2014年9月22日月曜日

バッグへのファスナー取り付け方

ショルダーバッグの作成が完了したので
空いている時間で自分用のバッグを考えます。
が…相変わらずデザインが決まらないので
注文が来そうなボディバッグを先行して考えます。

ボディバッグのデザインには関係ないですが
ファスナーの取り付け方について
質問がありましたので簡単にご説明します。














もっとパターンがありますが、とりあえず3パターンご説明します。

~上~
1.ファスナーと革(本体)を2枚用意。
2.革裏面にファスナーを縫う。
3.ファスナー以外の革を袋状になるように縫う。
※ファスナーによってはスライダーを引っ張らないと開閉できないのもあるので
 袋状に縫う前に若干開けておいた方がいいです。
4.裏返す。

~中~
1.ファスナーと同じ長さの細い革を用意(マチ幅によってサイズ変更)。
※端までは縫わないよう長さを調整します。
2.本体革のヘリを折り返して縫う時に『1.』の革を縫い合わせる。
※ファスナーエンドを長くした方が開けた時に
 口を最大まで広げて使うことができます。

~下~
1.ファスナーと同じ長さの細い革を用意(マチ幅によってサイズ変更)。
2.本体に縫い合わせる。
※縫い方によって外縫いか内縫いか変わってきます。

ファスナーに裏生地を付ける場合は革と生地の間に
ファスナーを挟むようにセットし縫います。
画像の順番に作成するとミシンでも手縫いでも進めることが可能です。
また、革を生地に変更すれば色々と選択肢が広がります。
取っ手を付ける場合は裏地取り付け前に本体へ縫います。
布生地へ取っ手を付けるときにカシメなどのみで取り付けると
重い物を入れたときに布への負担が大きくなるのでオススメできません。
帆布などはいけそうですね。
※今回の説明はコバ処理、取っ手作成などの工程は省いています。

ここをもっと詳しくなどがありましたらお問い合わせ願います。

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