2018年10月31日水曜日

キャリーオンバッグ 4~12 引き手作製  4~6 完成

ファスナー用の引き手を作製します。

 12mm幅なのでミシンの一踏みに緊張が走ります。膝で押さえを上げている間に踏んでしまうことがあるので。

コバはバスコで処理します。糸処理が地味に面倒でした。

ファスナーエンド部分のホックをハンドプレス機で留めます。ファスナーテープに引っ掛かるコバは先にバスコで処理しておきます。

サンプルでは手縫いでしたが、ミシンで縫いました。まだ手縫いの方が綺麗に縫えますが、扱えるようにしないといけません。

こういうときに「自分の手足のように」と幸田ミシン商会様から言われたことを思い出します。

ファスナーエンドを処理し、引き手を交換して完成です。とりあえず3つは完成しましたが、あと7個(1個追加作製決定)。

よし、やりますか!

2018年10月30日火曜日

キャリーオンバッグ 4~6 上部縫い合わせ

吐き気より空腹が勝ってきました。
が、空腹すぎて気持ち悪くなっています。

ハンドルをバッグに仮縫いしておきます。取れないぐらいの強力な両面テープを使ってしまうとミシンの縫い目が飛んでしまう可能性があるのでなるべく使わないようにしました。

縫う前に気づいてよかったです。マチの裏側にホックを取り付けるのを忘れていました。ハンドプレス機で3つ分を一気に取り付けます。

外側の袋と内側の袋の上部を合わせ、吊り定規で位置を固定し上部を縫い合わせます。 ナイロンポッシュはすぐヘリが潰れてしまうので位置合わせが難しいです。
慣れてくると縫うスピードを上げてしまいますが、それが失敗の原因の一つなので一針一針丁寧に縫います。

すぐ下にもう1周縫います。気を抜くとファスナーマチを一緒に縫ってしまうので集中です。

2018年10月29日月曜日

キャリーオンバッグ 4~12 ハンドル作製

先週金曜から食中毒で寝込んでいました。
潜伏期間24時間~というのは本当ですね。
何ともないと思っていたら突然マーライオン状態。
少しの水分・栄養補給でもマーライオン。

しかも汗ダラダラで寝ていたら軽く風邪を引いてしまい
食中毒と風邪のコラボ。

お店で配膳されたときから「冷たすぎるな」と思っていました。
この時期の○○フライには気を付けましょう。

まだ本調子ではありませんがバッグ作製を進めるしかありません。

 ハンドル両端の裏側に革を貼ったら10cmまで縫います。縫った端を2つ折りにして仮止め、ミシンで本縫いします。
縫っていると膨らみでミシンの押さえが平らな方に逃げようとして曲がってきてしまうので、吊り定規から離れないようしっかり押さえておきます。

はみ出ている革などを切り揃えて紙ヤスリなどで表面を整えます。トコノールで表面を磨いてからバスコでコバを処理します。種類的にはクロム鞣しですが、トコノールなどが使えるほど硬いので作りやすいです。

2018年10月25日木曜日

キャリーオンバッグ 4~6 内袋ファスナーポケット作製

底鋲を付けた底パーツは本体部分に縫い付け済みです。

 10個分のファスナーポケット用のパーツです。裁断して穴を開けて繋げて・・・を繰り返していきます。コバはバスコで処理しました。

シャンタンへ腕ミシンで縫い付けていきます。内ポケットは3号ファスナーを使っています。

 袋状になるようシャンタンを合わせて縫い進めます。端はかがり押さえ縫いをしました。

見返しを付けたパーツにファスナーを縫いい合わせていきます。ここでも方向を間違えないよう何度も確認します。
袋状にしてから取り付け位置が逆なのに気づいたことがあったので少しトラウマになっています。

2018年10月24日水曜日

MK PLUS革教室(Wed)

朝晩の冷え込みと昼間の暖かさの差が大きいですね。

 自分用ではないトートバッグ用にシボではないシワが全体に入った珍しい革を裁断しています。人のために作ることで技術が上がることもあるので楽しみながら作ってほしいですね。

教室が終わったあとに革を裁断してバッグ用の革を裁断し漉いていました。一気に10個分となると裁断するパーツ数も桁違いです。

2018年10月23日火曜日

MK PLUS革教室(Tue)

