ポーチ11 縫い合わせ 雫型タッセル作り 完成

縫い合わせます。

 ファスナーを縫ったときと同じく黄色で縫います。コバは見えなくなりますが、手に触れる箇所でもあるので処理はキチンと行います。

 スライダーはロック式にしたのでファスナーを閉じたまま縫ってしまうと地獄を見ます。失敗を実体験していると同じような失敗の確立が下がります。

 繋がっているタッセルの作り方を生徒さんから聞かれていたので、ファスナーの引き手の飾りとしてタッセルを作ります。雫型としましたが、正式名称はわかりません。

作り方は上下繋がったまま革を細く(3mm幅)裁断します。薄い革が無かったので1mm厚を使用しましたが、両端は漉いています。

 薄く漉いた上下を貼り合わせます。貼り合わせるということは内側と外側で長さが違ってくるので自然と曲がるように貼り合わせています。0.5mmなど革が薄ければ曲げながら貼らなくてもいいかもしれません。接着剤を塗っておき、クルクル巻いてタッセルに入れます。

巻いた革にネジを入れる穴を忘れずに開けておきます。丸抜きなどの金具ではなく、目打ちなどでも大丈夫です。

タッセルを引き手に付けて完成です。

革：サドルレザー(栃木)
糸：ビニモ5番
20×25cm
ファスナー　エクセラ5号

内縫いにしたのでどうやってもシワが入ってしまいます。オイルを塗って馴染ませておきます。
ショルダーベルトは次のショルダーバッグを作る際に一緒に作ります。