本体とマチを縫う前に口金と問題ないか合わせます。
ここで問題発生です。
型紙を間違えていました。
型紙では端を合わせてセロハンテープで貼り合わせましたが
実際には革を重ねて縫うので縫い代などが発生します。
両端で縫い代分の1cmが足りませんでした。
余分の革は無いので1cm分の革を切り出し延長します。
普通に追加ではつまらないのでヘビ革を合わせました。
長さが解決したところで本体とマチを縫い付けます。
ここで問題発生2です。
オイルが多すぎる革なのか鞣しが違うのか不明ですが
乾かして接着するゴム系の接着剤が全く機能しませんでした。
一度塗りでは全くくっつかなかったため、
塗った上から二度塗りを行い、穴を開けるまでは
なんとか接着力が持ちました。
ビニル系の接着剤ですとコバ処理しても剥がれず使用できますが、
この革に対してゴム系は仮止めレベル以下でした。
今まではよく使うサドルレザーやオイルレザーに対して
色々な接着剤を試していましたが、
逆に接着剤に対してのレザーの影響も
課題の一つとなりました。
本体周囲上部にはネジ捻などで印を付けて穴を開けていきます。このときはまだ口金の革には縫い穴が開いていません。口金を合わせて先に開けた穴に合わせて菱切りで穴をあけます。
口金の内側センターに『つまみ』を合わせて縫います。
※角の赤が追加したヘビ革です。思ったよりいいアクセントになっていると思います。
接着剤が機能しないので周囲を一気に縫わずに辺ごとに縫います。
口金外側センターに合わせて先に作成したベロを縫い合わせます。ベロの金具に合わせて本体に金具をセットします。
あとはベルト部分ですが、どういうデザインにするかです。
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