2019年5月31日金曜日

スマホポシェット2 サンプル作製・完成

何かが気に入らないので細部を変更して作り直します。

 前は一体化させて縫いましたが今回は外と中で袋を作り、縫い合わせて完成としました。大きさ自体に変化はありません。

左が前回、右が今回作製したポシェットです。作り方を変えたことで膨らみやカーブなどが変わっています。

2019年5月30日木曜日

スマホポシェット サンプル作製・完成

デザイナーが思うイメージどおりに作れるかどうかが肝心です。

 内縫いをひっくり返したときの膨らみや縫い代などを考えて設計していきます。が、デザイナーのイメージと少しでも違えば即没です。

フラップは芯を菊寄せのように内側にヘリ返しします。表側と裏側を仮止めして周囲を縫います。

周囲を縫い合わせました。ひっくり返すので角はギリギリまで落としています。

ひっくり返し、縫い目付近を整えて完成です。

表:革(クロム)
裏:シャンタン
17×10.5cm

裏はカードケースが入るようにしてあります。マチがないので薄型しか入りません。ショルダーベルトは詳細未定なので作製していません。



2019年5月29日水曜日

キャリーオンバッグMLサイズ 縫い合わせ2 完成

工程を思い出しながら進めます。

 裏地はシャンタンのキャロットです。糸も同じ色にしていますが、同色すぎてどこを縫っているのかわからなくなってきます。

 ミシンで縫えるタイプだと早さが段違いです。縫い終わったらコバを処理しておきます。

表地の方にハンドルを仮縫いしておきます。これで表と裏が揃いました。

上部を合わせて仮止めして周囲を縫い合わせます。どういう段差になったら乗り上げるときにピッチが狂いやすくなるというのは経験的にわかってきました。

ショルダーベルトはバッグの大きさに合わせて40mm幅にしてあります。ナスカンを留めるのは革ですが、本体はコール織りを使いました。

ファスナー引き手などを取り付けて完成です。あとは先方のチェックのみです。これが一番のプレッシャーです(笑)。


2019年5月28日火曜日

MK PLUS革教室(Tue)

もう暑さはいりません。

マチとカバーを縫い合わせています。先に穴を開けておき、位置を合わせながら縫うので時間がかかる作業です。

革と裏地の周囲1mmの位置に針を落としながら縫い進めています。カーブは難易度が上がりますがゆっくり進めているので綺麗に縫えています。

定番の真っすぐ切る作業です。しっかり押さえて切れる刃を使えば切れる・・・はずなんですが、あと何を守ればいいか難しい問題です。

2019年5月27日月曜日

キャリーオンバッグMLサイズ 縫い合わせ

5月の気温ではありません。

 芯を縫った表地と裏地を縫い合わせていきます。違うバッグを作っていると前のバッグの工程がどうだったのか忘れてしまいます。

マチにはショルダーベルト用の根革を縫っています。補強と飾りのため半円状のカシメを打っています。

ファスナーポケットとオープンポケットを縫い合わせた胴部分とマチを縫い合わせています。微妙にカーブしているので自然と膨らみができます。

2019年5月25日土曜日

キャリーオンバッグMLサイズ 生地裁断

午後から打ち合わせなのでそれまで進められるところまで
進めておきます。

 生地は型紙をあてながら切ります。厚い革などではやりませんが、薄い革や柔らかい革、生地などに使うと便利な技です。書いてから切るという工程が一つ減らせますし。

表地、裏地、革の裁断が完了しました。シャンタンはある程度ならごまかせますが、ポッシュは切れる刃にしないとすぐ波打ってしまいます。これで全パーツ揃いました。


午後は打ち合わせ兼食事会でした。いつものデザイナーとは違う方ですが、ファッションの事を色々と伺うことができました。印象に残っているのは『バッグの表や裏の色を選ぶときは好きで選ぶのもいいけどその日のファッションに合わせて選ぶ』ということですね。
女性にとっては当たり前の事かもしれませんが、
そこまで考える男性は少ないのではないかと思います。
自分だけでなく、生徒さんへ説明するときにも役立つ情報です。


2019年5月23日木曜日

キャリーオンバッグMLサイズ 型紙作製

新サイズのバッグです。

Mでは小さくLでは大きいということでその中間のサイズです。Mサイズの型紙をそのまま大きくすればいいいわけではなく、各部で微調整が必要なので新規作製とほとんど変わりません。

