2018年3月12日月曜日

ポーチ13 口金再作製 縫い合わせ 完成

止まっていたポーチ13です。

止まっていたのには理由があります。
口金を巻きながら縫っていたらカシメ用の穴と
全然合いませんでした。
伸びる革ではないので微調整することもできず
「あぁ…」という感じで眠ってもらっていました。
が、中途半端で止まっているのも嫌なので
取り掛かります。

革に金具を取り付けてしまったので革の調整は無理。
それなら口金を作り直せば、ということで最初から
作り直します。

 実際の口金を計測しないで机上だけで計算してしまったのが失敗の原因です。今回は革の穴に合わせるため、革を計測して口金を作り直しました。前回の口金と比べて4mm短くなりました。

 巻きながら縫っていくのはいつもどおりです。8番の糸を使いましたが、締めるときに力を入れすぎると革が切れそうで怖いですね。

口金を閉じるのは組ネジではなく、中空カシメを使いました。カシメの長さが決まっており、打ち付け過ぎてもそれ以上の短さにならないというものです。初めて使ったのでこれで打ち付け完了なのか分かりません。

 メインの金具はドイツホックのSSサイズです。裏同士で2枚貼り合わせた革をミシンで縫い、本体へカシメで留めます。

口金を閉じ、革へ折り癖を付けて完成です。

革:クロム鞣し
糸:ビニモ8番MBT
9×12×10cm

大きく口が開きますが、ダレスタイプなので入れられる容量は少し小さくなります。革が内側に閉じられるためです。ですのでダレスタイプを作りたい方で入れる物のサイズが決まっている場合は大きめに型紙を作った方がいいと思います。


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