2021年9月30日木曜日

リュックサック(レザー) 背面部作製

 9月終わりなのに30度近く。暑いです。


ショルダーベルトを作製します。中に芯(名称不明)を挟み中心線に合わせて包みます。芯の厚みを含めて革の幅を計算しました。

中心に合わせた革を包むように革を置いて縫い合わせます。その後、。コール織のベルトを使ってコキ金具を留めました。

背中にもPCポケットが欲しいということでポケットを作ります。スエード調生地を使って傷が付かないようにしました。芯を挟んだあと、押さえミシンを掛けます。

ハンドルは縫って留めますが、カシメも使います。PC出し入れに干渉しないよう包みボタンのようにカシメを革で包みました。
角度の問題で指で押さえて漉くことができないので、テープで押さえて回転させながら漉きました。

ハンドルをセットしました。裏には違う芯を使い補強してあります。ショルダーベルトは表裏間違えることがあるので、何度も確認しました。


2021年9月29日水曜日

リュックサック(レザー) 芯貼り ハンドル作製 メインファスナー縫い

 ゴルゴ13、鬼平どうなるんでしょう。


先に縫わなくてはいけないパーツを縫い合わせます。芯の赤い線は中心線で、合わせるために引いています。

ハンドルは2枚貼り合わせた革に違う革を巻いています。どの長さの革が必要になるかわからないので、何個かサンプルを作り合わせながら作りました。

芯を貼ったパーツにハンドルを縫い合わせます。平らの状態ではハンドルが立っていますが、出来上がると少しなだらかになる予定です。

ファスナーを仮止めしますが、下止めは入れいていません。縫い終わった後にスライダーを入れて下止めを入れます。


MK PLUS革教室(Tue)

UP忘れたので本日UPします。


革に型紙を置いてキリで線を描いています。直線は定規を充てていますが、どうしてもずれてしまいます。よく見ていると定規を支える力が弱く、カッターを使う力に負けてしまったようです。
あとはカッターの刃が交換したばかりなのに切れなかったのも原因の一つですね、。

外側と内側の袋が出来上がっていたので、落とし込みをしてファスナーを挟みます。初の腕ミシンで縫いますが、ずれてしまった箇所の針が落ちてしまいました。
家庭用ミシンと腕ミシンを使い分けができるようになると、より作品の幅が広がると思います。

ファスナーエンドは手縫いで仕上げてくるそうなので、これで一応の完成です。引き手に飾りを付けた方が使いやすくなるので、どのような飾りを付けるのか楽しみです。


2021年9月27日月曜日

リュックサック(レザー) 革裁断 ヘリ漉き

 何年か前に作ったお客様から新規の依頼が来ました。

まだ使って頂いていることとプレゼント用にという内容で

嬉しさ満点です。


ベタ漉きに出していた革を裁断します。ショルダーのタンニン鞣しですが、漉くと柔らかさが増して少し使いにくいですね。少し厚みを持たせて1枚革で作るショルダーバッグなどにはいいかもしれません。
※画像の型紙の置き方は適当に置いただけです。

何枚も重なる箇所は漉いて厚みが出ないようにします。どのくらいの幅、厚みにするかは経験と勘です。

各パーツの切り出しとヘリ漉きが完了しました。ヘリ漉きしたことで伸びてしまうことが心配ですが、たぶん大丈夫でしょう。
漉いた後に中心などの切り込みを入れておきます。


2021年9月24日金曜日

リュックサック(レザー) 型紙作製

 彼岸花が綺麗ですがピークは過ぎました。


ヌメ革のリュックの作製依頼です。デザインや各部詳細が決定したので取り掛かります。テープなどの資材は型紙を使わず、取り付ける型紙に必要な数量を記載しておきます。
何度も作っている形状なので、たぶんこれで行けるはずです。


2021年9月23日木曜日

鉤針ケース11~13 作製・完成

 完成して発送したあとに完成写真を撮り忘れたことに気付いたので

完成写真はありません。


途中の作っているのは撮ってありました。赤ではなく深緑を3本作っています。作りは赤と変わりません。
お客様の要望で様々な色を作っていますが、次は何色だろうと考えると楽しいです。

次にやることを考えながら作業してしまうと撮り忘れますね・・・。


2021年9月22日水曜日

MK PLUS革教室(Wed)

暑くて教室のスポットクーラーの前から動けません。


前に作ったバッグは1枚革で完成させましたが、芯を貼って補強し直します。胴とマチだけの構造なので芯貼りは比較的楽ですが、位置合わせが難しく上が数mmズレただけで下がかなりズレてしまいました。
芯貼りも生徒さん全体にとって苦手課題かもしれません。

ショルダーベルトのカシメの穴開けです。一度決めてしまえば長さ調整を行うことはそんなに無いので、コキなどの調整金具は付けていません。

完成したショルダーバッグです。革の質感も合わさっていい感じですね。余った革で違う形のバッグを計画中です。



2021年9月21日火曜日

鉤針ケース9~10 作製・完成

 今日は中秋の名月です。

8年ぶりに名月と満月の日付が一致するとか。


漉きが終わっている革を縫い合わせていきます。ベタ漉き&ヘリ漉きしていて革が薄いので上下糸調整は慎重に行います。

仕切りを縫います。キリで縫う線を描いてその上を外さないようにします。

紐は同じ革を2つ折りにして作りました。コバ処理はしていないので貼り合わせ時にズレが出ないようにしました。


2021年9月18日土曜日

MK PLUS革教室(Sat)

