2015年6月12日金曜日

バッグ3 リペア ファスナー交換完了  バッグ2 革貼り

中の袋を縫いこみます。

 本体のミシン穴と中の袋のミシン穴に合わせて針を通します。1つ1つ確認しながらなのでかなり時間がかかってしまいました。ミシン穴が小さいので針を通す親指と人差し指も激痛でした。
 引き手の移植です。引き手を入れて『口金つぶし』で留めます。工具で金具などを挟むときは傷が付かないよう革などで保護します。

スムーズに動くことを確認して完成です。ファスナーを開閉するときにバッグの形状に合わせて手を動かす人は少なく、大体の方が一直線に引くと思います。真ん中がへこんでいる形状のバッグなので、引っ張る力がテープの真ん中あたりでかなりの負担が掛かります。またテープ部分が擦れるかもしれませんね。

 バッグ2でリペアしていたバッグです。Gのマークや十字架など色々考えましたが、結局はシンプルなのが一番かと。
 革を裁断、周囲を漉きます。ベルト作製と同じ革です。この革は硬いわけではないのですが刃がすぐ切れなくなります。刃泣かせです。
強力な接着剤で圧着して完成です。縫うにはバッグを全部ばらす必要があったので貼り付けにしました。

これでリペアは全部完了です。バッグの構造を知る上で勉強になりました。

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