2015年1月13日火曜日

革 菊寄せ

バッグのデザイン、型紙を進めるにあたり
ヘリ(コバ)をどうするかが重要です。

革の種類によっては磨いて処理することもできますが
今回使用している革は薄く柔らかいので難しいです。

スーパーコバという革専用塗料で塗れば
切断面を処理することができます。
カーブ、直線関係なく使用できるので作業が
楽に進められます。

また、塗料を塗らなくても内側に折り込めば
綺麗に処理できますがカーブが問題です。
そこで菊寄せという手法があります。

というわけで初菊寄せです。
革と芯を用意、ヘリを薄く漉きます。
 芯を革に接着、革を折る位置までゴムノリを塗ります。後ほど縫い合わせる予定なので接着力は弱くても大丈夫です。
 両側の直線部分から折り曲げていき、山が出来たら中心を潰し2つの山を作ります。その工程を繰り返します。革をもっと薄く漉けば山と谷がもっと細かくできます。
 表側です。綺麗にカーブが整えられています。
もう一つ作り縫い合わせます。意外にうまくいってびっくりです。レベルアップした気分です。

この方法でバッグを作るのも面白いですね。ただ、コバを塗るよりも工程は確実に増えてしまうのが難点です。

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