2019年12月30日月曜日

ショルダーバッグ23~32 底板作製

雪が降るまではいきませんが
朝から冷え込んでます。

 10個分の芯と帆布を切り出します。芯はボンテックス、生地は帆布8号です。

周囲にゴムノリを塗って乾かしています。すぐ乾くのですが、意味なく並べてみました。

ボンテックスに帆布を置いてヘリを折り返します。折り返したパーツを裏同士で縫っていきます。

10セット縫い合わせ完了です。帆布を指で押さえながら貼り合わせていくので親指が水膨れです。

今日で2019年の更新はストップです。ご覧頂いた皆様、ありがとうございました。
良い年をお迎えくださいませ。

2019年12月27日金曜日

スマホポシェット14・15 作製・完成

今日はいきなり風が強くなった感じです。

 前胴にポケット追加です。その分の型紙も急遽作製、ミリ単位で調整します。
革を裁断、ヘリを漉きました。

 フタ部分はバイリーンとスライサーを貼っています。ひっくり返すようにギザギザにしています。

ポケットをそれぞれ前後胴に仮止めした後に前後胴を中表にして周囲に縫い合わせます。縫い代は5mmで統一しています。

ひっくり返す角の部分はギザギザにしました。他、ミスがないか確認します。

ポケット部も問題無いようなので完成です。裏地は2つともシャンタンのストロベリー色です。
前胴のポケットは前胴と同じ大きさにしてしまうと前胴に影響が出てしまうので、この大きさでいいのかどうかは賭けに近いです。経験してきた勘なので「なんでこの大きさ?」と言われても答えにくいことも。

2019年12月26日木曜日

ショルダーバッグ23~32 作製開始 革処理

昼間から雨という予報でしたがまだ降っていません。
バック・トゥ・ザ・フューチャーの天気予報に追いつくのはいつでしょう。

 メインは麻と帆布ですが、ショルダーベルトやポケット、角に革を使います。タンニン鞣しなので着色して磨きますが、辺が長すぎます。

左が着色&磨き、右が着色のみです。当たり前ですが艶や触り具合が違っています。

ショルダーベルトは1m近くあるので着色だけでも一苦労です。床面の処理が必要なかったのが幸いでした。
磨く機械が欲しくなりました。

2019年12月25日水曜日

MK PLUS革教室(Wed)

浅草橋駅前の宝くじ売り場から一気に人がいなくなり
寂しい感じです。

腕ミシンでトートバッグのハンドルを縫っています。吊り定規の力は偉大ですが気を抜いてしまうと曲がってしまうので、縫っているときは話しかけないようにしています。


カリキュラムのLesson1は終わったのですが、もう一回作りたいということで作り直しみたいな感じで作っています。が、穴が開いている透明パーツが思った方向に穴が開いていなくて方向転換を余儀なくされています。

 完成したL型財布です。今お使いの財布から中身を移動したのですが、パンパンですね。カード類が多かったのでファスナー幅を広げてマチ幅を増やすかカードのみ別持ちにするかでしょうか。
革の重なりが多くなって穴開けに苦労していましたが、綺麗にできていると思います。

 ファスナー開閉のトートバッグです。胴、底、見付の革が全て違っており、配色が面白いです。中はペイズリー柄になっており、開けても色で楽しめます。
ペイズリー柄は見る度にバッカルコーンを思い出します。

ダレスバッグを作っているのですが、口金に革を巻く前の下準備としてハンドルとカン掛け用の穴を開けました。鉄工用の刃を使い電動ドリルで一気に。
ハンドルを作って革を巻く途中でカシメやネジで取り付けていきます。本人は「1年計画ですね」 と仰っていましたが、型紙と革の裁断、漉きまで終わらせてしまえば一気に進むと思います。

午前中は人数が少なかったので生徒さんの革を使ってファスナーと端を縫うだけのポーチを作っていました。もちろん作ってる間でも質問にはお答えしていました。
簡単なものですが、目の前でどうやって作っていくのかというを見ることができるというのはいいと思います。

2019年12月24日火曜日

MK PLUS革教室(Tue)

