ショルダーバッグ11 メインファスナー・外ポケット作製 マチ・本体縫い合わせ

本体に付属させるパーツを作製します。

 革と生地の間にファスナーを挟み、菱切りで生地まで貫通させます。ファスナーカラーはルミナのオレンジです。

 ファスナー先端はテープを折り曲げているので上止めを使っていません。本体に縫い留めてから下止めとスライダーを取り付ける予定です。

 外ポケットは上部2cmを折り曲げてマグネットを取り付けます。マグネット単体では革が伸びてしまうのでテープ状に裁断した革を挟んでいます。

 縫い位置がずれないように表からではなく、裏から菱目打ちを打ちました。そのままいつものように糸を通すと直線になってしまうので、針を通す順序を入れ替えています。

 マチに玉縁芯を挟んだパイピングを仮止めし縫い穴を開けます。お客様からの要望でオレンジにしましたがかなり派手に見えますね。

オレンジではなく黄色や山吹色の方が落ち着きが出るような感じがします。

縫い穴を開けたマチと本体を仮止めします。開いた穴を目安に菱切りを通して縫い進めます。バッグを作るときはこの縫い方が多くなりました。