。こちら側は穴を開けなくてはいけないので、引っ掛かってしまうミシン糸を丁寧に処理して少しずつ穴を開けます。
綺麗に円を描くように調整して完成です。

革:牛
糸:ビニモ8番 30番
φ7cm×4cm


2017年9月15日金曜日

レザーブレスレット 作製・ダイヤモンドステッチ  バイクでベリーショートツーリング to 牛島32

ダレス用の型紙を修正し革を裁断しようと思っていたら
使おうと思っていた革が数cm足りず進めることができません。

次回Lesson用に取り掛かります。
ダイヤモンドステッチを考えていたので
ステッチを活かしたブレスレットを作製します。

 ダイヤモンドステッチを使った大物だとトートバッグなどを作りましたが、今回は小物です。型紙は芯用(本来の大きさ)とヘリ返し用(本来の大きさ+1cm)を作製、革を裁断します。
 革のヘリを漉きます。切れる刃なら革が伸びることなく漉くことができます。
 中心に入れる綿、捨て布(正式名称不明)、革を準備します。布は伸びにくく硬めで薄いのがいいです。ゴムノリを使って革、綿、布の順番で仮止めします。細かい作り方は教科書で説明します。
 菱切りなどで革に線を引いておきます。銀ペンだと縫ったあと消せないですし、消えないこともあるので色が付く方法よりは細く傷つけた方が縫いが楽です。ウォーキングフットが便利です。
お昼は牛島へ。Aランチは『ベーコンとコーンのクリームコロッケとヒレかつ』でした。「これは口の中が火傷するやつだ!」とコロッケは放置してヒレかつを攻めます。ヒレ肉はホロッと崩れる柔らかさです。ヒレ肉で1kgカツとかお願いしてみたいですね。

2017年9月14日木曜日

ダレスバッグ(ポーチ) 型紙・サンプル作製 口金穴開け

型紙を作ります。

 口金は30cm幅です。実寸から計算して型紙を起こします。教室で『ここがなぜこの長さ?』などの質問がきたら「・・・経験と勘?」としか言えません。どうしましょう。
 型紙を作製して本番だと怖いので合皮でサンプルを作ります。合皮は伸びやすいので切れる刃で裁断します。
 ハンドルは革だけに取り付けると伸びるかもしれないので口金と一緒に取り付けます。中心を位置決めして電動ドリルで穴を開けます。穴の周囲はヤスリで整えておきます。
口金を巻きながら接着します。口金の動きなどは問題無さそうですね。クロム鞣しを使う予定なので立たせようとするとフニャっと潰れてしまいます。芯を貼りたいですが芯を貼るとなると裏地が必要になるので悩みどころです。

2017年9月13日水曜日

MK PLUS革教室  DK Logo Plate Works 金属プレート打刻

ピークは過ぎましたがまだまだ暑い日が続きます。

今日は新しく増えた生徒さん、見学から次の教室に行きますと仰っていた方、
教室見学に見えられた方など少しバタバタしていた一日でした。

気になる方は見学だけでもいいので東京へ出るときがありましたら
MK様へお問い合わせくださいませ。
事前予約などは必要ありませんのでお気軽にどうぞ。

新たにDK Logo Plate Worksへ注文したプレートです。金メッキ、ニッケルメッキ、真鍮の3種類です。革を見ると『これを作ってみたい』など思う時はありますが、プレートでも『これを付ける物を作ってみたい』と思いますね。

プラモデル作って飾るときに金属プレートがあるとかっこいいかも。

2017年9月12日火曜日

ダレスバッグ(ポーチ)デザイン起こし  革教室教科書作成

ヌメ革で作製していましたが、クロム鞣しで
作ったらどうなるか気になったので飾りを追加して
作製します。

 どのような革や金具が必要になるか把握するためイラストを起こします。型紙を起こす際にイメージをつかみやすいのでイラストにするのは重要です。
イラストを起こしてしまえばここまでする必要はありませんが、お客様に説明するときなどは作るようにしています。ただ、細かくデータ作成することになるので金具を買う時に買い忘れが減ります。


Lesson6の教科書の修正などが終わりました。カリキュラムはLesson8までありますが、最後は自由なので教科書作成はあと一つ。少し寂しい気もします。

2017年9月11日月曜日

ダレスミニバッグ4 マチ縫い合わせ 完成

口金周囲を縫い合わせました。

 底部分を縫い合わせた後に前胴と後胴が繋がるように縫い合わせます。底の方は針が通りにくいのである程度縫い穴に針を通したら糸を締めるという作業を繰り返します。
 ドイツホックを取り付けて完成です。

革:ヌメ革 ロロマ
糸:ビニモ5番
14×15×9cm

実はドイツホックのオス側(胴部分)の位置を数mm間違えたため、かぶせ部分を作り直しました。かぶせは口金と一緒に縫い合わせているので、口金も最初から縫い直しです。

この形で作るのが楽しくなってきました。

2017年9月8日金曜日

ダレスミニバッグ4 型紙・革裁断 ハンドル作製  ルプランジュのブルーベリーマフィン

前に作ったダレスミニバッグは3mmピッチで縫いましたが、
4mmにして作製します。

 ピッチが変わっただけですが、3mmピッチの型紙はそのまま使えないので新たに4mmピッチ用の型紙を作りました。革を裁断してコバ、トコを処理しておきます。


4mmの菱目打ちで縫い穴を開けていきます。組みネジを通す穴はφ4mmです。

ハンドルは糸で締めながら作りました。ロロマという革を使いましたが、思っているより柔らかく、締めた時に力を入れすぎたのか革が切れました。 ハーマンオークの手触りに近い感じがしました。
もうすぐ出来上がるという段階で切れてしまい、修正ができなかったので画像は2個目です。
 カシメをハンドプレス機で留めます。失敗が極端に減ったのでかなり助かります。
 口金を巻きつつ縫います。ダレスを作る際に躊躇してしまう原因の一つが口金周りでしょうか。ダレスは口金部分と胴部分が分かれているものの考えを固定せず、柔軟に考えてみると面白い形ができると思います。
休憩はルプランジュのブルーベリーマフィンです。常温でもいいのですが、冷たくしていただきました。ブルーベリーがどっしりと入っており、生地にも練り込まれているのでどこからでもブルーベリーを美味しく感じることができます。
通常、店頭にはありませんがイベントなどで販売しているそうなので見かけた方はぜひ!予約もできると思います。

2017年9月7日木曜日

ダレスミニバッグ3 デザイン起こし  ルプランジュのイチジクとブルーベリーのタルト

自分用ですがベルトにぶら下げて
普段+バイクでも使えるようにします。

 マチと本体を分けようと思っていましたが何個か作っているので、全部一枚で繋がっているけど曲線で構成されているものを作ってみたいと思いデザインしています。ただ、頭の中の構想が実際に形成できるのか不安なのでサンプルは必須ですね。



午後は利根町のルプランジュへ。手前がイチジクとブルーベリーのタルト、奥がメロンショートケーキです。
タルト生地はしっとり+さっくり、カスタードクリームはとろける滑らかさで食感を楽しむことができます。甘いイチジクと甘酸っぱいブルーベリーが美味いです。
今日はシュークリームだけを予約して13個買っていったお客様がいらっしゃったそうです。お土産にもらって美味しかったからということでした。恐るべしシュークリームの魔術。