生徒さんたちと私のベストな温度が違うので
気温設定が難しいです。

今日の参加者は午前2人、午後1人と少ない人数でした。楽そうと感じるかもしれませんが、教える立場から自分の仕事を進めるわけにもいかないので常に監視しながらウロウロしていました。生徒さんにしてみれば邪魔な存在ですね(笑)。

画像はハンドバッグです。コバ処理など綺麗にしていますが、縫いなどの細かい部分があと少しという感じです。それさえクリアできれば次にステップアップできると思います。



2019年12月23日月曜日

革包丁ケース 作製・完成

革包丁用のケースは持っていましたが、
縫っただけのシンプルタイプだったので
手を加えて作ってみます。

 余った革が1.5mm厚のヌメ革でした。これはカービングするしかないということでコンコンとずっと打刻しました。カービングしてから型紙と合わせると縦横2~3mm大きくなっていました。

 1.5mm厚だとピッタリと二つ折りにはしにくいので溝を掘って折りやすくしました。専用の工具もありますが、ナイフでV字型に切り込みを入れる腕試しです。下まで貫通せずに綺麗に溝型に切ることができました。


開かなくていい箇所は手縫いとカシメで留めておきます。コバとトコ面は処理済みです。

 ホックを付けて完成です。ホックは包丁の刃に触れないようにしました。触れるようにしてしまうと閉めるときにホックの跡が付いてしまうのでデザインの段階で避けています。

開けるとこんな感じです。入れるときに刃がなるべく触れないようにしています。

2019年12月21日土曜日

MK PLUS革教室(Sat)

浅草橋駅前の宝くじ売り場は最終日というのもあって
すごい行列でした。
信号超えてまで並んでいたので数百人でしょうか。

 帯生地をショルダーバッグのかぶせに縫い合わせています。針が落ちているところがありますが綺麗に縫えています。この押さえだと細かい箇所が見えにくいのが難点ですね。家庭用だと中心が透明になっていて見えやすい押さえなどもあるのですが、職業用ミシンはどうなんでしょう。


来れない月があったので数ヶ月掛かって作り上げたトートバッグです。出来上がった時は大喜びでした。見ている方も嬉しいですね。
ところどころなんでこんな裂けているんだろうと不思議な感じを醸し出していますが・・・。

革包丁を研いでいます。ナイフやカッターだけでなく革包丁を使う人もいるので研ぎを教えることもあります。

コースターを作っています。スタンプや染色したヌメ革を2枚貼り合わせたあとに角落としでコバを処理しています。5セット作っていますが、全て手縫いにするということで「頑張ってください」としか言いようがありません。私なら速攻でミシン縫いです。


トートバッグの底と胴を縫っています。ミシンで縫うこともできますが、ハンドルなどすべての工程を手縫いにしたからという理由で以降の作業も手縫いにするそうです。この作業でかなりの集中力が削られていました。


2019年12月20日金曜日

リュック サンプル作製 縫い合わせ 完成

年賀状を書いていると自分の字の下手さにブルーになります。

 上部を1周縫っています。大した厚みではないので家庭用ミシンでも縫えそうですが、上から押さえているだけの押さえだと合皮がうまく滑ってくれないかもしれません。

紐は家にあった余ったものなので色が合っていません。ベルトは金具が決まっていないのでクリップで留めています。


ショルダーベルトも現時点ではクリップ留めです。ハンドルは本体と同じ素材にするか悩みましたが、これぐらいは先方に悩んでいただきましょう。

形を見るだけなので裏地などは付いていません。が、見付は付いているので全体の形はわかりやすくなっていると思います。紐を調整する部分は余ったテープを適当に縫って作ったものなので何cmなどは決まっていません。
細部をきちんと作って本革で作ったらいいリュックになりそうですね。