 関東の台風予報が外れまくっています。


ダレスバッグの差し込み金具をイモネジで取り付けています。小さいパーツなので紛失となめてしまうことに注意しながら締めています。

座金を取り付けて完成です。タンニン鞣しの革+真鍮金具なので経年変化が楽しみなバッグです。
ガンガン使って欲しいですね。

トートバッグのデザイン+型紙作りが終わったので革を購入して裁断です。生徒さん自身の好きな大きさにしてもらっているのですが、思ったよりも大きくなってしまったので3mmピッチで縫うと思うと大変さが。

ハンドバッグのファスナーエンドを手縫いするため、先に縫い穴を開けてからファスナーに縫い合わせます。革の周囲はヘリ返ししています。

出来上がったショルダーバッグです。リボンの飾りがいいチャームポイントです。上部にDカンを付けているのでショルダーベルトを外して短いハンドルに付け替えればハンドバッグとしても使えますし、付けなければクラッチでもいいですね。


来週月曜日の更新はお休みします。



2021年9月17日金曜日

ナンタケットバスケット用バッグ(AIモールドL) インナー高さ調整

 夜に網戸にしているとカナブンが飛んできていたのですが

最近は見かけません。少し寂しいです。


前に作ったインナーの高さが合わないということで高さ変更です。“裁断して縫い”という単純作業ではなく、裁断時に引っ掛かる縫い線の糸処理をしてから接着し直してから裁断、縫ってからコバ処理までをします。

確認用のバスケットにセットしてみましたが、問題無いようです。このバスケットをどのようにお客様は使うのでしょうか。想像すると楽しいです。



2021年9月16日木曜日

L型財布(ミドル)25~26 ファスナー縫い合わせ 完成

 『いい天気だなぁ』と思いつつミシンを動かします。


中に木型を入れてファスナーをセットします。エンド部はテープで留めています。その後、一番神経をすり減らすヘビ革をセットして周囲を縫います。


まず、表を中になるようにおり仮止め、コインケースをセットして端を縫い合わせます。別革でコバはカバー済みです。


ひっくり返し、ファスナー引き手を付けて完成です

外:ヘビ革
中:カンガルー 合皮
ファスナー 金属3号


2021年9月15日水曜日

L型財布(ミドル)25~26 カードポケット・外ポケット作製

 雨予報が大幅に外れました。


合皮でポケットを作ります。重ねていってカードと一回り大きいポケットを縫い合わせました。
その後、裏に芯を貼ってその芯に合わせてヘリ返ししました。

外ポケットはロングサイズと構造は変わりません。ポケットのコバは切りっぱなしになってしまうので、バスコで処理しています。


2021年9月14日火曜日

MK PLUS革教室(Tue)

 教室の前を白バイが何往復もしているので

マフラー音で区別できるようになってきました。


肩紐部分を家で仕上げてきたリュックです。長い時間が掛かってしまいましたが、満足度は高いと思います。
旦那さんにプレゼントするそうですが、自分用にも作りたいと仰っていたのでどのように作るのか楽しみです。

リュックよりも前にショルダーバッグを作ります。他の教室(別場所)で作ったバッグが個人的に気に入らなかったそうで、気に入った革で作り直しです。

L型財布です。幅広ファスナーを使ったのでかなりのカードが入ります。カード入れに特化した財布も面白いですね。


次はポーチを作ります。裏地ありのファスナーポーチですが、型紙は1つで裏地は少し加工します。

ショルダーバッグのマチを縫っています。斜め漉きしているので押さえが曲がりやすいです。言葉で説明しても難しいので、毎度のことですが慣れが必要です。


2021年9月13日月曜日

L型財布(ミドル)25~26 裁断・コインポケット作製

 バッグを分解した素材を使った依頼です。


分解した素材は外側だけに使うので中身は全部こちらで揃えます。使いたくはないのですが、合皮を一部使います。

合皮と本革を仮止めして上部を縫います。合皮の方が高級感が出るのでしょうか。生地でもいい気がしますが。

コインケースの裏にも合皮を貼っています。カードポケットを2段重ねました。


2021年9月10日金曜日

ナンタケットバスケット用バッグ(AIモールドM) 作製・完成

 明日は雨で暑いという予報。地獄です。


追加での作製依頼です。テープは吊り定規が使えない箇所のガイドとして貼っています。

つまみの形状を変えてということで、一つは円形、もう一つは長方形です。形状による手間は変わらないので、今後どっちの形状にするかはお客様の判断次第です。


2021年9月9日木曜日

ルプランジュのフレッシュ桃のショートケーキ

 ルプランジュで話しているときに

色々とアイデアが浮かんできます。


相変わらず写真が下手過ぎて・・・。桃のショートケーキです。挟まれているクリームにも桃が入っており贅沢に桃を楽しめます。桃は果汁たっぷりで甘く美味しいです!


ナンタケットバスケット用バッグ(AIモールドM) 完成

 明日からまた気温上昇らしいです。


作るのにだいぶ慣れてきました。ただ、やはりというかコバ処理に時間が掛かってしまい、大量生産には向いていないですね。増えるようなら機械もコバ塗り機も考えなくては。


2021年9月8日水曜日

MK PLUS革教室(Wed)

 なんとかザーザー降りには巻き込まれませんでした。


ダレスバッグの続きです。金具を取り付けるベロを本体に縫う準備です。ベロに先に開けていた縫い穴を本体へ貫通させています。
コルクボードがあればいいのですが、持っていないのでゴム板で代用です。

バッグインナーが正式名称でしょうか。その金具を通すための穴を開けています。打ち込み式のハトメを使うのですが、厚みが限定されているため、それに合わせて革でスペーサーを作っています。

出来上がったバッグインナー(アウター?)です。某ハイブランドの上部革部分のみ使うため、それに合わせて型紙作製して本体を作りました。ヌメ革型押しなので経年変化が楽しみです。

ショルダーバッグの胴とマチを縫い合わせています。角が難しく、一度やり直しました。後はショルダーベルトのみなので次回には出来上がりですね。