2016年10月19日水曜日

携帯ケース 本体・マチ縫い合わせ 完成

マチと貼り合わせる前に菱目打ちで
縫い穴を開けておきます。

本体部分の表面だけを漉いて接着します。乾燥後、菱切りでマチまで縫い穴を貫通させます。

カーブ部分を本体に貼り合わせるときは扇状に伸ばしながら貼ると端を合わせやすくなります。


 コバ処理をして完成です。今回はロゴを忘れずに打刻しました。

革:サドルレザー ワイン
糸:ビニモ#8
12×6×3cm(※金具の高さ含まず)
 ベルトループは『?型』にした方が本体への負担が減ると思いますが、体へ密着させた方がマナーモードの時に気が付くということで直貼りにしました。機種変更した場合を想定してスピーカー用の穴は開けていません。
M&Kヨコヤのオリジナルですがドイツホックのはまり具合が心地いいです。金具を引っ張らない限り外れることはありませんが、金具分の厚みが出てしまうことがデメリットですね。狭い場所に行くときは引っ掛かりやすいです。

元々は車の幌用に使われていたようなので、バイクのバッグなどに使用しやすいと思います。

サドルレザーなどの硬めの革は手縫いの締まっていく感じが気持ちいいですね。糸をオレンジにしましたが締めると糸の色が変わっていくのが面白いです。


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