涼しくなってきましたがラッシュ時は暑いです。

曲げながら貼り合わせているところです。外側は少し大きめに裁断してあり、貼り合わせたあとに本断ちします。

スマホカバーの周囲を縫っています。2色の組み合わせですが、出来上がりをみるとかなり高級感があるように仕上がりました。

腕ミシンは焦ると思ったように進まないので落ち着くことが肝心ですが、焦っている状況を見ているほうは『あるある』と楽しくなってしまいます。


2018年10月22日月曜日

キャリーオンバッグ 4~6 外側縫い付け

ひたすら縫います。

オープンポケットの上にキャリー用のベルトが付いているので縫う順番を間違えないようにします。ポケットの中心には革で補強を入れました。端にはDカンを追加してあります。

ファスナー付けまで終わったパーツを前胴に縫い合わせます。見える部分は3mmピッチですが、2.5mmなどピッチが小さい方が布の縮みが大きい気がします。

底パーツは底鋲をカシメ留めしています。スペーサーとしてポリワッシャーを挟んでいます。

2018年10月19日金曜日

キャリーオンバッグ 4~6 芯縫い付け 外ファスナーポケット作製

ポッシュ生地に芯を縫い付けます。

 全部で9個作る予定ですが芯が足りないため3個を先行して作製します。周囲全部に両面テープを貼るとミシン糸が粘着に負けてしまうので影響が出にくい箇所に貼るようにしました。

芯にポッシュ生地を貼り力が掛かる箇所をミシンで縫います。はみ出た芯は縫った後に切り落とします。

3個分の芯貼りが完了しました。両面テープ20mが一気に無くなりました。下糸も巻き直したボビンが無くなるほどでした。残り6個のバッグ作製待ち・・・怖いです。

前胴に縫い合わせる予定のファスナーポケットです。開閉向きなどを間違えないよう何度も確認してから縫います。確認しても間違えてしまうのはなぜでしょう。

2018年10月18日木曜日

キャリーオンバッグ 4~12 シャンタン裁断

裏地用のシャンタンを裁断します。

各色で必要な枚数が違うので間違えないよう確認して裁断していきます。ポッシュ生地と同じように100枚以上の裁断でした。
直線メインの型紙にしてよかったことを実感です。

ポッシュ生地も最終確認で一部修正があったので型紙を修正、ポッシュ生地へ反映させました。

2018年10月17日水曜日

裏地買い出し 世界のカバン博物館

午前中から動いていましたがまだ受け渡しの準備が
できていないということで昼過ぎまで
時間を潰す必要が出てきました。

 隅田川でボーっとするのは性に合わないのでかなり前に訪れた『世界のカバン博物館』へ行ってきました。
全面象革のスーツケースやイリエワニ12匹を使ったトランクなど目の保養になるばかりでなく、作り方や素材なども知ることができるのでこれから鞄作りを始めようという人や目標を作りたい人など様々な人にお勧めです。

午後、シャンタンとナイロンポッシュ生地を受け取ってきましたが、それだけでは色が足りないのでMK様で追加購入です。この1本で5色巻いてあり、ちょっとしたバーベルのような重さです。


2018年10月16日火曜日

篆刻 ルプランジュ用

ポイントカード用のハンコ依頼を忘れていたので
早速取り掛かります。

前回も作ったのですが、消しゴムハンコだったため
耐久性が無かったようです。
硬質ゴムでもいいのですが、ゴム系への彫りは
失敗が多くなってしまいます。

ふと、石を彫ってハンコを作ったなぁと思い出したので
作ってみました。

 篆刻用の道具は持っていなかったので専用の彫刻刀とプラバイスを買いに行ってきました。セットで揃えるよりも個別に買った方が安かったです。

まず篆刻用の石を紙ヤスリの上に置いて平らに削ることから始まります。ルプランジュの『L』を書き彫刻刀で彫っていきます。彫るというより削る感じでしょうか。

試し押しを何度かしてラインを調整、修正します。彫っている石は8mm四方なのでポイントカードの大きさにピッタリです。

上部に目印となる凹みを彫り、赤でわかるように着色しておきます。もう少し深く掘れば革用の刻印もできそうです。打つと石が割れそうなので万力で締めるのがよさそうです。
名前などを漢字で彫って実験してみますか。