2019年5月22日水曜日

MK PLUS革教室(Wed)

弱冷房車の意味がわかりません。

 型紙を印した革を裁断しています。直線メインですが、刃の角度によってはミリ単位でズレが生じてしまうので手首の固定は必須です。


ゴルフボール入れです。展開図を考えてほしいということでゴルフボールの直径から円周などを割り出して必要な余裕分などを考慮し大まかな展開図を出しました。細かい設計は生徒さんが行いました。ただ、現物が無いのでこれで正解かは持ち帰ってからですね。
革を見ていると餡子が入った和菓子を思い浮かべてしまいお腹が減りっぱなしでした。

ダイヤモンドステッチ+パイピングのショルダーバッグです。あとショルダーベルトを付ければ完成ですね。多少の縫い線の曲がりなら胴とマチを縫う時にカバーできるので多少の失敗なら問題無しです。
がんがん作っていきましょう!

2019年5月21日火曜日

まつやま大宮保育園 ワークショップ

ワークショップ本番ですが、朝から大雨強風です。

龍ヶ崎市にある『まつやま大宮保育園』でキーホルダー作りを行いました。
※画像を撮り忘れましたので後ほど
 まつやま大宮保育園様のHPをごらんくださいませ。
鶏が鳴いていたり土の遊び場があったりと楽しそうですが
今日は雨交じりの強風のため外で遊ぶ声は聞こえませんでした。

今回は総勢8名の参加者がいらっしゃいました。
人によっては30分ほどで終わってしまうんだろうなと
思っていたのですが、予定よりも20分ほどオーバーしてしまいました。
裁断と打刻のどちらに重点を置くかを判断できなかったミスです。
アルファベットの刻印ももっと数を揃えられれば良かったのですが
欲しいのは1セット6,000円以上。考えてしまいます。

作っているときに「楽しい」「家帰ったらやってみようかな」などの
声が聞こえてきたのは嬉しかったです。

準備やヘルプをしてくださったまつやま大宮保育園の皆様、
参加者の皆様、本当にありがとうございました。




2019年5月20日月曜日

ワークショップ 準備

デザイン画とは違うワークショップです。
明日の本番が近づいてきました。
初場所なので緊張しっぱなしです。

朝一で人数増加の打診を受けたのですが、型紙などは予備分も含めて数は揃えてあったので問題ありません。型紙より大きめに革を切り出しておきます。
1時間で終わるのか、満足して頂けるのか。プレッシャーを楽しんでいます。

買い物に行った先でガチャガチャがあったので見ていたら『THE手芸 ミシンコレクション』というのが!SINGERの昔のミシンがかっこいいと思い挑戦。出てきたのは『baby lock』のロックミシン。まぁ・・・うん、ミシンだ。という結果に。

2019年5月17日金曜日

都内打ち合わせ

昼に打ち合わせ開始だったので午前中に出かけてきました。

新規のデザインのサンプル作製と既存デザインのサイズ違いバッグです。どこをどうするかなどの詳細を確認しました。
他、これから取り掛かる案件があるのでそれが終わり次第ですね。デザイナーから色々とデザインが上がってくるのでこちらの腕が試されている感じがします。こういうの楽しくなってきます。


2019年5月16日木曜日

ボストンバッグM5 底板作製 完成

マチと胴を縫い合わせてグログランテープで処理しました。

 底板を作製します。今までと同じで0.8mmのボンテックスを2枚使用します。

シャンタンで包んだボンテックスを裏同士で貼り合わせ、周囲を縫って完成です。まだ押さえの高さ調整に手間取っています。

底板を入れ、南京錠とカギを取り付けて完成です。見直してみると自分の苦手な箇所が分かります。

2019年5月15日水曜日

ボストンバッグM5 縫い合わせ

一気に縫い合わせます。

 裁断した生地に芯を縫い合わせてファスナーを縫い合わせます。革は作製済みなのでサクサク進みます。

胴部分にハンドルの根革を縫います。裏に芯を貼ってから縫っているので丈夫です。ハンドルを曲げているので両面テープだけでは反発力で剥がれてしまいます。輪ゴムで押さえておいて縫いました。

2019年5月14日火曜日

MK PLUS革教室(Tue)