2019年12月19日木曜日

ルプランジュのタルト類

帰宅してからルプランジュへ行ってきました。
「長野産のリンゴですよ♪」
「バナナタルトを食べたけど美味しくて」と
誘惑を受けて買ってしまいました。

雪だるまが載っているのがバナナカスタードタルト、後ろがフルーツタルト、右が焼きリンゴタルトです。革ではわかりませんが、ケーキを見ていると『かわいい』というのがわかる気がします。
フルーツタルトはカスタードクリームの上に数種類のフルーツが載っており、舌だけでなく目でも楽しめます。
まだクリスマスケーキ用のブッシュドノエルなどが予約中でした。
気になる方はぜひルプランジュへ。

都内打ち合わせ

弱冷房車があるなら無暖房車も欲しいです。

納品&打ち合わせが2件あったので都内へ。
片方を終わらせて電車乗ってなんとか時間内に次の打ち合わせ場所に着き、打ち合わせ開始です。
デザインは簡単そうに見えますが、なかなか難しい感じです。サンプル前のサンプルをいくつか作って詰めていきますか。
帰りの電車内、頭の中で型紙を展開していくのが好きです。



2019年12月18日水曜日

リュック サンプル作製 型紙作製

店頭用のサンプル作製依頼です。

 担当者に『どれぐらいの大きさでどのようなデザイン?』という紙を事前に渡してあったのですが、使いたい金具と大体の仕様のみであとはお任せでした。悩みます・・・。いくつかデザイン画を起こして型紙を作製します。

 本革ではサンプルを作るともったいないので合皮を使います。床革でもいいのですが、いい厚みがありませんでした。
漉きができないので厚くなってしまいますが、そのまま折って縫い合わせていきます。

アクリルテープを本体に縫い合わせます。ひたすら縫う工程が続きます。

2019年12月17日火曜日

トートバッグ21 縫い合わせ2 完成

縫います。

 ハンドルに使うテープの上にピンクテープをのせて縫います。本体に仮止めしてヘリを縫ったら補強も兼ねている飾り用の革を縫い合わせます。

胴と底を縫い合わせてから折って縫います。どうにかして下糸が無くなるタイミングを知りたいです。

表地は中表、裏地は外表にして上部を縫い合わせます。マグネットの爪の保護で芯を貼っています。

ひっくり返して形を整えます。ファスナー引き手を革製と交換して完成です。
前回のは左、今回が右です。左の方が一体感がありますが、曲げたりするとシワが入ってしまい、一気に失敗感が増します。2色のテープとかあればよかったのですが。オーダーすると数十メートル単位になってしまうので悩みます。

2019年12月16日月曜日

トートバッグ21 縫い合わせ

寒いのにアイスが食べたくなります。

裁断、ファスナーの準備が終わったのでひたすら縫います。糸の番手や色を変えて縫います。カタカタ音で意識が遠くに行ってしまいます。


外ポケット部分は表地と裏地の間にファスナーを挟んでいます。1段落としているのでパッと見はファスナーがあるように見えません。

裏地の準備ができました。本体にはファスナーポケットと面ファスナー、マチにはホルダーを付けました。

表側はオープンポケット(マグネット開閉)とファスナーポケットです。小さな裏地付きはマチ用のポケットでこれから組み立てていきます。

2019年12月13日金曜日

バイクでベリーショートツーリング to 牛島51

決して現実逃避でバイクでぶらりしたわけではありません。

『ぜいたくランチ』です。ヒレかつ、ロースロール、エビフライがのったその名の通りのランチです。別注文にはまっているのでメンチかつ1個が別に控えています。改めてメニューを見たらヒレかつも1個単位で追加できるようです。悪魔の誘惑が!
ご馳走さました後に牛島内でどのような財布が欲しいのか商談(?)がありました。後はお客様と詰めていく感じですね。待っている間は楽しいです。

トートバッグ21 生地裁断 ファスナー調整

明確な期限は決められていませんが
たぶんここまでに仕上げなければいけないんだろうな
という日程があるので取り掛かります。

 生地に関しては変更なく、表地はミラ(インターロック貼り)、裏地はシャンタンです。生地を片付けた後に裁断忘れでもう一度引っ張り出すことはしょっちゅうです。何度も確認しているはずなんですが。


ポケットは最初の方に縫い付けるのでファスナーはその前に処理します。場所によって上下のテープ周辺の処理方法が違っています。