2018年10月15日月曜日

キャリーオンバッグ 4~12 ファスナー処理

ファスナーの長さを調整します。

 端を縫い留める必要はありませんが、途中でスライダーが取れて作業が中断するのを防ぐために縫っています。場所によっては両端を縫っています。

バッグ10個分の縫いが終わりました。スライダーをはめて縫っていく作業、終わりが見えない感じが続きます。

メインファスナーの上部は曲げて処理をします。ゴムノリでは接着力が弱いので接着力が強いGクリアなどを使って接着します。

2018年10月12日金曜日

キャリーオンバッグ 4~12 ポッシュ生地裁断

裏地以外は注文確定したので表地の
ポッシュ生地裁断に取り掛かります。

黒で見えにくいので銀ペンで線を引いていきます。9個のバッグ注文なので全部で108枚、裁断だけで1日掛かりました。定規を押さえてた指が痛いです。ポッシュ生地はナイフの刃がすぐダメになりますね。
まだ芯と裏地が控えていると思うと・・・。糸もどれぐらい必要なのか判断できていません。下糸巻が面倒です。

2018年10月11日木曜日

ベルト バックル付け 完成  打ち合わせ

夕方から打ち合わせなのでベルトを仕上げてしまいます。

 「足りないなら付け足せば」とMK様でアドバイスを頂いたのでさっそく実行します。今回はマリーアントワネットが降りてきませんでした。

完成です。バックル周りはナチュラルカラーですが、使い込んでいけば飴色に変化していくでしょう。よく見ると粗さが目立つので売るよりも自分で使った方がよさそうですね。

商品みたいに撮影です。『次は何をデザインしてみよう』と楽しくなってきますね。小物サンプルを作って教室内に置いてみますか。


打ち合わせ終了後、一人でぶらりと浅草橋駅周辺へ。『日本橋焼餃子』という中華(?)へ。濃い目の味付けですが酒が進む美味しさです。当たり前ですが店によって炒飯の味などが違うので食べ比べも楽しいですね。
少しずつですが周辺の店を開拓していっています。

2018年10月10日水曜日

MK PLUS革教室(Wed)

まだまだ半袖です。

 生徒さんがダイヤモンドステッチをしています。通常のミシンの押さえだと革に波打ってしまうので上下送りの腕ミシンを使っています。ガイドとなる線を引いていますが慣れないと難しいです。それと腕ミシンだと平らな部分が少ないのでプレートはあった方がいいですね。

ダイヤモンドステッチ完成です。ここからどんなバッグが生まれるか。生徒さんはマチの革で悩んでいました。数多く失敗してきているので生徒さんから質問があれば、どんどんアドバイスを含めて答えていくつもりです。

2018年10月9日火曜日

MK PLUS革教室(Tue)

10月なのに暑さが・・・。

 コバ処理です。どこまで磨くか自己満足の世界ですね。削って磨いて磨いて磨いてを繰り返していきます。

ハンドバッグに使う革の裏に芯を貼っています。定規で測って裁断しているのになぜか合わなくなるという教室あるあるに生徒さんが悩まされています。



2018年10月8日月曜日

リュック(帆布)2 革パーツ縫い合わせ

革パーツの床面とコバを処理します。

 本体にフタを仮止めしていますが、帆布に両面テープは付きにくいので途中で糸を通して結んでいます。教室用ではないので菱目打ちは4mmにしました。

他、Dカンなどのパーツをカシメで留めていきます。底のDカンは袋状に縫う前に打ち付け済みです。

紐は革ではなくアクリル(?)の編み紐にしました。ちょっとおめでたい感じですね。

2018年10月5日金曜日

リュック(帆布)2 ファスナー縫い 袋状縫い合わせ

まだサイズ確認用のサンプルがあったので
糸を解いていきます。

 「リュックの脇にファスナーがあった方がいい」という言葉があったので今回はファスナーを追加します。最初は赤テープのファスナーを使おうと思いましたが、目立ちすぎてしまうのでリバースタイプのファスナーを使いました。

表には外ポケットを追加、開閉はファスナーではなくホックのみです。ショルダーベルト周辺は前回と同じ形状で作ります。

内側はオープンポケットが一つです。ファスナーはポケットとしてではなく、直接メイン収納に手が届くようにしています。

袋状に縫い合わせました。ファスナーのスライダー位置に悩みましたが、下に向けて閉める方向にしました。
まだフタの開閉方法を決めていませんが、美錠+マグネット or 差込で作ろうと思っています。