暑いような肌寒いようなよくわからない天気です。

 ローラーを使ってコバに塗料を載せています。綿棒などよりも使いやすいということですが、どれだけ塗料をすくえばいいのかが難しいようです。

Lesson6のカリキュラム内容はパイピングなので、どこかにパイピングが入っていればOKです。で、生徒さんがパイピングが入ったティッシュケースを作りました。ファスナーはメタリオン。なんという贅沢使用(笑)。面白い発想ですね。

2019年5月13日月曜日

ボストンバッグM5 革作製2  バイクでベリーショートツーリング to 牛島45

思ったより革部分に時間が取られます。

 南京錠のカギをぶら下げるパーツは1mm厚を2枚貼り合わせています。周囲を吊り定規よりも内側を縫うので家庭用ミシンのマグネットをセットして位置調整します。

ハンドルはミシンで縫う技量とパーツが無いので手縫いのままです。3mmピッチで穴を開けていきます。4mmだと曲げた時にシワが入ってしまいます。


 余分な部分を切ってコバを整えます。コバ処理がバスコ、シックコート、ジャルディーニのどれが正解なのか。

お昼は牛島へ。正式名称は忘れましたが、シソとチーズをヒレ肉で巻いたカツとカキフライです。サクサク感、最高ですね。

2019年5月10日金曜日

ボストンバッグM5 作製開始 革作製

追加注文があったのでMサイズの作製開始です。

裁断するだけなら楽なのですが、2枚貼り合わせが必要なパーツもあります。その場合は荒断ちしてベタ貼りした革を型紙に沿って本断ちします。

午後は打ち合わせで蔵前へ。買い物もあったので浅草橋経由で出かけました。
生地について色々と教えて頂いたので、自分にとってかなりプラスになりました。

2019年5月9日木曜日

犬の首輪1・2・3 作製・完成

何か頼まれていたよなぁ…で思い出しました。

 犬の首輪作りです。可愛いのという依頼でしたが『可愛い=苦手』なのでとりあえず淡い色を使って作ってみました。
上から桜の印伝調生地、ミンクル、タンニン鞣しをメインに使っています。


印伝調生地はそのままだと薄くて弱いので裏にタンニン鞣し革の床革を貼っています。水色のミンクルも同じように床革を貼っていますが、マジック三つ編みをしました。茶色のタンニン鞣し革は平目打ちで3mm間隔の穴を開け3mm幅のサテンリボンを編み込んでいます。

2019年5月8日水曜日

MK PLUS革教室(Wed)

久しぶりに電車酔いに負けました。

 トートバッグを作っています。菱目打ちを使って縫い穴を開けてる最中です。ハンドルを斜めに付ける予定なのでどのようになるか。

L型財布のコバを染色しています。染色した後にトコノールを使って磨いています。パーツ数が多くなっているので一苦労ですね。

 苦手の筆頭項目、直線切りです。だいぶ慣れてきた感はありますが、一度で切れなかったときに定規をずらして再度刃を入れた時に段差ができてしまいます。

他の生徒さんの完成作品です。ミシン縫いをメインで使ったショルダーバッグです。
ショルダーベルトのコバをずっとトコノールで処理していましたが、かなりの時間が掛かりました。

2019年5月7日火曜日

ワークショップ デザイン画

ワークショップのデザインを起こしています。
MK様とは関係ないワークショップが2つ動いているので
その準備ですね。

画像が壊れているのではなく、わざとモザイクを掛けています。どの金具、どの材料を使うかなどが記載しています。これをもとに先方と打ち合わせしてサンプルを作ります。
色々と知恵をひねり出しますが、どうしても似たようなデザインになってしまいます。

2019年5月6日月曜日

パスポートケース1・2 作製・完成

パスポート用のケースを作製します。

 パスポートは2006年の申請からICチップが内蔵されており、真ん中あたりに硬いページが追加されたので厚みが増しています。ペンホルダーなどの機能も考えましたがシンプルにしました。


2つ分の革を切り出します。両方とも型押しでワニと波です。床面とコバの処理をしておきます。
波模様はコバを塗るとその谷間に液体が毛細化現象のように吸われてしまうので難しいですね。

 周囲を一気に縫います。波の影響で縫い線がずれるのを考慮して外押さえを長くてギザギザ付きに変更しています。

1周縫いしたらコバを処理して完成です。

革:型押し革
15×11cm

パスポートとカードを入れました。左ポケットは上部が開いておりチケットなどを挟むようにしてあります。紛失などを考え、カードはたくさん挟まないようポケットを一つにしました。